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ごはんとおつまみレシピ

金麦スタイル流おせち 
お煮しめの写真

金麦スタイル流おせち
お煮しめ

落し蓋代わりに昆布を使って。
ひと工夫でおせちはこんなに愉しくなる!

2017年12月22日

1~2品、手づくりを入れれば
「わが家のおせち」に!

おせちの準備はどうしていますか?購入される方も少なくないと思いますが、幾品か手づくりのものが入るだけで「わが家のおせち」になります。人が集まるお正月。食卓を華やかに彩ってくれる、簡単かつ本格的な味わいのおせちをご紹介しましょう。「お煮しめ」は落し蓋代わりに昆布を使い、出汁にも具にも活用してしまう、大胆なアイデアレシピ。ふだんのおかずにもなるのでつくり方を覚えておくと重宝します。

材料(4~5人分)

  • 里芋 400g(約10個)
  • 蓮根 100g
  • 人参 100g
  • ごぼう 50g
  • こんにゃく 100g
  • 絹さや(茹でる) 10~12枚
  • 干し椎茸 25g(3~4枚)
  • 昆布(日高など早煮タイプ) 20~25㎝
  • 鰹節 6g
  • 淡口醤油 大さじ2
  • 砂糖 大さじ2
  • みりん 大さじ3

  • 【下準備】
  • ・干し椎茸は被るくらいの水で戻す。
  • ・こんにゃくはスプーンでひと口大にちぎり、下茹でする。

手順1 出汁をひく

手順1 出汁をひく

昆布は鍋のサイズに切り、600mlの水に5時間以上浸して火にかけ、沸騰寸前に昆布を引き上げる。鰹節を加えてすぐに火を止め、3分ほどおいて濾す。

手順2 下ごしらえ

手順2 下ごしらえ

里芋は皮をむいて水から7~8分ほど煮て、流水で表面のぬめりを流す。残りの野菜は皮をむいて乱切りに。干し椎茸は水気を絞って軸を落とし、食べやすい大きさに切る。

茹でた里芋はぬめりを流します
煮汁がにごらないので、味も見た目もクリアに炊き上がります。

手順3 煮る(1)

手順3 煮る(1)

鍋に出汁と調味料(淡口醤油、砂糖、みりん)を合わせて火にかけ、砂糖が溶けたら絹さや以外の材料を加えて煮る。

手順4 煮る(2)

手順4 煮る(2)

煮立ったら火を弱め、引き上げた昆布を落し蓋代わりにのせて30~40分ほど煮含める。具材が顔を出すほどに煮汁が減ったら火からおろし、粗熱を取る。

粗熱が取れるまで置くことで味がなじみます
煮物は温度が冷める過程で味がしみ込むので、煮えばなでなく、粗熱が取れるまで待って仕上げます。

手順5 仕上げる

手順5 仕上げる

昆布を取り出し、約2.5㎝角に切って鍋に戻して混ぜ合わせる。器に盛りつけ、茹でた絹さやを添える。

完成

完成

昆布は取り出した後、細く切って結べば「結び昆布」になります。