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サントリー学芸賞

受賞者一覧・選評

部門別一覧

思想・歴史

(所属・役職等は受賞時のもの、敬称略)

受賞年 受賞者 所属・役職 受賞作品 選評 受賞の
ことば
2023年 池田 真歩 北海学園大学法学部准教授 『首都の議会 ─ 近代移行期東京の政治秩序と都市改造』
2023年 新城 道彦 フェリス女学院大学国際交流学部教授 『朝鮮半島の歴史 ─ 政争と外患の六百年』
2022年 筒井 清輝 スタンフォード大学社会学部教授 『人権と国家 ―― 理念の力と国際政治の現実』
2022年 中 真生 神戸大学大学院人文学研究科教授 『生殖する人間の哲学 ―― 「母性」と血縁を問いなおす』
2021年 上村 剛 日本学術振興会特別研究員 『権力分立論の誕生 ―― ブリテン帝国の『法の精神』受容』
2021年 北村 陽子 名古屋大学大学院人文学研究科准教授 『戦争障害者の社会史 ―― 20世紀ドイツの経験と福祉国家』
2020年 梅澤 礼 富山大学人文学部准教授 『囚人と狂気 ― 一九世紀フランスの監獄・文学・社会』
2020年 小山 俊樹 帝京大学文学部教授 『五・一五事件 ― 海軍青年将校たちの「昭和維新」』
2019年 板東 洋介 皇學館大学文学部准教授 『徂徠学派から国学へ―表現する人間』
2019年 古田 徹也 東京大学大学院人文社会系研究科准教授 『言葉の魂の哲学』
2018年 島田 英明 日本学術振興会特別研究員 『歴史と永遠―
江戸後期の思想水脈』
2018年 新居 洋子 日本学術振興会特別研究員 『イエズス会士と普遍の帝国―
在華宣教師による文明の翻訳』
2018年 山本 芳久 東京大学大学院総合文化研究科准教授 『トマス・アクィナス 理性と神秘』
2017年 左地 亮子 国立民族学博物館グローバル現象研究部機関研究員 『現代フランスを生きるジプシー ―― 旅に住まうマヌーシュと共同性の人類学』
2017年 前田 亮介 北海道大学大学院法学研究科准教授 『全国政治の始動 ―― 帝国議会開設後の明治国家』
2016年 熊谷 英人 明治学院大学法学部専任講師 『フランス革命という鏡』
2016年 高山 大毅 駒澤大学文学部講師 『近世日本の「礼楽」と「修辞」』
2015年 奈良岡 聰智 京都大学教授 『対華二十一ヵ条要求とは何だったのか』
2014年 福嶋 亮大 京都造形芸術大学非常勤講師、日本学術振興会特別研究員 『復興文化論』
2014年 本田 晃子 北海道大学共同研究員 『天体建築論』
2013年 将基面 貴巳 ニュージーランド・オタゴ大学准教授 『ヨーロッパ政治思想の誕生』
2013年 工藤 晶人 学習院女子大学准教授 『地中海帝国の片影』
2012年 髙山 裕二 日本学術振興会特別研究員 『トクヴィルの憂鬱』
2012年 篠田 英朗 広島大学平和科学研究センター准教授 『「国家主権」という思想』
2011年 伊達 聖伸 上智大学准教授 『ライシテ、道徳、宗教学』
2011年 隠岐 さや香 広島大学准教授 『科学アカデミーと「有用な科学」』
2010年 田中 久美子 東京大学准教授 『記号と再帰』
2009年 松森 奈津子 静岡県立大学講師 『野蛮から秩序へ』
2009年 池内 恵 東京大学准教授 『イスラーム世界の論じ方』
2008年 松木 武彦 岡山大学准教授 『列島創世記』
2008年 日暮 吉延 鹿児島大学教授 『東京裁判』
2007年 納富 信留 慶應義塾大学准教授 『ソフィストとは誰か?』
2007年 宇野 重規 東京大学准教授 『トクヴィル 平等と不平等の理論家』
2006年 中島 秀人 東京工業大学助教授 『日本の科学/技術はどこへいくのか』を中心として
2006年 苅部 直 東京大学教授 『丸山眞男』を中心として
2005年 村井 良太 駒澤大学講師 『政党内閣制の成立 一九一八〜二七年』
2005年 関口 すみ子 法政大学助教授 『御一新とジェンダー』
2005年 苅谷 剛彦 東京大学教授 『教育の世紀』を中心として
2004年 平野 聡 東京大学助教授 『清帝国とチベット問題』
2003年 六車 由実 東北芸術工科大学研究員 『神、人を喰う』
2003年 ロバート・D・エルドリッヂ 大阪大学助教授 『沖縄問題の起源』
2002年 田中 純 東京大学助教授 『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』
2001年 長尾 伸一 名古屋大学助教授 『ニュートン主義とスコットランド啓蒙』
2001年 菅野 覚明 東京大学助教授 『神道の逆襲』
2000年 新宮 一成 京都大学教授 『夢分析』を中心として
2000年 酒井 健 法政大学教授 『ゴシックとは何か』
2000年 金森 修 東京水産大学教授 『サイエンス・ウォーズ』
1999年 下條 信輔 カリフォルニア工科大学教授 『<意識>とは何だろうか』を中心として
1999年 東 浩紀 日本学術振興会特別研究員 『存在論的、郵便的』
1998年 山内 進 一橋大学教授 『北の十字軍』を中心として
1998年 豊永 郁子 九州大学助教授 『サッチャリズムの世紀』
1997年 三谷 博 東京大学教授 『明治維新とナショナリズム』
1997年 広田 照幸 東京大学助教授 『陸軍将校の教育社会史』
1996年 坂本 達哉 慶應義塾大学教授 『ヒュームの文明社会』
1996年 王 柯 神戸大学助教授 『東トルキスタン共和国研究』
1995年 杉山 正明 京都大学助教授 『クビライの挑戦』
1995年 石川 達夫 広島大学助教授 『マサリクとチェコの精神』
1994年 本村 凌二 東京大学教授 『薄闇のローマ世界』
1994年 園田 英弘 国際日本文化研究センター教授 『西洋化の構造』
1994年 小杉 泰 国際大学助教授 『現代中東とイスラーム政治』
1993年 高山 博 東京大学助教授 『中世地中海世界とシチリア王国』
1993年 佐々木 力 東京大学教授 『近代学問理念の誕生』
1992年 新村 拓 神奈川県立茅ケ崎高校定時制教諭 『老いと看取りの社会史』を中心として
1992年 坂本 一登 北海学園大学助教授 『伊藤博文と明治国家形成』
1991年 山室 恭子 神戸大学助教授 『中世のなかに生まれた近世』
1991年 坂本 多加雄 学習院大学教授 『市場・道徳・秩序』
1990年 西村 清和 埼玉大学教授 『遊びの現象学』
1990年 石川 九楊 書家 『書の終焉』
1989年 鷲田 清一 関西大学教授 『分散する理性』および『モードの迷宮』
1989年 堀池 信夫 筑波大学助教授 『漢魏思想史研究』
1989年 安野 眞幸 弘前大学教授 『バテレン追放令』
1988年 笠谷 和比古 国文学史料館助手 『主君「押込(おしこめ)」の構造』
1987年 山内 昌之 東京大学助教授 『スルタンガリエフの夢』
1987年 延広 真治 東京大学助教授 『落語はいかにして形成されたか』
1986年 坂部 恵 東京大学教授 『和辻哲郎』を中心として
1986年 今田 高俊 東京工業大学助教授 『自己組織性』
1986年 井上 達夫 千葉大学助教授 『共生の作法』
1985年 二木 謙一 国学院大学助教授 『中世武家儀礼の研究』
1985年 武田 佐知子 大阪外国語大学助教授 『古代国家の形成と衣服制』
1985年 佐伯 啓思 滋賀大学助教授 『隠された思考』
1984年 中沢 新一 東京外国語大学助手 『チベットのモーツァルト』
1984年 菅野 盾樹 大阪大学助教授 『我、ものに遭う』
1983年 増成 隆士 筑波大学助教授 『思考の死角を視る』
1983年 本城 靖久 著述、翻訳業 『グランド・ツアー』
1983年 有泉 貞夫 東京商船大学教授 『星亨』
1982年 中村 良夫 東京工業大学教授 『風景学入門』
1982年 清水 廣一郎 広島大学教授 『中世イタリア商人の世界』
1981年 吉沢 英成 甲南大学教授 『貨幣と象徴』
1981年 塩野 七生 評論家 『海の都の物語』
1980年 野口 武彦 神戸大学助教授 『江戸の歴史家』
1980年 阿部 謹也 一橋大学教授 『中世を旅する人びと』

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