カーネギーホール & サントリーホール パートナーシップ・プログラム
ジャナンドレア・ノセダ指揮
カーネギーホール
ナショナル・ユースオーケストラUSA
ジャナンドレア・ノセダは、同世代の指揮者の中でも先頭に立つ一人として広く認められている。2016年1月にワシントン・ナショナル交響楽団の第7代音楽監督に指名された。その他、ロンドン交響楽団とイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、カダケス管弦楽団の首席指揮者、イタリアのストレーザ音楽祭の芸術監督も務めている。また、21/22シーズンよりチューリッヒ歌劇場の音楽総監督に就任。ノセダは世界の主要なオペラ・ハウス及びオーケストラで頻繁にゲスト出演しており、その中にはメトロポリタン・オペラ、クリーヴランド管弦楽団、スカラ座、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、NHK 交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロイヤル・オペラ・ハウス、ウィーン交響楽団、チューリヒ・オペラが含まれる。15年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と初共演し、また同年のザルツブルク音楽祭にもデビュー。ミラノ生まれ。イタリアの芸術界に対する貢献により、イタリア共和国功労勲章《カヴァリエーレ・ウッフィチャーレ》を授与されている。16年国際オペラ賞の「今年の指揮者」受賞。同年ストックホルムにおいてノーベル賞コンサートを指揮する名誉を受けた。
21世紀のクラシック音楽家の定義を変えるヴァイオリニスト。現代テクノロジーによる新しい機会を活用し、ソーシャル・メディアに登場することで、アーティストとファンとの新たな関わり方を示す先駆者となっている。台湾に生まれ、オーストラリアで育つ。15歳でカーティス音楽院へ入学。2008年ユーディ・メニューイン国際コンクールと09年エリザベート王妃国際コンクールでの優勝をきっかけに、注目を浴び始め、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、オーストラリアでキャリアを築いている。17年にデッカ・クラシックスと専属契約。これまでに、ロンドン響、ゲヴァントハウス管、ミュンヘン・フィル、ニューヨーク・フィル、サンフランシスコ響等と共演。また、シャイー、V. ユロフスキ、M. ホーネック、K. ペトレンコなどの指揮者と共演している。12年から15年まで、ドルトムント・コンツェルトハウスのレジデントを務め、17/18シーズンは、ベルリン放送交響楽団の「アーティスト・フォーカス」の一人となった。音楽教育に対しても非常に献身的で、音楽とコメディーを組み合わせたビデオ・シリーズを自ら作製し、音楽を志す学生たちの教育に役立てている。
毎年夏、カーネギーホールのワイル・ミュージック・インスティテュートは、ナショナル・ユースオーケストラ(NYO-USA)を結成し、カーネギーホールでの演奏のみならず、世界の主要な音楽都市を巡るツアーを実施。奏者たちはアメリカの音楽大使として活躍すると同時に、訪れた先の音楽家たちとの交流を通じて文化の豊かさを経験している。その演奏は「活力と自信に満ちあふれている」とニューヨーク・タイムズ紙に絶賛された。2013年の創設以来、M. オルソップ、E. アックス、J. ベル、D. ハーディングなど世界的に活躍する指揮者やアーティストと共演。またBBCプロムス、コンセルトヘボウ、ルツェルン音楽祭ほか多数の主要な音楽祭やホールに招かれている。NYO-USA は、カーネギーホールが有する3つのユースアンサンブルのひとつであり、ほかにNYO2、そしてNYOジャズがある。過去10年間で1,000人を超える若い音楽家たちがこれら3つのアンサンブルで演奏し、独自の音楽コミュニティを形成している。これは、全米各地に存在する卓越した音楽の才能にスポットライトをあて、数えきれないほどの人生を変える貴重な機会となっている。
carnegiehall.org/NYOUSA
サントリーホール
0570-55-0017
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