木のある生活
育林材プロジェクト
について

育林材プロジェクト
育林材とは何なのか

豊かな森を育んでいくためには、
木を伐ることも必要です。

かつて里山は、人が利用することで健全性が保たれていました。けれども人の手が入らなくなり、常緑樹が繁って真っ暗になってしまった森林が各地に見られます。

そういう場所では、林内を明るくして多様な草木の生長をうながすための“除伐”という作業を行う必要があります。また、広葉樹を根際から伐って“萌芽(ぼうが)更新”をうながすことは、森を若返らせることになりますし、今ではすたれつつある循環型の里山管理を取り戻すをすことにもなります。

間伐あとの広葉樹林

整備が遅れて混みすぎたスギやヒノキの人工林では、 木を間引く“間伐”作業が必要です。放置されて巨木化し病害虫に狙われやすくなったナラやクヌギの林では、病害虫の蔓延を防ぐために “予防伐採”という処置をとらざるをえない場合もあります。森の整備に欠かせない作業道づくりでも、残すべき木をしっかりと見極めながらではありますが、支障となる木は伐る必要があります。

作業道に残した木

森を育むために伐る木から
生まれてくる材。だから育林材。

「天然水の森」の活動を通じて伐る木に、私たちは名前を付けることにしました。森を育むためにこそ伐る木々で、その木々から生み出される材だから育林材です。そして、そのひとつひとつを大切にして無駄にすることなく有効活用することにしています。

育林材で育みたい、もうひとつのこと。
地元の方々の継続的活動の
きっかけになる、
仕組みづくり。

数十年後、百年後を見据えて、森と山を育む活動の中から授かった木の材。 だから育林材なのですが、 私たちには、この“育”の部分に込めたもうひとつの思いがあります。

育林材の利活用によって生み出されるモノ・コトが、「天然水の森」の森づくりに関わってくださる方々の継続的な活動につながる仕組みを育むことです。例えば、失われがちな伝統的な木工技術の新たな下支えになるなど、さまざまな分野の方々と共に、さまざまな可能性を創って行きたいと考えています。

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