8月29日(金)から31日(日)の3日間、タイの首都バンコクにあるクイーン・シリキット国際展示場は、日本の熱気に包まれていました。日本文化や技術、食などを紹介する一大イベント「バンコク日本博」に、昨年に続きサントリーサンバーズ大阪がブースを出展しましたので、その様子についてご紹介いたします。会場では、サンバーズが多くのタイの人々の心を強く惹きつける様子を見ることができました。
会場に設けられた、サントリーとサントリーサンバーズ大阪が共同で展開するブースは、連日多くの来場者で賑わいました。このブースでは、サントリーやサントリーサンバーズ大阪の活動を紹介しながら、オリジナルのノベルティの配布などを実施しました。
特に大きな盛り上がりを見せたのは、選手がブースに登場した瞬間です。髙橋塁選手・樫村大仁選手の2人が姿を現すと、とりわけブースは盛況となりました。一人ひとりと丁寧に言葉を交わしながら、写真撮影やサイン対応に快く応じる選手の姿に、来た人全員が笑顔になる様子が見られました。そこには、バレーボールが持つ普遍的な魅力と選手2人の真摯な姿勢とが、言語や文化の壁を超えて人々の心を繋いでいる光景がありました。
サンバーズのタイでの活動は、バンコク日本博への出展だけではありません。今回で3年目となるタイのサントリー事業所への訪問イベントでは、海外で働くサントリー社員との交流を通じ、スポーツの力でグループ内の結びつきをより強固なものにしていくことを目指しています。
また、2023年・2024年と、サンバーズはタイで試合興行を行ってきました。その活動は現地のバレーボールファンから熱狂的な支持を集めています。今年は試合を伴わない活動となりましたが、それでもなお、多くのタイのサンバーズファン、そしてバレーボールファンの方々がサンバーズの活動を心待ちにし、バンコク日本博のブースで歓迎してくださいました。このことは、この3年間にわたる活動が単なる一時的なイベントに終わらず、サンバーズがタイのファンの皆さまと着実な信頼関係を築き上げてきたことを物語っています。
スポーツが持つ、国境や文化を超えて人々の心を一つにする力。今回のサンバーズのタイでの活動は、その効果を改めて証明してくれました。タイのファンが選手のプレーに憧れ、憧れの選手との交流に笑顔を見せる姿。それに応えようと、言葉の壁を超えて交流する選手たちの真摯な姿勢。その一つひとつの瞬間が、サンバーズの世界に懸ける情熱を、より一層強固なものにしています。
サントリーサンバーズ大阪は、これからも大阪や日本というホームを大切にしながら、「大阪から世界へ」を目標に掲げ、より多くの人々に喜びと感動を届ける活動を続けていきます。












