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サントリー学芸賞

受賞者一覧・選評

部門別一覧

社会・風俗

(所属・役職等は受賞時のもの、敬称略)

受賞年 受賞者 所属・役職 受賞作品 選評 受賞の
ことば
2023年 阿部 卓也 愛知淑徳大学創造表現学部准教授 『杉浦康平と写植の時代 ─ 光学技術と日本語のデザイン』
2023年 小俣ラポー日登美 京都大学白眉センター/人文科学研究所特定准教授 『殉教の日本 ─ 近世ヨーロッパにおける宣教のレトリック』
2022年 岩間 一弘 慶應義塾大学文学部教授 『中国料理の世界史 ―― 美食のナショナリズムをこえて』
2022年 藪 耕太郎 仙台大学体育学部准教授 『柔術狂時代 ―― 20世紀初頭アメリカにおける柔術ブームとその周辺』
2021年 小島 庸平 東京大学大学院経済学研究科准教授 『サラ金の歴史 ―― 消費者金融と日本社会』
2021年 竹倉 史人 人類学者/独立研究者 『土偶を読む ―― 130年間解かれなかった縄文神話の謎』
2020年 伊藤 亜紗 東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター准教授 『記憶する体』を中心として
2020年 志村 真幸 南方熊楠顕彰会理事、慶應義塾大学非常勤講師 『南方熊楠のロンドン ― 国際学術雑誌と近代科学の進歩』
2019年 小泉 悠 東京大学先端科学技術研究センター特任助教 『「帝国」ロシアの地政学―「勢力圏」で読むユーラシア戦略』
2019年 藤原 辰史 京都大学人文科学研究所准教授 『分解の哲学―腐敗と発酵をめぐる思考』
2018年 溝井 裕一 関西大学文学部教授 『水族館の文化史―ひと・動物・
モノがおりなす魔術的世界』
2017年 遠藤 正敬 早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員 『戸籍と無戸籍 ―― 「日本人」の輪郭』
2017年 福間 良明 立命館大学産業社会学部教授 『「働く青年」と教養の戦後史 ―― 「人生雑誌」と読者のゆくえ』
2016年 木村 洋 熊本県立大学文学部准教授 『文学熱の時代』
2015年 滝澤 克彦 長崎大学准教授 『越境する宗教 モンゴルの福音派』
2014年 小川 和也 中京大学教授 『儒学殺人事件』
2014年 通崎 睦美 木琴/マリンバ奏者 『木琴デイズ』
2013年 中西 竜也 京都大学特定助教 『中華と対話するイスラーム』
2013年 青木 深 一橋大学特任講師 『めぐりあうものたちの群像』
2012年 酒井 隆史 大阪府立大学准教授 『通天閣』
2012年 渡辺 一史 フリーライター 『北の無人駅から』
2011年 小川 さやか 国立民族学博物館機関研究員 『都市を生きぬくための狡知』
2010年 米田 綱路 図書新聞スタッフライター 『モスクワの孤独』
2009年 持田 叙子 近代文学研究者 『荷風へ、ようこそ』
2009年 秋山 聰 東京大学准教授 『聖遺物崇敬の心性史』
2008年 平松 剛 ノンフィクション作家 『磯崎新の「都庁」』
2008年 片山 杜秀 慶應義塾大学准教授 『音盤考現学・音盤博物誌』
2007年 ヨコタ村上 孝之 大阪大学准教授 『色男の研究』
2007年 福岡 伸一 青山学院大学教授 『生物と無生物のあいだ』
2006年 マイク・モラスキー ミネソタ大学准教授 『戦後日本のジャズ文化』
2004年 渡辺 靖 慶應義塾大学助教授 『アフター・アメリカ』』
2004年 黒岩 比佐子 ノンフィクションライター 『「食道楽」の人 村井弦斎』
2003年 瀬川 千秋 翻訳家・フリーランスライター 『闘蟋(とうしつ)』』
2003年 佐藤 卓己 国際日本文化研究センター助教授 『「キング」の時代』』
2002年 切通 理作 文筆者 『宮崎駿の<世界>』
2002年 河東 仁 立教大学助教授 『日本の夢信仰』』
2001年 野崎 歓 東京大学助教授 『ジャン・ルノワール 越境する映画』を中心として
2001年 春日 直樹 大阪大学教授 『太平洋のラスプーチン』
2000年 武田 徹 ジャーナリスト・評論家 『流行人類学クロニクル』
2000年 勝見 洋一 著述業 『中国料理の迷宮』
1999年 結城 英雄 法政大学教授 『「ユリシーズ」の謎を歩く』
1999年 古田 博司 筑波大学助教授 『東アジアの思想風景』を中心として
1998年 四方田 犬彦 明治学院大学教授 『映画史への招待』を中心として
1998年 原 武史 山梨学院大学助教授 『「民都」大阪対「帝都」東京』
1997年 港 千尋 多摩美術大学助教授 『記憶』
1997年 西川 恵 毎日新聞社ローマ支局長 『エリゼ宮の食卓』
1996年 小熊 英二 東京大学博士課程 『単一民族神話の起源』
1996年 安 克昌 神戸大学助手 『心の傷を癒すということ』
1995年 武田 雅哉 北海道大学助教授 『蒼頡たちの宴』
1995年 奥本 大三郎 埼玉大学教授 『楽しき熱帯』
1994年 大塚 英志 評論家 『戦後まんがの表現空間』
1994年 上野 千鶴子 東京大学助教授 『近代家族の成立と終焉』
1993年 松山 巖 評論家 『うわさの遠近法』
1992年 劉 岸偉 札幌大学助教授 『東洋人の悲哀』
1992年 倉沢 愛子 在インドネシア日本大使館専門調査員 『日本占領下のジャワ農村の変容』
1991年 川本 三郎 評論家 『大正幻影』
1990年 劉 香織 東京大学博士課程 『断髪』
1990年 上垣外 憲一 国際日本文化研究センター助教授 『雨森芳洲』
1989年 養老 孟司 東京大学教授 『からだの見方』
1989年 原田 信男 札幌大学女子短期大学部助教授 『江戸の料理史』
1989年 荒俣 宏 作家・翻訳家 『世界大博物図鑑 第2巻 魚類』
1988年 鳴海 邦碩 大阪大学助教授 『アーバン・クライマクス』を中心として
1988年 梶田 孝道 津田塾大学助教授 『エスニシティと社会変動』
1987年 袴田 茂樹 青山学院大学教授 『深層の社会主義』
1987年 長島 伸一 長野大学講師 『世紀末までの大英帝国』
1986年 堀内 勝 中部大学教授 『ラクダの文化誌』
1986年 藤森 照信 東京大学助教授 『建築探偵の冒険・東京篇』
1986年 大貫 恵美子 ウィスコンシン大学教授 『日本人の病気観』
1985年 陣内 秀信 法政大学助教授 『東京の空間人類学』
1985年 青木 保 大阪大学教授 『儀礼の象徴性』
1984年 西部 邁 東京大学助教授 『生まじめな戯れ』を中心として
1984年 天野 郁夫 東京大学教授 『試験の社会史』
1983年 向井 敏 批評家 『虹をつくる男たち』
1983年 船橋 洋一 朝日新聞社記者 『内部(neibu)』
1982年 本間 千枝子 主婦 『アメリカの食卓』
1982年 浜口 恵俊 大阪大学助教授 『間人主義の社会 日本』
1981年 平川 祐弘 東京大学教授 『小泉八雲』を中心として
1981年 金子 務 中央公論社『自然』編集部次長 『アインシュタイン・ショック』
1981年 岡崎 久彦 駐米日本国大使館公使 『国家と情報』
1980年 立川 昭二 北里大学教授 『歴史紀行 死の風景』
1979年 藤原 房子 日本経済新聞社記者 『手の知恵』
1979年 福田 紀一 大阪・明星学園教諭 『おやじの国史とむすこの日本史』
1979年 日下 公人 日本長期信用銀行参与 『新・文化産業論』

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