サントリーホール開館40周年記念
ホール・オペラ®
タン・ドゥン:『TEA ~茶は魂の鏡~』
(全3幕・日本語&英語字幕付)
タン・ドゥン(譚盾)は、クラシック音楽、マルチメディア・パフォーマンス、そして東西の伝統の枠を自在に越える創造的なレパートリーによって、世界の音楽界に不朽の足跡を残してきた。代表作にはアカデミー賞、グラミー賞に輝いた映画音楽『グリーン・デスティニー』をはじめ、エディンバラ音楽祭委嘱のオペラ『マルコ・ポーロ』、ヨーヨー・マとボストン響の初演による『ザ・マップ』、ドレスデン音楽祭、ロサンゼルス・フィル、ニューヨーク・フィル、メルボルン響の共同委嘱による『仏陀受難曲』など。指揮者としても活躍し、世界各地の一流オーケストラに定期的に客演指揮者として招かれている。現在、ニューヨークのバード音楽院院長、中国国家交響楽団名誉芸術顧問、メルボルン交響楽団芸術アンバサダー。ユネスコ親善大使。中国湖南省出身。
「中国から登場した最も刺激的でダイナミックな演出家の一人」(『ハリウッド・リポーター』誌)。ニューヨークのパブリック・シアターにてジョセフ・パップのもとで舞台演出を学ぶ。映画監督としては、初の長編映画『蘭陵王』が中国古代神話を題材とした叙事詩的作品として数々の賞を受賞。その他、代表作に『喜瑪拉雅王子(ヒマラヤ王子)』『上海キング』など。2010年には上海万博の上海館総合クリエイターを務めた。舞台演出においても幅広く活躍し、代表作には、新作京劇『新龍門客棧』、影絵と映像を融合させた『マジック・パペッツ』、タン・ドゥン作曲のオペラ『TEA』などがある。新作影絵芝居『九色の鹿』は、第25回セルビア国際芸術祭にて最優秀作品賞受賞。最新のプロジェクトでは映像と交響曲を融合させた『女神』、そして26年には『旧円明園 馬首』の上演を予定している。また、フランシス・F・コッポラ制作映画『Lani Loa-The Passage』の初中国人監督でもある。上海交通大学教授。
武蔵野美術大学卒業後、パリ・オペラ座で衣裳を学ぶ。その後ロンドンの衣裳プロジェクトチームに入り、イギリスを中心にヨーロッパ各地で、オペラ・バレエ・芝居のデザイン、衣裳製作に携わる。帰国後、舞台衣裳デザイン・製作会社「アトリエヒノデ」を設立。デザイナーとしての代表作としてはNHK紅白歌合戦・小林幸子衣裳、長野オリンピック聖火衣裳、NHKニューイヤーオペラコンサートなど。衣裳リアリゼーターとしては三代目市川猿之助演出のスーパー歌舞伎、パトリック・デュポン演出パリ・オペラ座『白鳥の湖』、リヨン・オペラ座 『トゥーランドット』、ミュンヘン・オペラ座『ラ・バヤデール』など数多くの作品を手掛けている。また美術館の展示インスタレーター、キュレーターとしても活躍している
■聖嚮(日本の高僧):ジェンジョン・ジョウ(バリトン)
2012年にベルリン・ドイツ・オペラとソリスト契約を結び、国内外の歌劇場にて約50作品に及ぶオペラで主要な役を演じてきた。ドイツ・グラモフォンから発売されたマスネ作曲『ウェルテル』、オペラ・ララによる『マノンの肖像』の録音に参加している。ロイヤル・オペラ・ハウス制作のDVDでは、ターネジ『アンナ・ニコル』、ヴェルディ『リゴレット』、プッチーニ『トスカ』および『蝶々夫人』に出演。15年以降、オペラおよび声楽教育の分野にも取り組み、顕著な成果を上げている。スタンフォード大学でマスタークラスを行い、アメリカ国際音楽コンクールの審査員も務めた。22年9月には、上海市の高度人材招聘として上海音楽学院声楽歌劇科に着任し、現在准教授として教鞭を執っている。
■蘭(唐の皇女):ルーシー・フィッツ・ギボ
「まばゆいばかりの名人芸的な歌唱」(『ボストン・グローブ』紙)と評され、ルネサンスから現代に至るまで幅広いレパートリーを持つ。アメリカ交響楽団と共演しカーネギーホール・デビューを果たすほか、セントポール室内管、タングルウッド音楽センター管など、米国各地のオーケストラと共演。また、夫であり共演パートナーでもあるピアニストのライアン・マカラフとともに、ロンドンのウィグモアホール、ニューヨークのメトロポリタン美術館など、世界各地の著名な会場に出演している。2016年よりマールボロ音楽祭に参加。『TEA』には23年の上海公演より出演。イェール大学を卒業後、トロント王立音楽院のグレン・グールド・スクールにてアーティスト・ディプロマ、ニューヨークのバード音楽院にて修士号を取得。現在、同音楽院教員。
■唐の皇子:石井基幾(テノール)
東京藝術大学大学院修士課程修了。2021年サントリーホール フレッシュ・オペラ『ラ・トラヴィアータ』アルフレード役でデビュー。23年『TEA』上海公演に初の日本人キャストとして抜擢され、25年福建省・福州、香港公演にも出演、高い演技力が評価された。今年4月にはブダペスト公演への出演が予定されている。東京・春・音楽祭2024リッカルド・ムーティ指揮『アイーダ』に伝令役で出演。イタリア・オペラ・アカデミー in 東京では23年『仮面舞踏会』リッカルド役、25年『シモン・ボッカネグラ』ガブリエーレ・アドルノ役で出演し好評を博すなど、近年目覚ましく活躍の場を広げている。サントリーホール オペラ・アカデミー アドバンスト・コース第5期修了。現在、同アシスタント・ファカルティ。
■唐の皇帝:アポロ・ウォン(バス)
香港出身の指揮者、バス・バリトン歌手。アメリカとドイツで教育を受け、パーム・スプリングス・オペラ・ギルド声楽コンクール優勝、パサデナ・オペラ・ギルド声楽奨学金を受賞。2019年には香港合唱指揮コンクールで第1位ならびにアジア太平洋ユース合唱賞を受賞。『ドン・パスクワーレ』『フィガロの結婚』題名役ほか数多くのオペラや主要なミュージカルに出演している。J. S. バッハ『ミサ曲 ロ短調』、ブラームス『ドイツ・レクイエム』、ヘンデル『メサイア』などの宗教曲では、指揮を行いながらバス独唱を務める。現代音楽にも積極的に関わり、25年には『TEA』香港公演に出演。現在、香港フィルハーモニー合唱団の合唱指揮者。香港大学学生によるThe Learners ChorusおよびThe Learners Orchestra音楽監督。
■陸(陸羽の娘):イン・デン(メゾ・ソプラノ)
内モンゴル出身。2023年10月、ヴィンチェロ国際声楽コンクール中国地区プロフェッショナル部門グランプリを受賞。24年7月、チューリヒでV. カサロヴァのマスタークラスを受講し、修了審査で第1位を獲得。9月には上海音楽学院オペラハウスとボルドー歌劇場共同制作のオペラ『カルメン』題名役を務めた。25年3月、『TEA』福建省・福州公演に出演。8月にはオーストリアにおけるPresto Arts主催のマスタークラスでL. オロペサらから指導を受け、いずれの教授陣からも高い評価を得た。9月、第9回Premiere Opera財団国際声楽コンクールアジア予選プロフェッショナル部門で第3位を受賞し、11月には張国勇指揮のもと蘭州コンサートホールにてベートーヴェン「第九」のアルト独唱を務めた。
チェンチュー・ロン
クラシック、現代音楽、ジャズにまたがって国内外で活躍。グローバル・パーカッション・コンペティションのアーティスト部門第2位、シンガポール中国打楽器コンクール優勝など、中国および西洋打楽器の両分野で多数の賞を受賞。フィラデルフィア管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団などと共演し、中国内の著名な劇場や音楽祭にも出演している。タン・ドゥンに招かれ、世界各地で彼の作品の打楽器ソリストおよびゲスト・パーカッショニストとして出演。現在、上海師範大学音楽学院講師、ニューイングランド音楽院指導教員。
稲野珠緒
東京藝術大学卒業。モーニングコンサートにて藝大フィルハーモニアと共演、同声会賞受賞。日本管打楽器コンクール第2位入賞。京都芸術祭にて京都市長賞受賞。タン・ドゥン作品ではNHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、深圳交響楽団、サンタチェチーリア国立アカデミー管弦楽団と共演。オペラ『TEA』はサントリーホールでの初演と再演に続きネザーランド・オペラ、リヨン国立歌劇場、ニュージーランド響での公演に参加。アンサンブル東風メンバーとしてガウデアムス国際音楽週間、日蘭交流400周年記念演奏会に出演。現在オーケストラ、室内楽、ミュージカルなどのマルチパーカッショニストとして活動している。
神田佳子
横浜生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修了。ドイツ・ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習にて奨学生賞を受賞。現代音楽を軸に、打楽器奏者として第一線で活動し、即興演奏やジャンルを越えたコラボレーションにも取り組む。ソリストとして東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団などと共演し、現代作品を中心に数多くの新作初演を行ってきたほか、作曲も手がけている。ビクターエンタテインメントよりCDをリリース。TV出演、コンサートやワークショップの企画・プロデュースも行い、五感と感性を重視した独自の音楽活動を続けている。アンサンブル・コンテンポラリーα、東京現音計画メンバー。
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