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サントリーグループのサステナビリティ

コーポレート・ガバナンス

考え方

サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命の輝き』をめざす」ことを私たちの目的とし、経営の効率性を高めつつ、地域社会、お客様、お取引先などの各ステークホルダーとの間の良好な関係を保ち、企業として社会的責任を果たすため、コーポレート・ガバナンスの拡充を進めています。

サントリーホールディングス(株)の株主構成等については、有価証券報告書 第4【提出会社の状況】 1【株式等の状況】をご覧くださいPDFを新しいタブまたはアプリケーションで開きます。

推進体制

サントリーホールディングス(株)は、業務執行に対する取締役会による監督と監査役会による監査の二重のチェック機能をもつ監査役会設置会社の体制を選択しています。また、執行役員制度の採用により経営の意思決定機能と業務執行機能の分離を図ることで、機動的な経営意思決定を可能としています 。

コーポレート・ガバナンス体制

コーポレート・ガバナンス体制

グループ経営を担う各種会議体

サントリーグループでは、持株会社制を導入しています。持株会社であるサントリーホールディングス(株)の取締役会は、社外取締役1名を含む9名(2025年4月現在)の取締役で構成されています。取締役会では、グループ全体の経営課題について具体的な検討・協議・意思決定を行うとともに、グループ各社の業務執行を監督する役割を担っています。

取締役会

取締役会は、定時取締役会が毎月開催されるほか、必要に応じて臨時取締役会が開催され、サントリーグループの経営方針、事業計画、組織、資金調達等、経営上の重要な事項を全て審議、意思決定するとともに、各グループ会社の業務執行状況の報告を受け、監督を行っています。なお、取締役の任期は、経営環境の変化に対応し、最適な経営体制を機動的に構築するため、1年間としています。

取締役会の活動状況については、前事業年度において、取締役会は21回開催され、各取締役の出席状況は次のとおりです。なお、上記記載の回数のほか、取締役会決議があったものとみなす書面決議を2回実施しました。

役職名 氏名 出席状況
代表取締役会長 佐治信忠 15回/21回
代表取締役副会長 鳥井信吾 21回/21回
代表取締役社長 新浪剛史 21回/21回
代表取締役副社長 鳥井信宏 20回/21回
代表取締役副社長 肥塚眞一郎 21回/21回
取締役副社長 山田賢治 21回/21回
取締役専務執行役員 木村穣介 20回/21回
取締役専務執行役員 岡賀根雄 21回/21回
取締役専務執行役員 鎌倉行宏 21回/21回
取 締 役(社外) 御厨 貴 18回/21回
取 締 役 有竹一智 21回/21回

取締役会における具体的な検討内容としては、経営方針、財務戦略、M&A、設備投資、コーポレート・ガバナンス、サステナビリティ等の様々な経営課題、主要事業における重点課題、業務執行状況等となっています。

経営を監査する体制

サントリーホールディングス(株)の監査役会は、社外監査役2名を含む4名(2025年4月現在)の監査役で構成され、業務の執行状況や内部統制システムの整備状況などを監査しています。監査役室を設置し、監査役会の監査活動を補助しております。加えて、グループ各社の業務執行状況などを監査・検証する内部監査部門としてグループ監査部を設けています。また、外部監査法人が会計監査を実施し、会計や会計に関わる内部統制の適正性ならびに適法性について、客観的な立場から検証しています。

その他の委員会

サントリーホールディングス(株)は、グローバルリスクマネジメント委員会、品質保証委員会、グローバルサステナビリティ委員会を設置しています。グローバルリスクマネジメント委員会は、サントリーグループ全体のリスクマネジメント活動を推進する役割を担い、サントリーグループのリスクの抽出、対応策の立案および対応状況の進捗確認を行います。品質保証委員会は、サントリーグループ全体の品質保証活動の推進を担い、サントリーグループにおける品質保証上の課題の抽出、対応策の立案及び対応状況の進捗確認を行います。グローバルサステナビリティ委員会は、サントリーグループ全体のサステナビリティ経営を推進する役割を担い、サステナビリティ戦略の方針・計画等について議論・監督を行います。さらに、コーポレートマネジメント本部を設置し、サントリーグループ全体にわたるガバナンス・リスクマネジメント活動の強化・推進を実施しています。

内部統制システムの強化

サントリーホールディングス(株)の取締役会で決議した「内部統制システム基本方針」に基づき、コンプライアンスや情報管理、リスクマネジメントなどの取り組みを強化することで、より実効性のあるガバナンス体制の構築を目指しています。

詳細は「内部統制システム基本方針」をご覧ください

サントリー食品インターナショナル(株)のコーポレート・ガバナンス

東京証券取引所プライム市場に上場しているサントリー食品インターナショナル(株)は、監査等委員会設置会社です。これは、取締役会の議決権を有する監査等委員である取締役が監査を行うことによる監査・監督の実効性の向上、および内部監査部門を活用した監査の実施による内部統制の実効性の向上を目的とするものです。取締役会を構成する取締役8名(監査等委員である取締役を含む)のうち3名は社外取締役(2024年12月現在)です。
また、同社では、取締役会の決議によって重要な業務執行の決定の全部または一部を取締役に委任することができる旨を定めています。これは、社外取締役を含めた取締役会において、経営戦略、中期・長期計画および経営課題に関する議論等、より大局的・実質的な議論を行うことで、経営戦略を実現し、目標とする経営指標を達成するとともに、個別の業務執行については社内規程に基づく意思決定によるものとすることにより、意思決定の迅速化と取締役会の監督機能の強化を図ることを目的とするものです。なお、同社では、コーポレート・ガバナンスコードの遵守状況を、Webサイトで公表しております。

詳細は「サントリー食品インターナショナル(株)のコーポレート・ガバナンス」をご覧ください