vol.286

2017年08月

トマトのファルシー

トマトとロゼの色鮮やかで旨み引き立つマリアージュ!

調理時間:30分〜60分

2017年08月

トマトのファルシー

写真:中本 浩平

材料(2人分)

  • トマト 4個
  •  
  • 塩 少々
  • パン粉 適量
  • オリーブオイル 適量
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  •  
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  •  
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  • <フィリング>
  • 合挽き肉 100g
  • にんにくみじん切り 小さじ1/2
  • ベーコンみじん切り 1枚分
  • 玉ねぎみじん切り 大さじ2
  • オリーブオイル 大さじ1/2
  • 牛乳 大さじ2
  • パン粉 1/2カップ
  • ドライオレガノ 小さじ1
  • 塩 小さじ1/2
  • 粗びき黒こしょう 適量

  1. トマトは上部1/3を切り取り、中身をスプーンなどでくり抜く。(中身は取っておく)

  2. フライパンにオリーブオイル大さじ1/2、にんにく、ベーコンを入れて弱火で炒める。香りがたったら中火にして玉ねぎを加え、しんなりするまで炒める。

  3. ボウルに(2)とフィリングの他の材料、くり抜いたときに出した中身を合わせ、よく混ぜ合わせる。

  4. (1)のトマトの底に塩少々をふって(3)を詰め、パン粉適量をのせる。 天板に並べてオリーブオイル少々をかける。220℃に熱したオーブンで15分ほど焼き、仕上げにオリーブオイル適量をかける。

レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/

この料理に合うワイン

今回のレシピは、トマトのファルシーです。ファルシーは、例えばピーマンの肉詰めの様な「詰める」料理を指していますが和製のフランス語です。本来はfarce(ファルス)であるべき所が、なぜか日本ではファルシーで定着しました。英語ではstuffed(スタッフド)を使います。トマトはナス科ナス属の植物で南アメリカのアンデス高原のペルーやエクアドルあたりが原産と言われています。学名はSolanum lycopersicumです。lycopersicumは狼を指すギリシャ語のlycosとpersica=桃を合わせた名前、つまり「狼の桃」なのです。 続きを見る