主催公演

サントリーホール開館40周年記念
Daiwa House Special
ホール・オペラ®
タン・ドゥン:『TEA ~茶は魂の鏡~』
(全3幕・日本語&英語字幕付)

※チラシPDFはページ下部からご覧いただけます

サントリーホールが委嘱し、今世紀のオペラの中では圧倒的な再演回数を誇る、国際的作曲家タン・ドゥンの代表作『TEA ~茶は魂の鏡~』。2002年の世界初演以来、ヨーロッパ、アメリカ、中国など世界各地で上演され、「茶」をテーマとしたオペラから紡ぎ出される普遍的な「愛」のドラマと音楽は、高い人気を博してきました。
タン・ドゥンが絶大な信頼を寄せる気鋭の若手キャストと、中国を代表する映画監督・舞台演出家のシャーウッド・フーによる新プロダクションで、満を持してお届けするサントリーホールでの再々演をどうぞお見逃しなく!
【出演者変更のお知らせ(6月1日発表)】
聖嚮(日本の高僧)役で出演を予定しておりましたジェンジョン・ジョウ(バリトン)は、本人の都合により出演できなくなりました。代わりまして、マーテー・ヘルツェグ(バリトン)が出演いたします。なお、この変更に伴うチケット代の払い戻しはございません。何卒ご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

■キャスト・スタッフプロフィールはこちらからご覧ください

※チラシPDFはページ下部からご覧いただけます

【タン・ドゥン:TEA ~茶は魂の鏡~ を深く知るキーノート】

【文明のかけはしとなるお茶 文:熊倉功夫 (2002年世界初演プログラムより)】
茶道史研究の第一人者であり、現在、国立民族学博物館 名誉教授で、MIHO MUSEUM 館長の熊倉功夫氏が寄稿。唐代の文人、陸羽があらわした茶の書物『茶経』から始まる、お茶の壮大な旅をたどるオペラ『TEA』の世界観を深く味わえる一編です。
PDFはこちら

【稲野珠緒(打楽器)インタビュー】
紙や水、陶器など“自然の素材”がそのまま楽器となり、舞台の音世界を形づくる――。タン・ドゥン作曲のオペラ『TEA ~茶は魂の鏡~』で重要な役割を担う打楽器奏者、稲野珠緒さんに話を聞きました。2002年のサントリーホール世界初演、2006年の再演に続き、「3人の打楽器奏者」の一人として出演する稲野さん。初演時の立ち上げの舞台裏から、単なる“演奏者”を超えて、“ミューズ”として舞台へ溶け込んでいく身体感覚まで、語っていただきました。
記事はこちら

【WEB ONTOMO独自インタビュー タン・ドゥン:オペラ『TEA ~茶は魂の鏡~』~「茶」が世界の人々を魅了する理由】
こちらからご覧ください(WEB ONTOMOのサイトへ)

【intoxicate4月号掲載】孫悟空とシャーマンが導く異色の道教オペラ――タン・ドゥン作曲・指揮「TEA ~茶は魂の鏡~」が20年ぶりに上演! 文:柿沼敏江
こちらからご覧ください(intoxicateサイトへ)

【TEA ~茶は魂の鏡~ あらすじ】
第1幕 水、火

第1場
9世紀の京都の古寺。高僧、聖嚮が空の茶碗で茶を飲み、僧侶たちに昔語りをはじめる。若き聖嚮は日本の皇子として、中国(唐)の都、長安を訪れていた。それは、心を通わせる皇女、蘭との結婚の約束を果たすためであった。

第2場
長安の宮廷では、皇帝の前で皇女の蘭とその弟である皇子が影絵芝居『猿王』を見せている。仲睦まじい親子。そこに聖嚮が現われる。皇子は蘭への想いのあまり聖嚮への憎悪をあらわにする。そこに、ペルシャの王子から、皇子の所有する『茶経』を馬千頭と交換したいとの申し出が伝えられる。しかし、この『茶経』は偽物と聖嚮は見破る。落胆する皇帝。激しくやり合う皇子と聖嚮。聖嚮は『茶経』の著者である茶聖、陸羽に真実を語らせようと、皇子と生死を賭ける。悲嘆にくれる蘭。

第2幕 紙

聖嚮と蘭は『茶経』を求めて南方への長い旅に出る。旅の途中、蘭は空の茶碗で茶を飲む。「色を聞き、香りに触れ、音を見、本質を味わう」。蘭は聖嚮に古代の中国王の話を聞かせる。若返りの茶の葉の湯につかる王と侍女との官能的な愛の世界が影絵で映し出され、いにしえの愛に導かれた聖嚮と蘭もまた愛を交わす。

第3幕 陶器、石

陸羽の娘、陸が儀礼にしたがって茶を点てている。訪れた聖嚮たちに陸は、父の逝去を告げ、茶をすすめる。聖嚮は空の茶碗で茶をいただき、『茶経』を悪の手に渡さないことが自分の使命と語る。弟は悪かと問いただす蘭。心が離れていく聖嚮と蘭に、陸は、ふたりの愛のため、『茶経』を世に広めるため聖嚮に渡そうと話す。そこに現れた皇子が『茶経』をわがものにしようと剣をかまえる。闘いを止めようと二人の刃の間に入った蘭は、弟の剣を受け息絶える。「死のなかで生きるか、生のために死ぬのか」。陸は聖嚮と皇子に問う。死を覚悟して聖嚮に剣を渡す皇子。しかし、聖嚮はその剣で髪を切り、現世を捨てるのだった。

時は移り、再び9世紀の京都の古寺。高僧、聖嚮は空の茶碗で茶を味わう。僧侶たちは歌う。「碗 空なれど 香り漂い 影 消え去りとて 夢ふくらむ」。聖嚮は呟く。「茶は魂の鏡なり」。

  • 【メッセージ動画(YouTube)】タン・ドゥン(作曲・指揮)シャーウッド・フー(演出)

  • 【ダイジェスト動画(YouTube)】タン・ドゥン:『TEA ~茶は魂の鏡~』2023年上海公演より

開演前の特別プレイベント 開催決定!

遠州流茶道の全面協力のもと「茶」をテーマにしたオペラの世界をひらくプレイベントを開催します。7月3日(金)は遠州茶道宗家・若宗匠 小堀宗似氏によるプレトーク、7月4日(土)は遠州流茶道による呈茶会を開催します。(両日とも公演チケットをお持ちの方がご参加いただけます)

■7月3日来場者限定 プレトーク
ホール・オペラ® タン・ドゥン作曲『TEA ~茶は魂の鏡~』の上演に先立ち、作品の世界観への理解を深めるプレトークを開催いたします。
本企画では、「茶」をテーマとする本オペラの魅力を音楽的観点から紐解き、さらに、遠州流茶道における「キレイさび」という美意識の視座から、本作が描き出す「茶」の世界を捉え直し、その精神性と表現の深層に迫ります。
登壇は、小堀宗似氏(遠州茶道宗家・若宗匠)、富川匡子氏((株)emu代表 元「婦人画報」「美しいキモノ」編集長)、眞鍋圭子(サントリーホール エグゼクティブ・プロデューサー)。富川氏の進行のもと、小堀氏には遠州流の茶の世界について語っていただき、眞鍋がホール・オペラプロデュースの視点からオペラ『TEA』の見どころや制作背景をご紹介します。
音楽・舞台芸術・伝統文化が響き合う本作の奥行きを、より深く味わうための貴重な機会です。
※7月3日(金)ホール・オペラ『TEA』公演チケットご購入者対象のプレトークです。

日時:2026年7月3日(金)18:30~18:50
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
出演:小堀宗似(遠州茶道宗家・若宗匠)
富川匡子((株)emu代表 元「婦人画報」「美しいキモノ」編集長)
眞鍋圭子(サントリーホール エグゼクティブ・プロデューサー)

入場方法:7月3日ホール・オペラ『TEA』のチケットを入場時にご提示ください。
(事前申込不要)
※場内が満員となった場合は、安全のため、一時的に入場を制限することがあります。
協力:遠州流茶道

■7月4日来場者限定 遠州流茶道による呈茶会(有料・先着100名様限定)
江戸時代初期の大名茶人「小堀遠州」を流祖とする遠州流茶道による呈茶会を特別開催いたします。 オペラ『TEA』の創作の源となった茶の精神を、一服とともにご堪能いただく、格別のひとときです。

時間:16:00(受付開始)~16:40(最終入場)
会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
参加料:2,000円(税込/現金のみ)
※当日先着100名様限定、お一人様1枚限り。定員に達し次第、受付を終了します。
※7月4日(土)ホール・オペラ『TEA』公演チケットご購入者限定のプレイベントです。単独での販売はございません。
申込・入場方法: 公演当日16:00より、サントリーホール ブルーローズ入口にて、7月4日ホール・オペラ『TEA』公演チケットをご提示の上、お申し込みください。

協力:遠州流茶道

ページ上部へ

チケットに関するお問い合わせ

サントリーホールチケットセンター

0570-55-0017

サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB新しいタブで開きます