サントリー ワイン スクエア

歴史History

チリのプレミアム ワインの
パイオニアを目指して。

19世紀中頃までにはヨーロッパの一大財閥として成長したロスチャイルド家(ロートシルトの英語読み)は、1868年にボルドー地方メドック地区の公式格付けグランクリュ第1級の第1位、シャトー ラフィットを所有し、ワイン事業を本格的に展開するためにドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット社を設立しました。時代は進み1988年、ワイン事業を世界で展開するためにドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット社は、1750年創業のビニャ ロス ヴァスコスを取得、経営を開始します。「チリにおけるプレミアムワインのパイオニアになる」。そのために無数のワイナリーの中から厳選に厳選を重ねた、いわば〈ダイヤモンドの原石〉。それがビニャ ロス ヴァスコスでした。最大の魅力は、プレミアムワインづくりに理想的な微気候=ミクロクリマ。三方を山で囲まれたコルチャグア ヴァレーのカニェテン盆地は太平洋から約40キロメートル。夜の間に吹き込んだ海からの冷涼な風が、日中の強い日射による気温の上昇を緩和し、ぶどうの完熟をうながします。また、充分な水源があり、霜害のリスクが少ない半乾燥土壌であることなども理想にかなっていたのです。理想的な土地であるからこそ、リュットレゾネ(減農薬農法)が実現できています。ロス ヴァスコスのラベルには、ロスチャイルド家の紋章「伝統と上質の5本の矢」が描かれています。これは高い品質の証。ドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット社がうみ出したすべてのワインには5本の矢のロゴが使われているのです。

信念Philosophy

この地で醸される
ラフィット エレガンス。

ドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット社は、本拠地ボルドーからテクニカルディレクターであるオリヴィエ・トレゴアを、定期的にチリのロス ヴァスコスに派遣しています。その統括菅理のもと、この恵まれた土地のメリットを最大限に活かすべく、土壌の地質を区画ごとに分析し、最も適したぶどうの樹に植え替え、最新の設備を導入するなどシャトー ラフィットの知識と技術を惜しみなく注いできました。現在では、4,000ヘクタールもの広大な所有地のうち640ヘクタールの厳選した土壌にぶどうを作付、贅沢で高品質のワインづくりを行なっています。プレミアム ワインづくりのポテンシャルをロス ヴァスコスに見出した先見性。それは、テロワールに関する知識の蓄積、植樹されたぶどうの樹齢とともに磨きがかかり、バランスや表現、複雑性をそなえた新たな魅力となって実証されています。まさにラフィット エレガンスが生きていると言えるでしょう。

ワインづくりWine Making

土地のメリットを最大限に。

ロス ヴァスコスでは、ぶどうの収穫の大半は手摘みで行なっています。シャルドネとソーヴィニヨン・ブランは、若々しさとアロマを保つため低温発酵し、熟成。その後すぐボトルに詰めます。赤ワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンなどの、各区画ごとに収穫したぶどうを、それぞれ別のステンレスタンクで発酵し、熟成。テイスティングを重ねて、アッサンブラージュ(ブレンド)していきます。グランド レゼルブ以上のワインはその一部をボルドーのポーイヤックにあるシャトー ラフィット所有の樽工房でつくったフレンチオーク樽で熟成させています。テロワールの長所、その複雑性を活かしながら、バランス良く上品に仕上げるワインメイキング、これこそがチリで類のないエレガントさをうみ出しているのです。

ラインナップLineup

ロス ヴァスコス
カベルネ・ソーヴィニヨン

LOS VASCOS CABERNET SAUVIGNON

チリ/コルチャグア ヴァレー
ビニャ ロス ヴァスコス
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
赤・ミディアムボディ

LightMediumFull

ロス ヴァスコスの中でも、「ボルドースタイルのチリのカベルネ」として定番的に親しまれているワイン。果実のポテンシャルをそのまま活かすため、温度管理されたステンレスタンクで発酵し、熟成させています。香り豊かでブルーベリーやスミレを思わせる心地良い香りと、クローブやナツメグを連想させるスパイシーさもあります。チリらしい涼やかな酸があり、果実の自然な凝縮感もある、程良いボディのワイン。タンニンの量は比較的豊かなのですが、キメが細かくシルキーです。

ロス ヴァスコス
シャルドネ

LOS VASCOS CHARDONNAY

チリ/カサブランカ ヴァレー、コルチャグア ヴァレー
ビニャ ロス ヴァスコス
ぶどう品種:シャルドネ
白・辛口

辛口12345甘口

自社畑の冷涼な地区と、チリ屈指の白ワインの優良生産地カサブランカの長期契約の畑のぶどうを厳選して使用。果実のポテンシャルをそのまま活かすため、温度管理されたステンレスタンクで発酵し、熟成させています。青リンゴを思わせる爽やかさと、カスミソウやアカシアの白くほのかに甘い花を連想させる香り。シャルドネらしい芯のしっかりした、すっきり軽やかな辛口。キレのある酸味とミネラルの余韻が心地良いワインです。

ロス ヴァスコス
ソーヴィニヨン・ブラン

LOS VASCOS SAUVIGNON BLANC

チリ/カサブランカ ヴァレー、他
ビニャ ロス ヴァスコス
ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン
白・辛口

辛口12345甘口

ぶどうは適地適品種に基づき、チリ屈指の白ワインの優良生産地カサブランカなどで長期契約の畑のぶどうを使用。果実のポテンシャルをそのまま活かすため、温度管理されたステンレスタンクで発酵し、熟成させています。グレープフルーツのような爽やかな香り立ち、アカシアの花の印象もあります。ソーヴィニヨン・ブランとしては香りの量は控えめでエレガント。瑞々しい酸とミネラルの余韻が心地良いワインです。

ロス ヴァスコス
ロゼ

LOS VASCOS ROSÉ

チリ/コルチャグア ヴァレー
ビニャ ロス ヴァスコス
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン/シラー
ロゼ・辛口

辛口12345甘口

収穫してすぐにプレスをすることでそれぞれのぶどう品種の持つアロマと爽やかさをよく引き出しています。少し明るく、美しいロゼカラー。ラズベリーやサクランボを連想させる香り。少し時間が経つと甘やかでチャーミングな香りが出てきます。香りとは裏腹に男性的な味わいで、キレのある酸味と、ほんのりと感じられる渋味が味わいを引き締める本格的辛口ロゼワインです。アペリティフとして楽しめ、スパイシーな料理との相性も抜群です。

ロス ヴァスコス
グランド レゼルブ

LOS VASCOS GRANDE RESERVE

チリ/コルチャグア ヴァレー
ビニャ ロス ヴァスコス
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール/シラー/マルベック
赤・フルボディ

LightMediumFull

コルチャグア ヴァレーのテロワールが持つポテンシャルとラフィット エレガンスを色濃く反映した逸品。「ロス ヴァスコス」を余すところなく表現しています。樹齢の高い樹の完熟ぶどうを厳選して、伝統的なボルドーの技術で醸造しています。ボルドーにあるシャトー ラフィット所有の樽工房でつくられたフレンチオークの小樽で12ヵ月間熟成。カシス、ブラックチェリー、バラのような香り、クローブやナツメグなどのスパイスや、バニラや炙ったアーモンド、チョコレートのニュアンス。口に含むと力強い果実の凝縮と豊かなタンニンと大きな構造感があるワインです。

ロス ヴァスコス
カルメネール グランド レゼルブ

LOS VASCOS CARMENERE GRANDE RESERVE

チリ/コルチャグア ヴァレー
ビニャ ロス ヴァスコス
ぶどう品種:カルメネール
赤・フルボディ

LightMediumFull

フランスからほとんど姿を消し、チリに生き残った象徴的品種=カルメネールを100%使用。手摘みで丁寧に収穫され、ボルドーにあるシャトー ラフィット所有の樽工房でつくられたフレンチオークの小樽で12ヵ月熟成しています。シャトー ラフィットに通じる技術と情熱を注いだ逸品です。色は濃く、黒みを帯びた赤。複雑で華やかな香り。ブラックチェリーやバラの印象、熟成による広がりとリッチな構造感があるワインです。