セレナーディアの育て方

基本的な情報

サクラソウ科シクラメン属

置き場所 日当たりの良い場所
水やり (鉢のタイプにより異なる)
肥料 置肥、液肥を1ヶ月に1~2回程度
管理適温 室温10℃~18℃

置き場所

  • 日当たりの良い場所を好みます。日が強すぎるときは、レースのカーテン越し程度の日照にしましょう。
  • シクラメンの葉は日光の当たる方向に向く性質があるため、いつも同じ場所に置いていると株が一方に片寄ります。一週間に一度くらいは、鉢の向きを180度回して日光の当たる部分を変え、均等に日を当ててください。

枝が徒長したり黄色く変色する、花色が薄くなったり花が咲かなくなるなどの症状は、日光不足の可能性が高いです。

水やり

鉢のタイプにより水やりの仕方が異なります。

普通の鉢の場合

  • 土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと水やりを行ってください。葉や芽、茎の根元(塊茎)になるべく水がかからないように鉢のふちから静かに与えます。
  • 土が湿っていたら水やりする必要はありません。
  • 冬は午前中の暖かい時間が適しています。

底面給水鉢の場合(鉢底の受け皿の部分に水を入れ、不織布などを介して水を吸い上げるタイプ)

  • 鉢底の受け皿の部分に水を入れて常に水のある状態にしてください。水が減ったら早めに補充してください。
  • 花や葉がしおれてしまった場合は、花や葉にかからないように土の上から水をたっぷりと与えてください。

底面給水鉢は基本的には上から水やりは行いませんが、1ヶ月に1回は底の受け皿をはずして、土の上からたっぷりと水を与えてください。土の中の老廃物や濃くなった肥料の成分を水と一緒に土の中から出すためです。

温度管理

  • 10℃~18℃が最適です。
  • あまり暖房の効かない涼しい部屋に置いてください。また暖房の風が直接当たらないようにしてください。
  • 昼と夜の温度差が激しい場所は避けてください。
  • 部屋の温度が5℃以下に冷え込む夜は、窓際ではなく部屋の中央に置いて、少し暖かくしてあげましょう。
  • 日中の室内は、冬場でも温度が高くなっていることが多いので気をつけましょう。

肥料(追肥)

  • 花をたくさん咲かせるために、追肥として肥料を定期的に与えます。草花用の肥料をご用意ください。

詳しく見る:「施肥(肥料やり)」

【追肥の仕方】

  • 購入後1ヶ月は追肥の必要はありません。
  • 1~2ヶ月くらいで肥料が切れてきますので、市販の液体肥料か固形肥料を1ヶ月に1~2回程度与えてください。肥料が多すぎると病気の原因になりますので注意しましょう。

お手持ちの肥料に記載されている肥料の使用方法、濃度、頻度を参考にしてください。

花が咲き終わったら

  • 咲き終わった花(古くなって色が変わってきた花)や枯れ葉は、茎ごと根元からねじるようにしながら引き抜いてください。花の茎が残っているとそこから病気が入りやすくなるため、付け根から引き抜きます。黄色くなったり、傷んだりしている葉も同じように取り除いてください。

その他

  • カビ等が発生した場合は、その部分を多めに取り除き、市販の園芸用殺菌剤を使用してください。

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