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ごはんとおつまみレシピ

太刀魚の生姜焼きの写真

太刀魚の生姜焼き

ふっくら脂ののった太刀魚を、爽やかな生姜焼きに。
香ばしく炒めた夏野菜のソテーを添えて。

2015年08月07日

最後に漬け汁を絡めて、
香ばしい焼き上がりに!

太刀魚は、体長1メートルほどもある平たい帯状の魚。その姿が「太刀(たち)」に似ていることから、また頭を上に向けて立ち泳ぎをすることから「立ち魚」の名が付いたといわれます。太刀魚には鱗がなく、代わりに指で触っただけで取れてしまうほど、繊細な銀色の粉で覆われています。脂の多い柔らかな身は、シンプルな塩焼きでもおいしいですが、今回は生姜焼きに。生姜の爽やかな香りと香ばしい醤油味は金麦のお供にも、ご飯のおかずにもなります。皮に切れ目を入れてから焼くと、薄い皮が剥がれることなく美しく仕上がります。

材料(2人分)

  • 太刀魚 4切れ(約200g)

  • 【漬け汁】
  • ・醤油 大さじ2
  • ・酒 大さじ3
  • ・おろし生姜 小さじ2
  •  
  • 小麦粉 適量
  • サラダ油 大さじ2
  • 少々
  • しし唐 6~8本
  • ズッキーニ 1/2本

手順1 切る(1)

手順1 切る(1)

ズッキーニは厚さ1cm弱の輪切りにし、しし唐はヘタを切り落とし、包丁の先で3カ所切り込みを入れる。

切り込みを入れて破裂を防ぐ
しし唐は切り込みを入れておくと、炒めた時に弾ける心配がなくなります。

手順2 下ごしらえ

手順2 下ごしらえ

太刀魚は腹の部分に血合いが残っていたら水で洗って取り除く。背びれの骨も気になるようならV字に包丁を入れて取り除く。

手順 切る(2)

手順 切る(2)

太刀魚を食べやすい大きさに筒切りにする。5mm幅の切れ目を入れる。

包丁の使い方
筒切りする際、骨が意外と硬いので上から叩くように切って。身が軟らかいけれど崩れません。焼いた時に皮が剥がれないよう、表面に切れ目を入れておきます。

手順4 塩を振る

手順4 塩を振る

太刀魚の両面に薄く塩を振り、30分ほど置き、出てきた水気をふき取る。

手順5 漬ける

手順5 漬ける

漬け汁の材料を混ぜ合わせ、太刀魚を5分ほど漬ける。漬け汁は仕上げに絡めるので取っておきます。

ジッパー付き保存袋に入れる
漬け汁が、万遍なく効率よく絡みます。

手順6 焼く(1)

手順6 焼く(1)

フライパンにサラダ油(大さじ1)を熱し、ズッキーニの両面を香ばしい焦げ目がつくまでじっくりと焼く。しし唐は時折箸で動かしながら炒める。いずれも軽く塩を振る。

手順7 まぶす

手順7 まぶす

太刀魚の表面の水気をふき取り、両面に小麦粉を薄くまぶす。

手順8 焼く(2)

手順8 焼く(2)

フライパンにサラダ油(大さじ1)を熱し、太刀魚を切れ目のある方を下にして焼く。7割方火が通ったら裏返して焼く。

手順9 絡める

手順9 絡める

太刀魚の全体に火が通ったら、キッチンペーパーでフライパンの油をふき取り、漬け汁を回しかける。漬け汁が太刀魚に絡むくらいに煮詰まったら器に盛り、焼いたズッキーニとしし唐を添える。

焼き油はふき取る
魚から出た油は、漬け汁を加える前にキッチンペーパーでふき取ります。

完成

完成

生姜と醤油の味が染みて、冷めてもおいしくいただけます。レタスやキャベツなど生野菜を付け合わせても。