ここで育まれるおいしくて、清らかな水。
それは、「サントリー山崎蒸溜所」でつくるウイスキーにとって、欠かすことのできない大切な水です。
協定開始:2016年10月
面積:約21ha
対象の工場:
サントリー山崎蒸溜所
森ととことん向き合うと、
予想もしなかった問題に直面します。
前例がないものや、まだ解決策が見出せていないもの、など難しい問題もあります。
それでも、サントリーはくじけません。水と生命(いのち)にとっての理想の森にするために。
竹林が雑木林を枯らしながら、次々に拡大している。
放置しておけば、多様な植物がなくなり、豊かな森が失われてしまう可能性も。
竹林の拡大を食い止めるために、腰高伐採を実施。
冬の休眠期に1mほどの高さで切ると、地下茎は地上部がないことに気づかず、春に切り口から樹液を吹き出し続け、地下茎に蓄えていた栄養を使い切って枯れてしまう。
数年後、さまざまな樹や草が生え、雑木林が再生しつつある。
このまま経過観察を続け、水と生命(いのち)にとって理想の森に近づけていく。
竹を枯らしても、苗が生えない場所では、「カブトムシの森プロジェクト」を実施。
地元の小学生にカブトムシが樹液を好むクヌギ等の苗木の育成と植樹をしてもらっている。
植樹した場所の成長過程。ここから数年かけて、樹液が出るほどの大きさに育っていく。
所在地 | 京都府乙訓郡大山崎町 |
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面積 | 約21ha |
協定年月 | 2016年10月 |
協定期間 | 30年 |
大山崎町が、複数の土地所有者を取りまとめ、町とサントリーが「天然水の森 天王山」の整備協定を締結。