サントリー ザ・バーテンダーアワードとは
開催に寄せて
カクテルをつくるだけが
バーテンダーの仕事ではない。
感性と創造性が、その一杯ににじみ出る。
繊細で時には大胆な、自由で奥深い表現が
常に求められる。
『SUNTORY THE BARTENDER AWARD』
それは、肩書き、経歴、年齢、所属も関係ない
すべてのバーテンダーのための舞台。
選ばれるのは、国や言葉を越えて、
自らの感性をこれからの時代に届けられる存在。
あなたの一杯には、
誰かの人生を変える力がきっとある。
サントリー ザ・バーテンダーアワードの起源と歴史
サントリー創業者である鳥井信治郎は、「ワインやウイスキーだけではない、華やかで多彩な洋酒の愉しみを日本中にお届けしたい」との熱い想いから、スピリッツやリキュール製品づくりに挑戦します。
さらに、信治郎は「いいものを作らないと売れない。ただ、いいものを作っても、それを知ってもらわないことには売れない」という思想を強く持っていました。
そうした姿勢が、洋酒文化を日本により根付かせるためのさまざまなPR活動への情熱や、バーという場や、語り部となるバーテンダーの皆様の存在を大切に考える態度へとつながっていきます。
このような哲学は、今でもサントリーの文化に受け継がれています。
そうした中で1931年に始まったのが、本大会の起源ともなる、国内初のカクテルコンクールです。その後、「雪国」や「ソルクバーノ」のような世界でも知られるカクテルが誕生していきました。
以来、本大会は時代に合わせて、数多くのバーテンダーの皆様が腕を競う舞台として進化し続けています。