サントリーホール Presents
伊集院光と行く! 奥深~いオルガンの世界 トーク&コンサート 第4回
1967年⽣まれ。84年に三遊亭楽太郎(六代⽬三遊亭円楽)に弟⼦⼊りし、落語家・三遊亭楽⼤として活動。87年ごろから伊集院光としてタレント活動をはじめ、ラジオ番組のパーソナリティとして人気を博す。「Qさま!!」(テレビ朝日)、「100分de名著」(NHK Eテレ)などに出演し、幅広く活躍。『のはなし』(宝島社)、『名著の話 芭蕉も僕も盛っている』(KADOKAWA)などの本も出版している。
シャルトル国際オルガンコンクール優勝、J. アラン賞受賞。東京藝術大学卒業、同大学院修了。デンマーク王立音楽院、ドイツ国立シュトゥットガルト音楽大学修了。所沢市民文化センターミューズ第5代ホールオルガニスト。武蔵野音楽大学非常勤講師。
本日のプログラムは全て、オーケストラ作品をオルガン編曲したものです。原曲で使われている楽器の音色をイメージしてレジストレーションをしている部分もあれば、そこから完全に離れてオルガンらしい音色を選択した部分もあります。
交響曲第5番「運命」の原曲は弦楽器の音色が主になりますが、オルガンでのストリングスは音量を出すことが難しいので原曲から離れてレジストレーションしました。ただ、途中のオーボエソロはそのまま、オルガンのオーボエというストップを使用します。
『くるみ割り人形』より「金平糖の踊り」はフルート系の倍音を使ってチェレスタの怪しげなメロディーを演奏します。「中国の踊り」は伴奏部分をリード管で、原曲のかわいらしいフルート・ピッコロのメロディーはそのままフルートのストップを使用します。「アラビアの踊り」はプリンシパル(フルー管の主要音)でリズムを刻みつつ、旋律部分にリードとストリングスを交互に登場させます。「ロシアの踊り」ではプリンシパル・コーラス(主要音の倍音を重ねた、いわゆるオルガンらしい音色)で華やかに演奏します。
『死の舞踏』では、時報と共に骸骨の登場〜真夜中の墓場での骸骨ダンス〜朝を告げる鶏の鳴き声〜すごすごと墓へ帰る骸骨たち、というストーリーを音で表現します。骨がカタカタ鳴る様子を表現するために、基音と、間をとばした高い倍音を重ねて空虚な音色を作りました。不気味な雰囲気はピッチのずれたパイプを重ねたり、トレモロ(風を揺らす装置)を使用したりして表現します。
『フィンランディア』で何度も登場する印象的な金管楽器のリズム動機には、サントリーホールのオルガンの大きな特徴である水平トランペット管を使用します。スウェルシャッターという音量変化をさせる機能も駆使して、強烈な響きがロシア圧政下にあったフィンランドの苦悩を描きます。中間部の讃歌は、オルガンが得意とするやさしく幻想的な音色で歌い、ほぼ全てのパイプを全開にして勝利のフィナーレへ向かいます。
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