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インターンシップ2019 参加者の声

Internship 2019

AWS認証継続に向けた省水方策の抽出と最適マテバラの構築

天然水奥大山ブナの森工場

電気電子情報工学専攻 上平さん

サントリーインターンシップ応募のきっかけ

私は奥大山ブナの森工場の近くで育ち、そこにサントリーの工場があるのは当たり前だと感じていました。しかし改めて考えると、あの自然豊かな山奥に工場を作るというのは驚くべきことで、それほど天然水の品質に絶対的なこだわりがあるのだと思いました。サントリーのものづくりへの興味が増していく中で、「水と生きる」「やってみなはれ」という言葉に惹かれ、会社を深く理解することを目的にインターンシップに応募しました。

実習テーマについて教えてください

日本で唯一AWS認証を持つ奥大山ブナの森工場は、持続可能な水利用を世界トップレベルで推進する工場です。「水と生きる」理念実現のため、今後さらに省水活動に力を入れていきます。その重要な背景のもと、2030年の省水目標に向けた新たな方策を考えました。工場全体での水のマテリアルバランスを図で可視化すると、どの生産工程がマテバラの最適化を妨げているか明らかになったので、そこでの水使用ロスを改善する方策を立てました。

実習の中で苦労したことはなんですか?また、どう乗り越えることができましたか?

「企業理念・AWS認証の理解~水使用の現状把握・見える化~省水方策提案~報告資料作成」を2週間でやり遂げるため、作業の質とスピードの両方が必要でした。中でも、一目で分かるようなマテバラを短期間で作成することに最も苦労しました。奥大山ブナの森工場では用水の再使用・再利用が複雑に入り組んでいるため、各パーツの配置に悩みました。初めから完成品を目指すのはかえって遠回りだと感じたので、まず完成度6割のマテバラを手早く作ってから、社員の方々にご意見を求めて配置を改善しました。配置決定後、各フローの太さや色を仕上げていきました。「大枠→細部」と順序立てて進められたので、目標の一日以内に完成させることができました。

インターンシップを通じて得られたもの・感じたことは何ですか?

「働く仲間を大切にし、大いに語り支えあう」文化が、サントリーの工場に根付いているのを実感しました。奥大山ブナの森工場では、工場全体で集まり各部門の情報を共有する朝会が行われたり、業務外でもスポーツ大会が開催されたりして、横のつながり・風通しのよさが大切にされていると感じました。その効果を実感したのが、設備トラブル時の復旧作業です。自然と多くの方々が集まり、手のかかる作業をしているとは思えないくらい前向きな雰囲気だったのが印象的でした。一人ではできないことを成し遂げたり、苦労・達成感を共有して温かい気持ちになったりできるのが、工場でものづくりをすることの大きなやりがいだと思います。オフィスでは、仕事に関するコミュニケーションが活発に行われており、時には思わずクスッと笑ってしまうような会話も聞こえてきます。サントリーの工場は、仕事中も常に明るく過ごすことのできる職場で、自身に合っていると感じました。

実習前と後とではどのような発見がありましたか?(仕事内容、業界イメージ、会社イメージなど)

実習前、サントリーは工場周辺の自然を大切にする企業だと認識していましたが、ヒトに対する想いも大きいと学びました。「ものづくりができるのは地域社会の協力のおかげ。地元の方々に快適に暮らしてほしい」という言葉が印象に残っています。また、エンジニアはものづくりのトータルプロデューサーであり、工場全体を見ながら課題を発見・改善していく仕事だと知りました。ものづくりに幅広く関われるのが魅力的だと思います。

これからインターンシップ参加を考えている方へのメッセージ

実務さながらのテーマに全力で取り組むことで、社会人にとって大切なことを学べるおすすめのインターンシップです。成果に強くこだわり仕事を進めること、他部署の方も巻き込んで働くこと、安全を徹底すること、ハードな状況も楽しむこと...すべて実習中に身をもって実感しました。毎日が刺激的で2週間があっっっという間に過ぎていきます。何より、実習後に飲むザ・プレミアムモルツが爽快です。ぜひ参加してください!!