どんどん次が食べたくなる、止められないマリアージュ。
第15回に続いて2回目の登場です。このガゼラはポルトガル北部でつくられる「ヴィーニョ ヴェルデ(緑のワイン)」というワイン。軽やかな果実味と微発泡、キレのある酸味で、暑くなるほどに美味しくなる1本です。蒸し暑くなってきた最近(6月末取材)は、特に美味しく感じます。前回と比較すると、果実味に広がりが出てきている気がしました。じゃがりこ® と合わせてみると、ワインの果実味がよりイキイキと引き出される印象で、とても心地よいマリアージュとなりました。じゃがいもの香り、チーズの香りもきちんと感じられ、おまけに海の塩味を思わせる余韻が最後に加わって、味わいが重なっていく感じです。さらにガゼラの微発泡と酸味が食後をスッキリとさせて、また次が食べたくなる、止まらない美味しさでした。これはいい組合せです。
ビニャ マイポ レセルバ ビトラル シャルドネ 2015
※終売しました
お互いを一回り大きい味わいにする、ゆったりとしたマリアージュ。
ビトラルとはスペイン語で「ステンドグラス」の事。ビニャ マイポの象徴であるマイポ教会のステンドグラスから名前をもらった、1ランク上のビニャ マイポです。よく熟したリッチな果実味と豊かなコクを感じさせる、飲み応えのある1本です。じゃがりこ® と合わせてみると、ゆったりとお互いが同調していくような、落ち着くマリアージュとなりました。ワインはコクのある甘い果実味や少しプリンのカラメルソースを思わせるような甘くて香ばしい味わいが出てきます。酸味もきちんと全体を底支えする感じで、味わいが一回り大きくなった感じがしました。じゃがりこ® はじゃがりこ® で味わいが一回り大きくなります。ワインにチーズのコクとじゃがいものトロミを加えていく感じで、これまたお互いの味わいを活かす良い組み合わせでした。
バユオー ロゼ ダンジュ レ クレール コント 2015
※終売しました
まろやかさや甘さが前面に出てくるマリアージュ。
淡いピンク色でチェリーやベリーを思わせるキュートな赤い果実の味わいのある、ほんのりとした甘さのロゼワインです。甘すぎず、辛すぎず、涼しい産地らしいフレッシュな酸味と心が浮き立つような軽やかな果実味の、蒸し暑い日にホッと一息つける優しい味わいです。じゃがりこ® と合わせてみると、ワインのキュートな甘酸っぱさが前面に出てくる感じになりました。単品で飲むよりも酸味が目立たなくなり、全体の味わいに丸みや厚みが出る感じです。じゃがいもやチーズの味わいも、やわらかさや甘さ、まろやかさといったものを強く感じるようになりました。最後にじゃがいもらしい土のタッチがフッと出るのが他のワインではなかったところで面白いなと思いました。個人的にはもう少し爽やかな方が好みなので、平均点にしましたが、好きな方も結構いらっしゃるのではないかと思う組み合わせです。
ドメーヌ バロン ド ロートシルト メドック レゼルブ スペシアル 2013
※終売しました
ワインが強くて、じゃがりこ® のはあまり主張出来ないマリアージュ。
ボルドー・メドック地区の格付け1級筆頭であるシャトー ラフィット ロートシルトを擁する、ドメーヌ バロン ド ロートシルトが、本拠地であるメドック地区の味わいの典型としてリリースしている1本。このつくり手らしい滑らかでしなやかな果実味と、華やかなエレガントさを持つ味わいで、現在、一回目の飲み頃を迎えている感じです。じゃがりこ® と合わせると、これはワインの方が強すぎて、バランスが取れない感じになってしまいました。ワインのタンニンや重量感、強さみたいなものが、ワイン単体で飲んだ時よりも遥かに強く感じられます。じゃがりこ® の方はほぼワインの味わいの引き立て役という感じで、自分の味は殆ど主張しなくなってしまいました。ただ、お互いに悪い味わいが出るわけではありません。