「サントリーホール アカデミー」トピックス

オペラ

2020年3月18日

「港区&サントリーホール Enjoy! Music プロジェクト」にオペラ・アカデミー修了生が参加

港区立小学校での事前授業
サントリーホールでのコンサート ソプラノ:金子響 バリトン:石井基幾

港区立小学校の4年生を対象とした「港区&サントリーホール Enjoy! Musicプロジェクト」コンサートを1月30日、大ホールで開催しました。
このコンサートの前に、昨年12月から今年1月下旬にかけて各小学校で事前授業を実施。サントリーホール オペラ・アカデミーを修了したソプラノ・アルト・テノール・バス1名ずつの歌手が各小学校を訪問しました。授業では声域の違いや声の響き(ビブラート)についてのデモンストレーションと、「もみじ」の歌唱、また1月のコンサートでベートーヴェン「第九」の旋律を原語で歌うための事前指導を行いました。子どもたちは、よく響く声の出し方を学び、「第九」のドイツ語歌唱を練習して、サントリーホールでの公演を楽しみにしてきました。

1月30日のコンサートでは、沼尻竜典が指揮とお話をつとめ、東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団&サントリーホール オペラ・アカデミー(合唱)が演奏。ソリストとして、ソプラノ:安井陽子と、アカデミー修了生からソプラノ:金子響、バリトン:石井基幾が出演しました。
まず、男性と女性それぞれの「一人の声」をオーケストラの伴奏で聴く場面で、石井基幾がモーツァルトのオペラ『魔笛』よりパパゲーノのアリアを披露。さらに4年生の教科書にも載っている二重唱「パ・パ・パ」を金子響と石井基幾による「二人の声」の響きで聴いていただきました。その後、子どもたちは改めてよく響く声の出し方のレクチャーを受けて音を重ねる体験を行い、有名な合唱曲「ハレルヤ・コーラス」やオペラ『アイーダ』の凱旋行進曲で大編成の合唱のひびきを鑑賞しました。
45分間のコンサートのハイライトは、ベートーヴェンの第九交響曲の旋律、「よろこびの歌」の原語(ドイツ語)による大合唱。事前授業で学習してきた成果をついに発表する時です。プロの合唱団による模範演奏の鑑賞を経て、子どもたちが舞台上のオーケストラ、合唱団と共演し、素晴らしい合唱が大ホールいっぱいに響きました。

沼尻竜典指揮 東京フィルハーモニー交響楽団 
新国立劇場合唱団&サントリーホール オペラ・アカデミー(合唱)
コンサートのフィナーレ:子どもたちとオーケストラ、合唱団が共演して大合唱