サントリーホール オルガン プロムナード コンサート
(入場無料/事前申し込み制/指定席制・座席選択可)【申込み終了】
【無料ライブ&リピート配信有】

東京藝術大学オルガン専攻卒業(安宅賞、宮田亮平奨学金、アカンサス音楽賞受賞)、同大学院在学中。2020年に横浜みなとみらいホール オルガニスト・インターンシップ・プログラム修了。明治安田クオリティオブライフ文化財団海外音楽研修生としてフライブルク音楽大学に留学、DAAD(ドイツ学術交流会)より奨学金を得て同大学修士課程を最優秀の成績で修了。これまでにオルガンを近藤岳、廣江理枝、マティアス・マイヤーホーファーに師事。22年マリア・ホーファー国際オルガンコンクール第2位。23年メンデルスゾーン全ドイツ音楽大学コンクール(ベルリン)オルガン部門第3位、アーノルド財団賞受賞。また同年9月に行われた第9回武蔵野市国際オルガンコンクールにて第2位および聴衆賞を受賞。

東京藝術大学大学院を修了し、ベルリン芸術大学大学院修了。Gyarfas Competition2019(ベルリン)最高位、青山音楽賞新人賞、日本音楽コンクール、松方音楽賞ほか、入賞受賞多数。ローム ミュージック ファンデーション、明治安田クオリティオブライフ文化財団等奨学生。ニューヨーク・カーネギーホール、東京・春・音楽祭、ヴァディム・レーピンが監督を務めるトランス゠シベリア芸術祭、「MAROワールド」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」などに出演し、2019年にはベルリンにてドイツの名匠セバスティアン・ヴァイグレに才能を高く認められ、読売日本交響楽団と共演。ラ・ルーチェ弦楽八重奏団、銀座王子ホールのレジデント「ステラ・トリオ」メンバーを務めるほか、各楽団のゲストコンサートマスターとして活躍し、現在東京交響楽団コンサートマスター。
今回はクリスマスに関連した作品やアンサンブル作品を中心としたプログラムをお届けいたします。
オルガンと言えばJ. S. バッハ(1685~1750)を思い浮かべる方が多いと思います。バッハの名曲『前奏曲とフーガ ト長調 BWV 541』によって、まず初めにオルガンらしい響きを感じて頂きたいと思います。フランク(1822~90)の「天使の糧」は、美しい旋律を持ち、クリスマスシーズンによく演奏される名曲です。原曲はテノール独唱とハープ、チェロ、オルガンの編成ですが、本日はヴァイオリンとオルガンのデュオでお聴き頂きます。フランクと同年代の作曲家ラインベルガー(1839~1901)の「主題と変奏」は、美しい旋律で始まり、多様な変奏が展開されます。ヴァイオリンとオルガンの対話が楽しめる作品で、美しくもあり物寂しい響きが魅力的です。小林壱成さんの美しいヴァイオリンの音色と共にお楽しみ下さい。『オー・ホーリー・ナイト』は、日本語で『さやかに星はきらめき』というタイトルで、イエス・キリストが降誕する夜を指します。とても人気のあるクリスマスキャロルです。「星への賛歌」はカルク=エーレルト(1877~1933)特有の美しい和声と共に湖の多彩な情景が描写されています。この作品の舞台となるコンスタンツ湖を約1年前に訪れ、現地でとても幻想的な夜景を見ることができました。そこから得たイメージをもとに幻想的な湖や星空を描くように演奏したいと思います。
それでは素敵なクリスマスをお過ごし下さい!
(東方理紗)
サントリーホール
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