vol.323

2019年02月

ヒラメのカルパッチョ ラヴィゴットソース

ドライなスパークリングワインと楽しむ爽やかなマリアージュ

調理時間:15分~30分

2019年02月

ヒラメのカルパッチョ ラヴィゴットソース

写真:中本 浩平

材料(2人分)

  • ヒラメ(刺身用) 1冊
  • <ソース>
  • トマト 小1個
  • きゅうり 1/2本
  • にんにくすりおろし 小さじ1
  • 白ワインビネガー 大さじ2
  • バルサミコ酢 大さじ1
  • 粗びき白こしょう 少々
  •  
  •  
  • 玉ねぎ 1/4個
  • 黒オリーブ 10個
  • セロリ 10cm
  • オリーブオイル 大さじ3
  • 塩  小さじ1

  1. トマトは湯剥きして5mm角に、玉ねぎ、きゅうり、オリーブ、セロリは粗みじん切りにする。

  2. ボウルに、にんにくすりおろし、白ワインビネガー、バルサミコ酢、塩、こしょうを入れ、よく混ぜる。塩が溶けたらオリーブオイルを加えさらに混ぜる。(1)を加え合わせ、冷蔵庫で冷やす。

  3. ヒラメは薄くスライスしてお皿に並べ、(2)をかける。

レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/

この料理に合うワイン

今回の料理は、ヒラメのカルパッチョ ラヴィゴットソースです。ヒラメは、カレイ目ヒラメ科に属する魚です。海底にへばりつく為に、目と口を片側に移動させるように進化したフラウンダー(flounder)と呼ばれる魚の仲間です。カレイも同じような進化をしましたが、ヒラメの多くは、目のある方が体の左側、カレイの多くは右側です。卵から生まれたばかりのヒラメの稚魚の目は、普通の魚のように両側にありますが、体長が1cmを超えるあたりから、徐々に右目が移動していきます。口は、あった場所からあまり移動しないのですが、大きく移動する右目との位置関係から、口も移動しているような錯覚に陥ります。海底にへばりつくようになると、頭の上を通過する小魚や甲殻類などを捕食するようになります。カレイと同じように、いつもじっとしているイメージがあるかもしれませんが、かなり活動的で、海底から1m以上ジャンプするように小魚を捕らえる事もあります。 続きを見る