サントリーホール ジルヴェスター・コンサート 2025
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
年末恒例!ウィーン風ジルヴェスター(大みそか)をフォルクスオーパーと共に楽しく華やかに!
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団による優雅なウィーンの調べと共に一年を締めくくるコンサート。ワルツ王 ヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ『こうもり』など、馴染みのあるウィーンの陽気で明るく優雅な名曲の数々をラインナップ。本場ウィーンの大晦日の雰囲気をたっぷりとお楽しみいただけます。
♪公演情報
【日時】2025年12月31日(水) 14:00開演(13:20開場/16:00頃終演予定)
【会場】大ホール
【出演】クリスティアーネ・カイザー(ソプラノ)、ミロスラフ・ドヴォルスキー(テノール)
オーラ・ルードナー(指揮)、ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団、バレエ・アンサンブルSOVOPウィーン
♪チケット料金
S席14,000円、A席12,000円、B席10,000円、プレミアム・チケット18,000円
本場ウィーンの大晦日がサントリーホールのステージに!
ウィーンゆかりの心躍る曲目をセレクト。大みそかには欠かせないヨハン・シュトラウス2世:オペレッタ『こうもり』の序曲や「ぶどうの炎が燃え盛る中で」 (シャンパンの歌)はもちろんのこと、スッペ:オペレッタ『軽騎兵』序曲やドヴォルジャーク:『スラブ舞曲集』など、一度は耳にしたことのある優雅な調べが大晦日を盛り上げます。
指揮はサントリーホールの年末年始ではお馴染みのオーラ・ルードナーが歌心にあふれたタクトでウィーン・フォルクスオーパー交響楽団を率います。ソプラノには、ウィーン・フォルクスオーパー歌劇場の専属歌手として活躍中し、2022年には「宮廷歌手」の称号を授与されたクリスティアーネ・カイザーがサントリーホールに初登場。テノールには、サントリーホールの年末年始は1990年代からの常連で今回は6年ぶりに登場となるミロスラフ・ドヴォルスキー。更にバレエ・アンサンブルSOVOPウィーンが美しい舞踏でステージを彩ります。幸せと華やさでいっぱいの空気に包まれながら大晦日のマチネをお過ごしください。
♪演奏曲目
スッペ:オペレッタ『軽騎兵』より序曲
ヨハン・シュトラウスII世:ポルカ・フランセーズ『クラップフェンの森で』
ドヴォルジャーク:『スラブ舞曲集』第2集より第10番 ホ短調
レハール:オペレッタ『メリー・ウィドー』より「唇は黙っていても」
ヨハン・シュトラウス2世:オペレッタ『こうもり』より序曲、「ぶどうの炎が燃え盛る中で」
ほか(全曲リストはこちら)
クリスティアーネ・カイザー(ソプラノ) インタビュー
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団と共に年末年始のサントリーホールを華やかに彩るのはソプラノ歌手のクリスティアーネ・カイザー。
2004年からフォルクスオーパーの専属歌手として国内外で活躍し、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、『フィガロの結婚』伯爵夫人、『ラ・トラヴィアータ』ヴィオレッタ、『ラ・ボエーム』ミミ、『こうもり』ロザリンデ、『サロメ』タイトルロール、『死の都』マリエッタなど、幅広いレパートリーで多数のオペラに出演。2022年にはウィーン・フォルクスオーパーより「宮廷歌手」の称号を授与されている彼女ですが、フォルクスオーパー交響楽団との共演では初来日となります。待望の公演へ向けての意気込みや、ウィーンの年末年始について聞きました。
>クリスティアーネ・カイザー(ソプラノ) インタビュー
「ジルヴェスター」とは?
年末を迎えるとあちこちのコンサートホールや劇場で見かけるようになる「ジルヴェスター」という言葉。そもそもどういう意味の言葉で、ウィーンの人々にとって一体どのような存在なのでしょうか?ヨーロッパ文化史研究家の小宮正安氏による、実際の現地の様子も交えた解説文をご紹介します。
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12月のウィーンは祝祭の日々 ~ジルヴェスター[大晦日]でお祭り騒ぎ
文:小宮正安(ヨーロッパ文化史研究家、横浜国立大学教授)
ジルヴェスターとは、ドイツ語で大晦日のこと。ヨーロッパのそこかしこでは、年間を通じて最大級のお祭り騒ぎが繰り広げられる。もちろんウィーンでも例外ではない。とりわけ街の中心部に威容を誇るシュテファン大聖堂前の広場には、夕方になると次々と人が集まって来る。夜になればなるほど人数は増えて、ついには立錐の余地もないほど。
そして、待ちに待った瞬間がやって来る。[続きを読む]
※本稿は2023年の「ジルヴェスター・コンサート 2023」開催にあたって執筆されました。
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団について
サントリーホールの年末年始を盛り上げるウィーン・フォルクスオーパー交響楽団(Volksoper Symphonieorchester Wien)。音楽の都・ウィーンで2番目に大きい歌劇場である「フォルクスオーパー」の名を冠したこのオーケストラについて、楽団の公式サイトより、歴史と音楽の特色をご紹介します。
>ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の歴史、音楽の特色
団長のエーリッヒ・ザウフナウアー氏がご案内するリハーサル風景もご覧ください♪
>動画はこちら
ウィーン・フォルクスオーパーについて
(公式note「SUNTORY HALLのHibiki」より)
ウィーン・フォルクスオーパー体験記 ~音楽の都の「国民劇場」は誰もが笑顔になれる場所でした
ウィーンの中心部をトコトコと走るトラムに乗り、「ヴェーリンガー通り/フォルクスオーパー」で降りると、目の前が「ウィーン・フォルクスオーパー」でした。ウィーン第2のオペラハウス。重厚で壮麗なウィーン国立歌劇場の建物に対して、ウィーン・フォルクスオーパーは曲線的なアール・ヌーボー様式で、かわいいピンク色。金色の縁取りがきらきらして、おとぎ話に出てくる劇場のような印象を受けました。フォルクスは「国民・民衆」の意。ウィーン・フォルクスオーパーはいわば「国民劇場」、ウィーンっ子の日常に息づく劇場なのです。[続きを読む]
※本稿は「ジルヴェスター・コンサート 2024」「ニューイヤー・コンサート 2025」開催にあたって執筆されました。
【予定枚数終了】限定150名様!1階前方席確約&専用ラウンジでシャンパンが楽しめるプレミアム・チケット
昨年、即完売となった「プレミアム・チケット」を今年も販売いたします!
1階14列より前方のS席を確約、さらにはブルーローズ(小ホール)に設けられた専用ラウンジにて英国王室御用達のシャンパン ローラン・ペリエをお楽しみいただけます。1年の締めくくりを華やかにお過ごしください。
■プレミアム・チケット特典
①英国王室御用達シャンパン ローラン・ペリエ(1杯)付
②専用プレミアム・ラウンジ(ブルーローズ)ご利用
③S席良席(1階席14列より前方)でのご鑑賞
■お申込み
サントリーホール チケット・センター(WEB・電話・窓口)のみ取り扱い。eチケットはご利用いただけません。
>WEBでの購入はこちら ※予定枚数終了
※ご購入、ご利用は20歳以上の方に限らせていただきます。
※ご来場の際は公共の交通機関をご利用ください。
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交響楽団団長がご案内!ウィーン・フォルクスオーパーのリハーサル風景