オペラ

2019年4月15日

オペラ・アカデミー プリマヴェーラ・コース第5期生募集

研修会の様子

オペラ・アカデミーのプリマヴェーラ・コースで本年6月から2年間学ぶ声楽家・ピアニストを募集します。対象は大学卒業程度~満28歳まで(ピアニストは満32歳まで)、応募期間は4月16日(火)~4月30日(火・休)です。

25年の歴史と伝統を持つ「サントリーホール オペラ・アカデミー」は、元世界的テノール歌手で指揮者・声楽指導者のジュゼッペ・サッバティーニが2011年秋にエグゼクティブ・ファカルティに就任し、新たなスタートを切りました。最近では、修了生がヨーロッパの歌劇場プロダクションでオペラ・デビューを果たしたり、国内外の主要コンクールで入賞するなど、アカデミーでの研修の成果が現れています。

プリマヴェーラ・コースでは、サッバティーニが歌手生活で取り入れていたメソッドで発声の基本を学び、イタリア古典歌曲、室内歌曲および古典派オペラなどに取り組み、プロフェッショナルへの第一歩として声楽の基礎的なテクニックの習得を目指します。
サッバティーニは歌唱法の極意について、「技術は歌の表現に奉仕するもの。歌は言葉と音楽の両方の意味を表現すること。この二つを実践すること」と語ります。本アカデミーではサッバティーニが定期的に来日して直接指導を行うのみならず、かつてこのアカデミーで研鑽を積んでいた天羽明惠、野田ヒロ子、櫻田亮、今尾滋、増原英也ら5名の歌手、およびピアニストの古藤田みゆきがコーチング・ファカルティとして月例の研修会を担当し、受講生を手厚くサポートしています。