サントリーホール Presents
古坂大魔王と行く! 奥深~いオルガンの世界 トーク&コンサート 第3回
1992年お笑い芸人「底ぬけAIR-LINE」でデビュー。ピコ太郎プロデューサー。文部科学省・CCC大使、UNEPサステナビリティアクションアドバイザー。現在は、バラエティ番組をはじめ、コメンテーターとして情報番組への出演、世界のトップランナーと音楽、エンターテインメント等についてトークセッションを行うなど、幅広い分野で活躍中。
東京藝術大学、同大学院修了。DAADおよびポセール財団の奨学生としてリューベク国立音楽大学とデトモルト国立音楽大学に留学。第3回ブクステフーデ国際オルガンコンクール日本人として初優勝、第65回「プラハの春」国際音楽コンクール第3位ほか、国内外で多数受賞。2018年より26年3月までミューザ川崎シンフォニーホールの専属オルガニストを務める。
パイプオルガンは、時代や地域によって異なる音楽の様式を映し出すとても多彩な楽器です。バッハの緻密な対位法、現代作品の刺激的なリズム、フランス音楽の洒脱な色彩、そしてロマン派の壮大な響き。今回のプログラムは、こうした幅広いレパートリーを自在に描き分けることのできる、サントリーホールのオルガンだからこそ実現するものです。一台の楽器がどこまで様々な表情を生み出せるのか、、、 ご期待ください!
J. S. バッハ(1685~1750) の『前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 545』はオルガンらしい明快で堂々とした前奏曲に続き、フーガでは一つの主題が声部から声部へと流麗に受け渡され、緻密で美しい音楽の織物を紡ぎます。各声部が織りなす対話と、オルガンの輝かしい響きが聴きどころです。
W. オルブライト(1944~98) の『Jig for the Feet』では、足鍵盤のみで生み出す躍動的なリズムが活躍します。手をほぼ使わないという、オルガンの演奏技術そのものが音楽の面白さへと結びついている、見て聴いて楽しめる作品です。
もともとサクソフォンとピアノのために書かれたD. ミヨー(1892~1974) の『スカラムーシュ』を、本日は坂本日菜さんによるオルガン編曲版でお届けします。軽やかな旋律、弾むようなリズム、洒脱な色彩感が魅力です。このオルガン版では、多彩な音色の組み合わせによって、原曲とは異なる華やかかつ繊細な表情が生まれます。
最後に演奏するのはF. リスト(1811~86) の『バッハの名による前奏曲とフーガ』です。音名「B-A-C-H」(シ♭-ラ-ド-シ)の音列を主題に、バッハへの深い敬意を壮大な音楽へと結実させた作品です。半音階的な和声、ミステリアスなフーガなど、様々な要素がロマン派ならではの劇的な表現によって展開される名曲です。
サントリーホールのオルガンが備える多彩な音色、そして豊かで幅広い表現力を通して、一台の楽器が描き出す、時代も国も超えた音楽の世界をご堪能ください。
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