サステナビリティ

健康経営

考え方・方針

  • 健康経営銘柄2023
  • 健康経営優良法人ホワイト500 2023

健やかさの実現を目指して

サントリー⾷品インターナショナルでは、社員一人一人、そしてご家族が⼼⾝ともに「健やか」でいることを⽬指し「健康経営」を推進しています。一人一人がより「健やか」な状態であるように⼼がけること、それが、充実した毎⽇の⽣活、やりがいをもって働くことにつながり、我々が⽬指すSBF Visionの実現への原動⼒となると考えています。
健康診断の充実、さまざまな疾病につながる⽣活習慣病の予防を重点領域として、各種施策を展開しています。また気軽に産業医や看護職に相談できる体制づくり、新たな相談窓⼝の拡充などを進め、⽇常的なサポートの充実にも努めています。⼼⾝の「健やかさ」を⼟台として、全員が仕事もプライベートも相互に⾼め合いながら成⻑し、お客様にも「健やかさ」をお届けできるようになることを⽬指していきます。

サントリー⾷品インターナショナル株式会社代表取締役社長
⼩野 真紀⼦

サントリーの⽬指す健康経営

2014年にサントリー食品インターナショナルを含むサントリーグループとして「健康づくり宣⾔」を行い、2016年に経営層がGCHO(Global Chief Health Officer:健康管理最⾼責任者)に就任し新たに「健康経営宣⾔」を⾏いました。

健康経営宣言(2016年制定)

従業員・家族の健康が
サントリーの挑戦・革新の源である
という考えのもと、
全従業員が心身ともに健康で
やる気に満ちて働いている状態を目指します。

基本方針

  • 職場の環境整備や働き方改革を通して、従業員の健康基盤づくりを推進します。
  • 従業員への健康情報の提供や個別支援を通して、ヘルスリテラシー向上に取り組みます。
  • 生活習慣の改善とともに予防、早期発見、両立支援などからだの健康づくりを推進します。
  • 一人ひとりがメンタルヘルスを理解し、適切に心のケアができるよう支援します。
  • 取り組みを通して従業員と家族の“人間の生命の輝き”の実現を目指します。

健康経営の意義

従業員と家族の健康の維持・増進に取り組むことが、公私ともに充実した時間の拡がりにつながります。 その結果業績の向上が進み、さらなる人材への投資、そして環境投資など社会課題解決への投資を拡大することができます。 我々は健康経営を推進することで、私たちの志であるGrowing for Goodを実現します。

推進体制

社内環境整備方針

サントリー食品インターナショナルを含むサントリーグループは、従業員・家族の健康がサントリーの挑戦・革新の源であるという考えのもと、全従業員が心身ともに健康でやる気に満ちて働いている状態を目指しています。
2016年に「健康経営宣言」を掲げ、Global Chief Health Officer(健康管理最高責任者)が中心となり、全従業員の健康をサポートする体制を構築し、従業員が自ら取り組むべき項目を具体的に掲げ、健康意識を醸成するためのヘルスリテラシー教育を積極的に展開しています。

健康推進体制

健康に関しては、サントリーグループとして年2回、GCHOと人事担当者、統括産業医、看護職、健康管理部門担当者が参加する協議会で、会社の方針、健康状況の確認および今後の健康施策等に関する協議を行っている他、さまざまな会議体で健康に関する取り組みの協議を行っています。

健康経営相談の体制

サントリー食品インターナショナルを含むサントリーグループでは、全従業員を漏れなくサポートするため、看護職が全事業所を分担して受け持つ担当制を導入しています。担当の看護職が社員からの相談窓口となり、産業医、メンタル専門医、臨床心理士などが連携して社員の相談に対応し、健康に就労できるような支援を行います。
また、社内の産業保健スタッフだけでなく、外部相談窓口として、プライベートな家族の問題も含めて相談ができるEパートナー相談窓口や、24時間365日医療相談ができるオンラインサービスFirst Callを設置しています。

社内相談窓口 看護職 健康面談など社員との日々の接点を通して社員の一番身近な存在としてサポートします
産業医 統括産業医を中心に、定期健診の事後措置や各種面談指導や治療と仕事の両立支援などを行います。
メンタル専門医 職場のメンタルヘルスに精通した精神科医が産業医や看護職と連携し、従業員をサポートします。
臨床心理士 心理学の知識に基づいたカウンセリングを行い、悩みを抱える社員をケアし、問題を解決できるよう支援します。
社外相談窓口 EAP※1 プライベートや家族の問題などさまざまな悩みについて社外のカウンセラーに相談できる外部サービス
チャット型医療相談サービス 24時間365日チャットやテレビ電話で気軽に医師に健康相談ができるオンラインサービス
  • ※1
    EAP(Employees Assistance Program):社外にいる事業者が提供する従業員⽀援プログラム。企業からの相談を受けて、ストレス診断・カウンセリング(電話相談・メール相談・対⾯)・医療勧奨・メンタルヘルスの教育研修・⼈事や管理者へのコンサルテーション・ 復職⽀援プログラムなどを⾏う。

取り組み

職場環境づくり・ヘルスリテラシー教育

健康に課題を感じていない層や若年層への健康意識醸成のため、ヘルスリテラシー教育に取り組んでいます。毎月看護職から案内するヘルスマ通信では、健康情報や施策の紹介などを通して「健康」を身近に感じてもらえるように工夫しています。また、全社向けの健康セミナーや、各事業所の課題に沿った事業所別セミナー実施など、機会の提供に努めています。 さらに、働き方改革としっかり連動させながら、健康経営を推進していきます。

【からだの健康】生活習慣改善への取り組み

食生活、運動、睡眠、飲酒、喫煙などの普段の生活習慣が病気の発症や進行に深く関わることから、生活習慣の改善・維持を目的にさまざまな施策を実施しています。また、特定保健指導に加え、40歳未満の同基準対象者にも特定保健指導並みの指導を実施し、若年層への意識付けに力を入れています。併せて再検査や精密検査の受診勧奨を積極的に行い、早期発見・両立支援にも取り組んでいます。

【こころの健康】メンタルヘルスケアの取り組み

メンタルヘルス不調の予防と早期発見のため、従業員本人がストレスに気づいて対応する「セルフケア」と、マネジャーによる職場環境改善や個別相談の実施などの「ラインケア」の双方から施策を講じています。集合研修時のセルフケアやラインケアの講習やストレスチェックの実施、メンタル専門医、臨床心理士によるカウンセリングなども適宜実施しています。また休職者へのサポートとして、スムーズに職場復帰ができるよう復職支援体制を整備しています。

グローバルな健康課題への対応

マラリア、結核、HIV/AIDS等の感染症が多く発生する地域のグループ企業に対して、ハンドブック等の配布による意識啓発や産業医との健康相談の機会を設けるなど、海外出張者に加え海外駐在員の感染症対策も努めています。

健康白書の作成

サントリー食品インターナショナルを含むサントリーグループ健康経営の取り組みを健康白書としてまとめ、毎年公表しています。

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