東京交響楽団&サントリーホール
こども定期演奏会 2026年シーズン〈音楽の実験〉
第98回 「こんなに小さく、こんなに大きく」
NHK交響楽団正指揮者、札幌交響楽団首席客演指揮者、広島ウインドオーケストラ音楽監督、広島交響楽団桂冠指揮者。鹿児島生まれ。2000年東京国際音楽コンクール、01年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。国内主要オーケストラに定期的に招かれる一方、チェコ・フィル、バルセロナ響をはじめとした国際舞台でも活躍。オペラにおいても新国立劇場、二期会、日生劇場をはじめ注目の公演に招かれている。これまでに読売日本交響楽団正指揮者、同首席客演指揮者、京都市交響楽団常任首席客演指揮者、広島交響楽団音楽総監督を歴任。洗足学園音楽大学、東京藝術大学、東京音楽大学にて後進の指導にあたる。齋藤秀雄メモリアル基金賞、芸術選奨文部科学大臣賞、東燃ゼネラル音楽賞奨励賞、有馬賞、広島市民賞、中国文化賞など受賞多数。
完璧なまでの高い技巧と美しい弱音、豊かな音楽性を兼ね備えたピアニスト。ジュネーヴ音楽院にて、ルイ・ヒルトブランに師事。1981年、弱冠20歳でロン⹀ティボー国際コンクール優勝、リサイタル賞受賞。以来、国内外の著名オーケストラや指揮者と共演。室内楽の分野でも共演者から厚い信頼を得ている。デビュー30周年の2011年には、ラフマニノフのピアノ協奏曲4曲とパガニーニの主題による狂詩曲を一挙演奏。14~18年には年2回のリサイタル・シリーズを開催。16年4月からは年6回の室内楽シリーズ「芸劇ブランチコンサート」を開始。デビュー40周年を迎えた21年には「清水和音ピアノの祭典」と題し、ソロから室内楽まで4時間を超えるプログラムで大きな存在感を示した。
1946年東宝交響楽団として創立。文部大臣賞をはじめとした日本の主要な音楽賞の殆どを受賞。川崎市、新潟市と提携し、コンサートやアウトリーチを積極的に展開する他「こども定期演奏会」や「アジア・プロジェクト」等の多角的な活動も注目されている。新国立劇場のレギュラーオーケストラとして毎年オペラ・バレエ公演を担当。ウィーン楽友協会をはじめ海外公演も数多く行う。ITへの取組みも音楽界をリードしており、2020年ニコニコ生放送でライブ配信した無観客演奏会は約20万人が視聴、22年12月には史上最多45カメラによる《第九》公演を配信し注目を集めた。音楽監督ジョナサン・ノットとともに日本のオーケストラ界を牽引する存在として高く評価されており、音楽の友誌「コンサート・ベストテン」では22年に『サロメ』が第2位、23年には『エレクトラ』が第1位に選出された。24年12月の第3弾『ばらの騎士』も大絶賛を博した。26年4月より第4代音楽監督としてロレンツォ・ヴィオッティが就任予定。
1969年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒。93年アナウンサーとしてテレビ朝日入社。報道番組を主に担当し、現在は「グッド!モーニング」(月~金)、「人生、歌がある」(BS朝日・土)司会。母親が小学校の音楽教師だった影響もあり、幼い頃にクラシック音楽が好きになり、高校・大学時代は慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラに所属しヴァイオリンを弾く。これまで全日本大学オーケストラコンクールや「徹子の部屋」コンサート、各ファミリーコンサートや音楽祭などの司会を数多く務める。
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