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季節を感じる食卓の演出

季節を感じる食卓の演出

春らしい陽気になってきた3月。
いつもの食卓に季節感を取り入れて、食事の時間にも四季を感じる楽しみ方をご紹介します。

2020年03月06日

来住昌美

スタイリスト来住昌美MASAMI KISHI

インテリアや食など暮らしまわりのスタイリストとして活躍。
仕事柄、普段から器に目がなく、旅先ではその土地の焼きものや工芸品を探すのが楽しみ。
そろそろ趣味の金継ぎを再開しようと目論んでいるところ。

少しずつ春らしい陽気になってきた3月。
新年度を控えたこの時期は、毎日の暮らしに何か新しいコトやものを取り入れて、新鮮な気分を味わいたくなりますよね。
そこで今回は、いつもの食卓に季節感を取り入れて、食事の時間にも四季を感じる楽しみ方をご紹介します。
ファブリックや器、身近な小物を使って手軽に雰囲気を変えるアイデアを、スタイリストの来住昌美さんに教えていただきます。

がらりと印象を変える「色」を味方に。

普段の食卓の印象を素早く変えるには、やはりベースとなるテーブルの“面”の色を変えるのが一番の近道。
来住さんが春をイメージして用意してくれたのは、やさしいミモザ色のテーブルクロスやペールトーンのランチョンマットです。

「清々しい春の気候には、淡くやさしい色合いや軽やかな麻素材のファブリックが似合いますよね。
秋冬はこっくりとした濃い色味でまた違った雰囲気を楽しむことも。
クロスは面積が広い分、1枚掛けるだけでパッと印象が変わるのでシーズンごとに何枚か持っておくと便利ですよ。
より手軽なランチョンマットは、春夏の場合、あえて同じ色で揃えずに別々の色を使うのも、テーブルがより明るく楽しい雰囲気になっておすすめです」

「がらりと印象を変える「色」を味方に。」のイメージ

また、ご近所さんや友人を招いてのホームパーティで活躍するのが、ペーパーナプキン。
最近は色柄が豊富にあるので、手軽にテーブルの差し色として使えます。
定番のカトラリーの下に敷く以外に、どんな使い方が?

「例えば、オーブン料理やガラス容器と下皿の間にアクセントとして敷いたり、ジャムの瓶の蓋にカバーのようにあしらったり。定形の正方形のままではなくて、添える器に合わせて折ったり切ったりのひと手間を加えると、さらに使う幅が広がりますよ」

イメージ

季節を連想させる「植物」と「柄小物」をプラス

インテリアにみずみずしさを与えてくれる植物は、もちろんテーブルコーディネートでも大活躍!
とはいえ「花を活ける」となると、少しハードルが高く感じてしまいます……。

「無理にお花を活けようとせず、庭の草花や葉ものを飾るだけでもよいと思います。
今回はローズマリーやユーカリ、ゼラニウムなど身近なハーブを、ガラスの容器に入れて春らしくさわやかな雰囲気にまとめました。秋冬であれば、実ものや枝ものを陶器や木の器と合わせると、落ち着いたぬくもりのあるシーンを演出できますよ」

そして、来住さんがさり気なくコーヒーサーバーの鍋敷きとして使っていたのが、モロッコ風の柄入りタイル。

「熱いものや冷たいものをさっと置くときにタイルって便利なんです。
ポットなどの下敷きにしてもよいし、そのまま置いておくだけでもテーブルのポイントになります。
季節ごとのイメージに合う色柄を取り入れてみるのも楽しいですね」

「季節を連想させる「植物」と「柄小物」をプラス」のイメージ

四季の移ろいを感じる食卓の演出。

「色」と「もの」の取り入れ方で、食卓に季節の彩りをプラスするコツを教えてもらった今回。
なんだかいつものおかずと「金麦」が、より一層おいしく感じられる気がしませんか?
芽吹きの春、旬の食材と季節感のある食卓の演出で、いつもよりちょっとだけ心がはずむ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

「四季の移ろいを感じる食卓の演出。」のイメージ