ワインって難しい・・・?
世の中で広く言われるワインの常識を、ワインのプロが実際に検証!
毎月1つのテーマに絞って連載していきます。

[第39回]

(番外編)ワインのシミってどうやったらとれる?
ネットの情報でいろいろ試してみた!

2018年09月

赤ワインを飲んでいて、ついうっかり「服にワインがついてしまった!」ことは誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。
買ったばかりの服やお気に入りの服にシミがついてしまうとショックですよね。

そこで!!
今回は、実際に服によく使われる生地に赤ワインをつけて、いろんな方法でシミが落とせないか試してみたいと思います!

▼ とりあえずいろいろ試してみた!

ワインは色が濃いめの赤ワイン:『サンタ バイ サンタ カロリーナ カルメネール/プティ・ヴェルド』を使いました。シミをつける生地は、白色の綿100%のものを使いました。

 

試す対処法は、インターネット検索の結果などを基に、以下の6つの方法を試しました。

 

 ①何もせず洗濯洗剤で洗濯機でそのまま洗う

 

 ②ぬるま湯でシミ部分を数回濯いだ後、洗濯洗剤を使って洗濯機で洗う

 

 ③台所用洗剤に5分つけて水で濯いだ後、洗濯洗剤を使って洗濯機で洗う

 

 ④酸素系漂白剤に5分つけて水で濯いだ後、洗濯洗剤を使って洗濯機で洗う

 

 ⑤重曹とお湯を混ぜたものに5分つけて水で濯いだ後、洗濯洗剤を使って洗濯機で洗う

 

 ⑥市販のシミ抜きに5分つけて水で濯いだ後、洗濯洗剤を使って洗濯機で洗う

 

 

ワインがついたことにすぐに気づく場合もあれば、翌朝に気づく場合もあると思いますので、

ついてから10分後に対処する場合と、6時間後に対処する場合を試しました。

 

さて、どの方法が効果的なのでしょうか??

①何もせず洗濯洗剤を使って洗濯機でそのまま洗う

【検証結果】

★10分後に対処

シミの色が残ってしまった。色は薄いので、目立ちにくい場所であれば気にならないレベル。

 

★6時間後に対処

完全にシミの色が残ってしまった。範囲も広がっていて、遠くから見てもわかるレベル。

 

②ぬるま湯でシミ部分を数回濯いだ後、洗濯洗剤を使って洗濯機で洗う

【検証結果】

★10分後に対処

シミの色が残ってしまった。色は薄いので、目立ちにくい場所であれば気にならないレベル。

 

★6時間後に対処

完全にシミの色が残ってしまった。範囲も少し広がっていて、遠くから見てもわかるレベル。

 

③台所用洗剤に5分つけて水で濯いだ後、洗濯洗剤を使って洗濯機で洗う

【検証結果】

★10分後に対処

シミの色が残ってしまった。①②よりも色は薄く、目立ちにくい場所であれば気にならないレベル。

 

★6時間後に対処

完全にシミの色が残ってしまった。範囲も少し広がっていて、遠くから見てもわかるレベル。

 

④酸素系漂白剤に5分つけて水で濯いだ後、洗濯洗剤を使って洗濯機で洗う

【検証結果】

★10分後に対処

ほとんどわからないレベル。今回試した中では一番シミが残らなかった。光を当てて透かすと、少し跡が見える。

 

★6時間後に対処

完全にシミの色が残ってしまった。範囲も少し広がっていて、遠くから見てもわかるレベル。

 

⑤重曹とお湯を混ぜたものに5分つけて水で濯いだ後、洗濯洗剤を使って洗濯機で洗う

【検証結果】

★10分後に対処

若干シミの色も残って、範囲も広がってしまった。色はかなり薄いので、目立ちにくい場所であれば気にならないかも。

 

★6時間後に対処

完全にシミの色が残ってしまった。遠くから見てもわかるレベル。

 

⑥市販のシミ抜きに5分つけて水で濯いだ後、洗濯洗剤を使って洗濯機で洗う

【検証結果】

★10分後に対処

ほとんどわからないレベル。④には劣るものの、光を当てて透かさないとわからない。

 

★6時間後に対処

他の方法に比べると色は薄いものの、シミの色が残ってしまった。遠くから見てもわかるレベル。

 

編集後記(やってみてわかったこと!!)

【結論】

いろんな方法を試しましたが、対処するまでの時間が大きく影響する結果でした。

 

★10分以内に対処するのであれば、水で濯ぐだけでもかなりシミは防げるようです。

対処法別では、やはり④漂白剤や⑥シミ抜きが優秀な結果でした。シミ抜きは目薬くらいのサイズのコンパクトなものも市販されていますので、よくワインを飲む方は常備しておくものよいと思います。

 

★6時間後に対処する場合は、翌日まで対処しなかった場合を想定して実験しましたが、今回の方法ではどれも完全にシミが残ってしまう… という残念な結果でした。

 

 

【注意した方がよいこと】

今回は、白色の綿100%のもので試しましたが、色や素材によっては結果が異なる場合がありますのでご注意ください。また、市販の洗剤や漂白剤、シミ抜きなどは、混ぜると危険な場合がありますので、必ず製品に記載されている使用方法を守ってお使いください。

 

【この次】

今回は、ネット情報を便りにいろんな方法を試しましたが、予想以上にワインのシミが残る結果でした。このままでは、その場で気づかないとシミは落とせないという結論に。。

次回は、他にも効果的な方法がないか、クリーニングのプロにも聞いてみて試してみたいと思います!乞うご期待!

 

  • [第40回]2018年10月

    (番外編2)ワインのシミってどうやったらとれる?
    クリーニングのプロに聞いて試してみた!

[次号予告]

※タイトル、内容が一部変更になることがあります。ご了承ください。

来月は…『容器の種類や大きさによって味わいは変わるのか?赤ワイン編』です。

バックナンバー

メールマガジン

新商品やお得なキャンペーンや、お手軽にワインを楽しめるレシピ情報を、毎月1回お届けします!メールマガジン登録

インフォメーション

  • 登美の丘ワイナリー見学へ行こう!

ワインを探す

色・タイプ

ボディー・味わい
国