vol.371

2021年02月

蛤とセリのリゾット

蛤の旨みを引き出すシャブリとのマリアージュ

調理時間:60分以上

2021年02月

蛤とセリのリゾット

写真:中本 浩平

材料(2人分)

  • 蛤 4~6個
  • セリ 1束
  • 玉ねぎみじん切り 大さじ2
  • 米 1カップ
  • 白ワイン 100cc
  • バター 大さじ2
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 蛤の蒸し汁+水 500~600cc
  • パルメザンチーズ(すりおろし) 大さじ2
  • 塩 適量
  • 粗びき白こしょう 適量

  1. 蛤は殻をよく洗い、砂抜きをする。セリは2㎝長さに切る。

  2. 鍋にオリーブオイルを熱し、蛤を加える。全体に油がまわったら白ワインを加えてふたをし、口があいたら、ざるにあけ、蒸し汁と貝をわけておく。

  3. (2)の鍋にバター(大さじ1)、玉ねぎを入れて火にかけ、玉ねぎが透き通るまで焦がさないように炒める。米も加えて表面が軽く透き通るまで炒める。弱火にし、蒸し汁+水を最初にお玉一杯分くらい加える。数回に分けて水分を加え途中軽く混ぜながら約18~20分ほど米が好みの固さになるまで炊く。塩で味をととのえ、バター(大さじ1)、チーズ、セリを加えてさっと混ぜ合わせる。お皿に盛り、蛤をのせ、粗びき白こしょうをふる。

レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/

この料理に合うワイン

今回のレシピは、蛤とセリのリゾットです。ハマグリ(蛤、浜栗)は、マルスダレガイ科に分類される二枚貝で、日本では、古くから親しまれてきた貝です。貝塚から多数出土するのは勿論の事で、平安時代には、もう、貝合わせという遊びにも使われていました。これは、蛤の貝殻を何千個集めても、ピッタリと合わさるのは、元々の貝殻の対しかない事を使った遊びです。 続きを見る