室内楽

2019年6月7日

クス・クァルテットのマスタークラス 6月3日開催

6月1日~16日「チェンバーミュージック・ガーデン2019」の期間中に来日している、ヨーロッパを代表するクス・クァルテットがマスタークラスを開催。室内楽アカデミーで学ぶクァルテット・インテグラ、タレイア・クァルテット、チェルカトーレ弦楽四重奏団の3グループが受講しました。

受講生たちはクァルテットのメンバー4人から、作品の解釈や練習法などの実践的なお話や、たくさんの貴重なアドバイスを伺いました。「世界の第一線で活躍するメンバーのレッスンを受けて、多くの事を学ぶことができた」「アドバイスをいただいて、音の方向性がよりよく見えるようになった」などの感想が聞かれました。

受講メンバーは6月8日(土)、15日(土)11時開演の「室内楽アカデミー・フェロー演奏会」で成果を発表します。お手頃な1,000円でたっぷりと楽しめる名曲を抜粋したコンサート、出演者が各作品の演奏前に曲紹介をするスタイルが好評です。
特別ゲストには、室内楽アカデミーのファカルティを務めるピアニストの練木繁夫(6/8)、アンサンブル・ラロのメンバー(6/15)を迎えます。

また、クス・クァルテットはベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲を作曲された順番通りに取り上げる「ベートーヴェン・サイクル」の最中。6月8日(土)、11日(火)、13日(木)に中期以降の作品を演奏、最終日には親交の深い気鋭の作曲家マントヴァーニの委嘱新作「ベートーヴェニアーナ」の世界初演もあわせて行います。

6月3日 クス・クァルテットのマスタークラス風景
6月5日「クス・クァルテット ベートーヴェン・サイクル」より