日本バレーボールのトップリーグ、大同生命SV. LEAGUE MENに所属するサントリーサンバーズ大阪は、単なる競技チームの枠にとどまらず、地域社会、ファン、ビジネスの3つの面での継続的な成長を目指して、共創型パートナーシップを展開しています。その象徴ともいえる取り組みが、株式会社ドームや築野食品工業株式会社とのパートナーシップです。
株式会社ドームの戦略的連携
「2018年からパートナー契約を締結している株式会社ドームは、アスリートブランド「アンダーアーマー」の日本総代理店として知られています。そして、サンバーズとの関係は、単なるユニフォーム提供の枠を超えた「スポーツマーケティングの共創パートナー」として位置付けられています。
両者は、チームとブランドが一体となり、ファンのロイヤリティやブランド価値を高めていくことを目的とした、さまざまな施策に取り組んでいます。
代表的な取り組みのひとつが、2023-24シーズンのV.LEAGUEファイナルで実施された「赤一色」の応援演出です。先着3,000名にONE SUNBIRDS Tシャツをプレゼントし、会場を「サンバーズレッド」に染める取り組みを促進させました。これにより、ファンとの一体感が生まれ、試合の臨場感が高まると同時に、アンダーアーマーとサンバーズ両者の存在感を強く印象づけました。
さらに、2024-25シーズンには、ユニフォーム購入者やファンクラブのプレミアム会員・プラチナ会員を対象とした「UNDER ARMOUR×SUNTORY SUNBIRDS OSAKA スペシャルトークショー」も開催されました。このようなイベントを通じて、ファンとチーム、そしてブランドとのつながりをより深める取り組みが行われています。
このパートナーシップは2024-25シーズンで7年目を迎え、互いの信頼と共感に基づいた協力関係が築かれています。今後は、ファン参加型イベントや次世代育成をテーマとした活動など、より社会的価値のある連携が期待されています。
築野食品工業株式会社との共創
もうひとつ注目すべき取り組みが、和歌山県に本社を構える築野食品工業株式会社(以下、築野食品工業)との取り組みです。同社が提供する「こめ油」は、健康志向が高まる現代において、アスリートにとっても理想的な商品とされています。
築野食品工業は、「こめ油の魅力をスポーツ業界に広めたい」「社員の愛社精神を高めたい」といった想いを持っており、サンバーズとの出会いによって、その想いを実現するための取り組みが本格的にスタートしました。
そのひとつが、「これこれお米祭り」でのコラボレーションです。お米やこめ油の魅力を伝えるこのイベントでは、親子ソフトバレーボール教室やサンバーズグッズが当たる抽選会などが実施され、地域住民との交流も深まりました。イベントの集客にも、チームの力が活かされています。
また、サントリーサンバーズ大阪の公式YouTubeチャンネルでは、「サンバーズ選手によるこめ油を使ったお料理対決」動画も公開されました。選手たちがこめ油を使って調理に挑戦する姿は、ファンにとっても新鮮で、製品の魅力をより身近に感じられる内容となっています。
さらに、サンバーズの選手寮の食事にもこめ油が使用されており、アスリートの健康を支える役割も果たしています。
加えて、築野食品工業はサンバーズへのパートナーシップをきっかけに、「サンバーズきっかけで取引先との会話が増えた」「自社への誇りを感じるようになった」といったポジティブな声が寄せられているそうです。
これまで、他のスポーツ団体からの協賛依頼に対しては、「ロゴを掲出するだけ」といった関係性にあまり魅力を感じられなかったという築野食品工業ですが、サンバーズとの取り組みには「互いに理解し合い、共に前進できるパートナーシップ」として大きな価値を見出していただいています。
サントリーサンバーズ大阪は「サンバーズやサントリースポーツの理念に共感いただき、活動に賛同いただけるパートナー企業とともに歩み成長していく」ことを大切にしています。
パートナー企業が持つ強みや志を、サンバーズが持つ発信力やファンや地域との繋がりと掛け合わせることで、広告以上の本質的な価値を提供することができるのです。そして、その価値は地域社会や次世代の育成、さらには持続可能な社会の実現へとつながっていきます。
こうした共創型の取り組みは、チームの勝利という成果とは別に、もうひとつの「社会的成果」として高く評価されています。サンバーズが実践するパートナーシップの在り方は、これからのスポーツチームと企業の連携における、新たなモデルケースとなっていくことでしょう。
サントリースポーツが描く未来。それは、スポーツの力で人々の豊かな生活文化への貢献を目指し、『人間の生命(いのち)が輝く、新しい明日』を共に切り拓く存在であり続けるという理念に共感していただける全てのパートナーと共に、挑戦と創造を重ね成長していく道のりです。












