ワインって難しい・・・?
世の中で広く言われるワインの常識を、ワインのプロが実際に検証!
毎月1つのテーマに絞って連載していきます。

[第44回]

レストランって難しい?決まりごととかマナーはあるの? ~予約から注文まで 初心者編~

2019年04月

「レストランって敷居が高くて、守らないといけない決まりごとやマナーが多そう・・・。」というイメージを持っている人も多いのでは?筆者のまわりでも、記念日に大切な人と高級なレストランに行って、せっかくなのでワインをと思っても、注文であたふたしたという声を聞くことがあります。また、大切なお客様がワイン好きで、接待で高級レストランを手配しないといけない、という経験がある人もいるのでは。

そこで!あまり高級なレストランを利用したことがない方向けに、記念日や接待で利用する場合のアドバイスをご紹介したいと思います!今回はまず、自分で予約からレストランでワインを注文するまでをまとめてお届けします。

まずは、事前にお店を予約

【おさえるポイント!】

 

①日時を決めて予約

行きたい日にちと時間を決めて、電話やインターネットから予約します。大切な人の記念日や接待のような場合は、電話で予約した方が不安な点がしっかり確認できます。直前だと予約で席が埋まってしまっていることもあるので、遅くとも1週間前には予約しておくことをおすすめします。

もし、ミシュランガイドや食べログなどで評価が高い人気店は、数ヶ月後でも予約を取ることが難しいお店もあるので、相手の方のリクエストがあっても安うけ合いしないようにした方がよいです。


 

②シーンを伝える

大切な人との記念日の利用や、お客様の接待などで利用するときは、サプライズでケーキや花束などを用意したり、相手の方の好みに合ったワインを出したいものです。予約の時点でお店の人に利用シーンや準備してほしい内容を相談しておくと、当日スマートに進めることができます。

相手の方がワインが好きな方であれば、好きな銘柄やリクエストを聞いておいて、お店のワインリストにあるか確認して、おさえておいても良いと思います。

 

③予算や料理

インターネットで調べれば、過去利用した方の平均単価が見れますが、あくまでも参考値です。予算が心配な方は、予約の時点でお店に確認しましょう。また、お店によっては、料理のコースを予約時に決めてほしいというお店もあります。コースの詳細を聞いて迷った場合は、後日連絡することにしましょう。また、自分や相手の方のアレルギーや苦手食材なども、もしわかっていればお店に伝えておきましょう。

 

お店に行って料理を注文

【おさえるポイント!】

 

①行く前の準備

高級なレストランでは、服装があまりにカジュアル過ぎると(半ズボン、ビーチサンダルなど)お店に入れてもらえないこともあります。相手の方にも、念のため伝えておいてあげましょう。

また、タバコや香りが強い香水などは店員さんに注意される場合もあるので、できるだけ行く前には避けましょう。

 

②コースを決める

高級レストランではほとんど、料理の内容や順番が決まっているコースが松竹梅のように3種類程度用意されています。この中から選ぶのですが、価格や食材が異なるだけでなく、皿数や料理が提供される時間もかなり異なります。

予算との兼ね合いはもちろん、料理の量や、最後の料理が出るまでのおおよその時間も、お店の方に確認しておくと失敗が少ないと思います。(筆者も過去、量が多すぎて最後まで食べきれなかった経験が何度かあります。。)

また、メイン料理やデザートはいくつかの中から選べることがあるので、その場合はお好みの料理を選びましょう。

ちなみに、ホストにのみ金額が記載されたメニューが渡されて、ゲストには金額が記載されていないメニューが渡されることが多いです。

 

③アレルギー、苦手食材を伝える

食材のアレルギーや苦手な食材は必ず聞いてもらえるので、遠慮せずにすべて伝えましょう。部分的に食材を変えてもらえたり、違う料理に変えてもらえます。

そして、ワインを決める

【おさえるポイント!】

 

①予算を伝える

まずは使える金額を伝えましょう。ワインの値段はピンからキリまでありますし、見栄をはって後で後悔しないように明確に。安い金額だと選択肢は狭くなってしまいますが、おおよそ料理と同じ程度の金額を目安に考えておくと、いろんな種類のワインから選べることが多いです。

 

②その日飲みたい量を伝える

2人で1本、5人で2,3本くらいなど、その日に飲みたいおおよその量を伝えましょう。最近は1杯分ずつ注文できるお店も多いので、そういうお店では料理ごとに1杯ずつ提案してもらうというのも良いと思います。料理ごとに1杯ずつワインを合わせる「ペアリングメニュー」や「デギュスタシオンメニュー」と呼ばれるメニューを用意しているお店もあります。

 

③味わいの好みを伝える

赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインなど飲みたいワインのタイプや、味わいの好みをできるだけ伝えましょう(甘味、酸味、渋味、アルコール度数などの軸で強弱など)。以前に飲んで気に入った銘柄や産地、ぶどう品種を覚えていれば、それを伝えるのもよいです。ワインの味わいが表現しにくければ、ワイン以外の飲み物の好みを伝えてもいいでしょう。

予約のところでもお伝えしましたが、相手の方がワインが好きで詳しい方であれば、銘柄をリクエストしてもらうのも良いと思います。

 

編集後記

高級レストランでの予約から注文までのアドバイスをまとめましたが、悩んだときは事前でも当日でも、お店の方に何でも聞いてみましょう。お店の方も、あまりレストランを利用したことがないお客さんにも楽しんでほしいと思っていますし、そういったお客さんに何度も対応しているので、きっと優しく教えてくれると思います。

 

【この次】

今回は高級レストランでの予約から注文までのアドバイスをまとめましたが、次回は注文した後のワインの楽しみ方をまとめたいと思います。ルールや作法がよくわからない、という声もよく聞きます。そういった問題の解決策をお届けしたいと思いますので、乞うご期待!

  • [第45回]2019年05月

    レストランって難しい?決まりごととかマナーはあるの?
    ~注文した後のワインの楽しみ方 初心者編~

[次号予告]

※タイトル、内容が一部変更になることがあります。ご了承ください。

来月は…『レストランって難しい?~ワインを注文する際のポイント 中級編~』です。

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