65初心者でも簡単!プランターで育てるアズーロコンパクト・ミリオンベル・サンク・エールの育てかたと満開のコツ
実例!プランターで花を育てる栽培記録【ロベリア、カリブラコア、スカエボラ】
「プランターで花を育てたいけど、うまく咲かない…」、「切り戻しっていつどのくらい切ればばいいの?」
そんな悩みを持つ方に向けて、実際の栽培記録をもとに育て方のコツを紹介します。プランター栽培の基本や春夏の花苗の中から人気の高い「アズーロコンパクト」「ミリオンベル」「サンク・エール」を実際にプランターで育てて切り戻しのタイミングや効果を比較しました。品種別の育て方と管理ポイントを写真とともに紹介します。
また、サントリーフラワーズ公式YouTubeチャンネルも紹介していますのでご覧いただきながら、お花を育ててみてくださいね!
目次
プランター栽培の基本|花を元気に育てるためには
プランターで花を育てる際は、土・肥料・環境の3つがとても重要です。
①土の選び方|10号浅鉢で根張りをサポート
使用したのは10号サイズの浅鉢。このサイズは根が広がりやすく、花苗3株を植えるのにちょうど良い大きさです。土は市販の草花用培養土を使用し、水はけと通気性の良さを重視しました。
②肥料の種類と頻度|置き肥+液肥で栄養バランスを整える
花を長く咲かせるには、定期的な肥料が欠かせません。植え付け時に「置き肥」を鉢の縁に配置し、週1回の「液肥」で栄養を補います。特に切り戻し後は液肥の効果が出やすく、花数の回復に役立ちます。
③日当たりと風通し|花付きに直結する環境づくり
プランターは日当たりの良い場所に置くことで、花付きが格段に良くなります。また、風通しが悪いと病害虫の原因になるため、ベランダや庭でも空気が流れる場所を選びましょう。
プランターで花を上手に育てる方法|初心者でも失敗しない6つのコツ
花を元気に育てるための基本と初心者でも失敗しないコツを紹介します。プランターでも庭でも簡単に応用できる内容なので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. 日当たりと風通しの良い場所を選ぶ
花は光を浴びることで光合成を行い、元気に育ちます。日照時間が長い場所を選び、風通しも確保することで病害虫の予防にもなります。
2. 土は水はけと通気性の良いものを使う
市販の草花用培養土を使えば、初心者でも安心。水はけが悪いと根腐れの原因になるため、鉢底石や軽石を敷くのも効果的です。
3. 水やりは「乾いたらたっぷり」が基本
毎日決まった時間に水をあげるよりも、土の乾き具合を見て判断するのがベスト。特に夏場は朝晩の水やりが効果的です。受け皿に水をためないように気をつけましょう。
4. 肥料は定期的に与える
花は栄養を消費しながら咲き続けます。置き肥と液肥を使い分けることで、長く美しい花を楽しめます。
5. 花がら摘みと切り戻しで花数アップ
咲き終わった花をそのままにしておくと、株が疲れてしまいます。こまめに花がらを摘み、必要に応じて切り戻すことで、再び花を咲かせる力が戻ります。
6. 病害虫対策は早めに
アブラムシやナメクジなどの害虫は、花の成長を妨げます。見つけたらすぐに駆除し、予防のために防虫ネットや薬剤を使うのも効果的です。
プランターで育てる 春〜秋の管理ポイント
春(4〜5月)
植え付け直後は根の成長が中心。液肥は控えめにし、日光をしっかり当てる。
初夏(6月)
花数が増え始め、切り戻しのタイミング。梅雨前に株を整えると、蒸れ対策にも効果的。
夏(7〜8月)
暑さで花数が減少しやすい時期。朝晩の水やりと風通しの確保が重要。
秋(9〜10月)
気温が下がり、再び花数が増加。液肥を再開し、最後の満開を楽しむ準備を。
季節ごとの管理を意識することで、花の寿命を延ばし、長く楽しむことができます。
プランター栽培で気をつけたいポイント
1. プランターの置き場所
日当たりが良く、風通しの良い場所が理想です。コンクリートの上に直接置くと、熱が伝わって根が傷むことがあるため、すのこや台の上に置くのがおすすめです。
2. 水やりの管理
受け皿に水をためないこと。根腐れの原因になります。 朝晩の水やりが基本ですが、季節や天候によって調整が必要です。
3. 株間の確保
株を密に植えすぎないよう注意。蒸れや病気の原因になります。特に3株植えの場合は、風通しを意識した配置が重要です。
品種別でわかる!アズーロコンパクト・ミリオンベル・サンク・エールの育て方と管理ポイント
上手に花を育てるなら、品種ごとの性質を知っておくことが長く美しく咲かせるコツです。この記事では、人気の3品種「アズーロコンパクト」「ミリオンベル」「サンク・エール」について、実際の栽培記録をもとに育て方のポイントと特徴を詳しく紹介します。それぞれの品種に合った管理方法や、切り戻しのタイミング、肥料の与え方などを写真付きで解説。初心者でも安心して育てられるよう、わかりやすくまとめています。参考にされてみてくださいね。
1株 vs 3株の違い|ボリュームと花数に差が出る理由とは?
プランターで花を育てる際、植える株数によって見た目や成長スピード、花付きに大きな違いが生まれます。ここでは、1株植えと3株植えの比較から見えてきた、それぞれの特徴と育て方のコツを詳しく解説します。
1株植え|じっくり育てたい人向けのスタイル
成長スピード:根の広がりに時間がかかるため、株の成長はゆっくり。花数も控えめで、初期のボリューム感は少なめです。
風通しの良さ:株間に余裕があるため、空気の流れが良く、蒸れや病気のリスクが低いのがメリット。
管理のしやすさ:水やりや肥料の調整がしやすく、初心者にも扱いやすいスタイルです。
おすすめの場面:小さめの鉢や、他の植物との寄せ植えに向いています。
3株植え|華やかさ重視なら断然おすすめ
ボリューム感:植え付けから短期間で株が広がり、満開時の華やかさは圧倒的。花壇や玄関先のアクセントにぴったりです。
花数の多さ:株同士が競い合うように成長するため、花数が増えやすく、見た目のインパクトも大きくなります。
注意点:
蒸れやすい:株間が狭くなるため、風通しが悪くなりがち。梅雨時期や高温期は特に注意が必要です。
水はけの確保:根が密集することで水分が滞りやすくなるため、鉢底石や水はけの良い土を使うのがポイント。
肥料の調整:花数が多い分、栄養の消費も激しいため、液肥の頻度を週1〜2回に増やすと効果的です。
アズーロコンパクト(ロベリア)成長記録
アズーロコンパクトのスカイブルーを浅鉢で栽培しました。
3月10日 植え込み

左:3株植え 右:1株植え 10号

左:3株植え 右:1株植え 10号
■植え付け…花苗を3株植えと1株植えで比較します。鉢底石なし。
■肥料…植え付け時の置き肥は5~6個(窒素:リン酸:カリが12- 12-12のもの)、液肥は週に1回
■栽培環境…屋上で陽当たり良好 海が近く強い風がよく吹く
3月25日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号
4月7日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号
成長が全般的に鈍い中、アズーロコンパクトは順調!特に3株はもりもりです。こちらではピンチなしでどう育つのか見ていきます。 スカイブルーは摘芯しなくても形がまとまっています。形を整える必要があれば枝先をつまんでもよいでしょう。
4月22日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号
アズーロコンパクトが少しずつ咲いてきました。このサイズの鉢なら1株でもすぐいっぱいになりそうです。
5月10日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号
アズーロコンパクトの3株植えはほぼ満開になりました!どちらももう鉢の縁が見えません。1株植えの真ん中はこの後どうなるでしょうか?
5月18日の成長記録

【切り戻し前】 左:3株植え 右:1株植え 10号

【切り戻し後】 左:3株植え 右:1株植え 10号
アズーロコンパクトはふんわり満開になりました。1株植えの真ん中は1週間前はすこし穴が空いてましたが、綺麗になりました。梅雨も近いので、さらなるふんわり感を目指して切り戻しました。
5月30日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号

切り戻していない方の左:3株植え 右:1株植え 10号
アズーロコンパクトはさらなるふんわり感を目指して少し早めの5月18日に切り戻しましたが、再び花がつき始めました。切り戻してない方のアズーロコンパクトはまだまだ満開で楽しめますね。今後も比較して見てみたいと思います。
6月16日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号

切り戻していない方のアズーロコンパクト スカイブルー 6月7日 → 6月16日
アズーロコンパクトはまたいい感じに咲いてきています。切り戻しなかった方は花が減っているので蒸れないようにピンチした方が良いかもしれません。
6月29日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号
アズーロコンパクトはまだまだ綺麗なので、このまま様子見です。梅雨明けして、一日中陽が当たるのでこれからは水切れに要注意です。朝晩水やりが必要かもしれません。
7月25日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号
アズーロコンパクトは少しへたっています。屋上という環境で無事夏越し出来るでしょうか。
8月19日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号
前回、暑さで弱っていたものもあったのでドキドキしながら見に行きましたが、全体的に頑張って夏越し中でした! アズーロコンパクトは前回とほぼ変わらない感じです。1株植えと3株植えの違いが分からないです。浅鉢なので、3株植えの方が株数が多い分、水が不足しやすそうです。
8月30日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号
アズーロコンパクトは夏を無事越えたと言ってよいでしょうか、これからまた綺麗に咲かせるために枯れた部分を取り除いたりメンテナンスが必要です。今後は秋冬の花の栽培記録も展開する予定ですので、ひとまずアズーロコンパクトの栽培記録は今回でゴールとなります。
アズーロコンパクト(ロベリア)の特徴

夏越し容易なロベリアです。蝶のような小ぶりな花が株全体を覆うように咲き、ボリューム感が抜群。ピンク系の花色は明るく、寄せ植えにも映えます。
アズーロコンパクト(ロベリア)の育て方のコツ
切り戻しは6月下旬がベスト。株の半分ほどの高さまでカットすると、1週間後には新芽が伸び始め、1か月後には再び満開に。 肥料は週1回の液肥と月1回の置き肥を併用。 花が咲かなくなったら、切り戻し+液肥で回復を促しましょう。
アズーロコンパクトの育て方はこちらから↓
アズーロコンパクト(ロベリア)の育て方をYouTube動画でチェック
ミリオンベル(カリブラコア)成長記録
ミリオンベルのチェリーピンクを栽培しました。
3月10日 植え込み

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
■植え付け…花苗を3株植えと1株植えで比較します。鉢底石なし。
■肥料…植え付け時の置き肥は5~6個(窒素:リン酸:カリが12- 12-12のもの)、液肥は週に1回
■栽培環境…屋上で陽当たり良好 海が近く強い風がよく吹く
3月25日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
4月7日の成長記録

【摘芯前】 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢

【摘芯後】 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
ミリオンベルはあまり大きくなっていなかったので、天芽のみ取る軽い摘芯をしました。
4月22日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢

ミリオンベル チェリーピンクの花
ミリオンベルは引き続き成長がゆっくり気味です、10号鉢いっぱいになるのはいつでしょうか。花は綺麗なので今日の朝咲いたのかな?
今日は写真撮影のみで特にお手入れはしていません。
5月10日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
ミリオンベルは満開間近、鉢いっぱいに広がりました。3株植えはかなりギューギューです。1株植えは逆に伸び伸びと成長できるのか思ったより大きくなりました、そのうちどちらがどちらかわからなくなるかもしれません。陽当たりがすごく良いので、徒長せずにまとまっています。
5月18日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
ミリオンベルは満開になり、まとまり良く綺麗に咲いています。こちらはまだ切り戻さず様子を見ます。
5月30日の成長記録

ミリオンベル チェリーピンク 3株植え(左)と1株植え(右) 10号鉢
ミリオンベルはさらに満開感が増し、花が鉢から溢れるほどにたくさん咲いています。3株植えは密ですが、広がり具合は1株植えもあまり変わってないようです。
6月16日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
ミリオンベルもまだまだきれいに咲いていて、3株植え(左)より1株植え(右)の方が大きくなっています。風通しの良い環境なので状態は悪くないですが、特に3株植えは株が密集して下葉の蒸れがあり、ナメクジも居たので、そろそろ切り戻すタイミングです。
6月29日の成長記録

【切り戻し前】左:3株植え 右:1株植え 10号鉢

【切り戻し後】左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
ミリオンベルは梅雨時期に伸びたのか大分広がっています。切り戻しをしてさっぱりし、施肥をしました。切り戻しの作業をしましたが、この日はとても暑かったので休憩・水分補給を欠かさずにしました。皆さまもこれから夏の間のガーデニングのお手入れ時には休憩・水分補給もしてくださいね。
7月25日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
ミリオンベルは暑さに強いので、問題なさそうです。次々に咲いてくれそうです。
8月19日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
ミリオンベルも前回とほとんど変わりません。枝先にしか花がない状態なので、切り戻ししないといけません。
8月30日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢

【切り戻し後】左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
ミリオンベルはようやく切り戻しをすることが出来ました。まだまだ楽しませてくれると思います。
9月15日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
2週間が経ち、切り戻したミリオンベルに花芽がたくさんついてきました。
前回施肥もしているので葉っぱの色も濃くなってます。ナメクジがまたいるようでそれが心配です。
10月4日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
この日は凄く風の強い日だったので、ミリオンベルは風に煽られ続け、ちゃんとした写真が取れませんでした。3株植えは大分咲いていますね、ただ3株植えも1株植えもナメクジに花を食べられたようで…害虫対策は大事ですね。
今後は秋冬の花の栽培記録も展開する予定ですので、ひとまずミリオンベルの栽培記録は今回でゴールとなります。
ミリオンベル(カリブラコア)の特徴

小ぶりな花が株全体を覆うように咲き、開花が早くボリューム感が抜群。ピンク系の花色は明るく、寄せ植えにも映えます。
ミリオンベル(カリブラコア)の育て方のコツ
切り戻しは6月下旬がベスト。株の半分ほどの高さまでカットすると、1週間後には新芽が伸び始め、1ヵ月後には再び満開に。 肥料は週1回の液肥と月1回の置き肥を併用し、花が咲かなくなったら、切り戻し+液肥で回復を促しましょう。
ミリオンベルの育て方はこちらから↓
ミリオンベル(カリブラコア)の育て方をYouTube動画でチェック
サンク・エール(スカエボラ)成長記録
サンク・エールのホワイトを栽培しました。
5月18日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
サンク・エールの植え込みをしました。他の2品種と同様、3株植えと1株植えで比較もします。
5月30日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
サンク・エール順調に育っています。
6月16日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
順調です。下から順に花を咲かせながら成長しています。
6月29日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
サンク・エールの3株植えは満開になりました。植えてから1か月半なのであっという間でした。1株植えはいつ頃満開になるでしょうか。 梅雨明けして、一日中陽が当たるのでこれからは水切れに要注意です。朝晩水やりが必要かもしれません。
7月25日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
サンク・エールは1株植えの方が水切れしてしまっていました。水切れには要注意ですが、それがなければ3株植えのように真夏でも満開です!
8月19日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
夏の花のサンク・エールは、前回は1株植えが水切れして傷んでいましたが、見事復活しました。植え付けから3か月、10号鉢からあふれるように満開になりました。
8月30日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢

【枝元の状態】 お掃除前(3株植え)とお掃除後(1株植え)

3株植えのみ切り戻しました
サンク・エールは満開が続いていますが、雨が続いていたのもあり、株元を覗くと少し蒸れているようです。3株植えを切り戻し、1株植えの方は株元を綺麗にしました。自然と落ちた花がらもなるべく取り除きます。これからは切り戻した場合と切り戻しなしの比較も観察していきたいと思います。
9月15日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
サンク・エールは切り戻した3株植えの葉っぱがもりもりで、少し咲いてきています。
1株植えは満開をキープしています。最終的にどちらが長く咲くのか楽しみですね!
10月4日の成長記録

左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
サンク・エールは切り戻しから1か月後の様子です。満開になるまで後2週間くらいでしょうか?
1株植えは前回とほぼ同じ状況をキープしていますので、いつまで続くのか乞うご期待です!
10月19日、11月2日の成長記録

10月19日 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢

11月2日 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
1株植えは8月中旬以降、花密度の差はありますがずっと咲き続けています。
3株植えは初夏に満開になった時より、時間が掛かっているようです。日照時間が短くなったせいでしょうか。
11月15日、12月1日の成長記録

11月15日 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢

12月1日 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
11月15日やっと3株植えもギリギリ満開になったと言ってよいでしょうか?今までの経過を見ていると、バッサリは切り戻さず、適宜整枝する方が長期間楽しめるかもしれません。
12月に入って大分花数が減りました。次回花が終わっているでしょうか?
12月14日、1月20日の成長記録

12月14日 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢

1月20日 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
12月中旬にはかろうじて咲いていましたが、その後はさすがに花が止まってしまいました。(年明けてすぐも見に行きましたが、1月20日とほぼ同じ状態でした。)
屋根など寒さを防ぐものは一切ない場所ですが、この冬はそこまで寒くないので切り戻しをした3株植えの葉がとても綺麗な状態です。このままを維持できれば早い段階で再び満開になるかもしれませんね。
3月3日の成長記録
3月3日 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
1月20日以降、栽培場所では寒波が襲来して寒い日が続きました。一番近い場所と思われるアメダスは最低で-3度近くを記録していたので、正確にはわかりませんが、似たような気温になったのではないでしょうか。
そのせいか、2月の初頭に見に行くと傷みが見られました。1株植えの伸びていた部分はすっかり枯れ枝の様相ですが、奥を覗くと元気な葉が隠れていました。3株植えの方は密集しているため寒さが防げたのか、ほとんど傷んでいませんでした。
しかしながら、寒い時期は変化がないですね。1か月後の3月初頭では、まるで時が経っていないかのようでした。次回は枯れた部分の除去をします。
3月16日、3月30日、4月13日の成長記録

3月16日 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢

3月30日 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢

4月13日 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
3月16日に枯れ枝の整理をしました。うっかりして整理後の写真を撮り忘れてしまいました。 芽が出ている上の部分で枯れた箇所をハサミで切り取ったので直後はかなりさっぱりしていました。 3月30日の写真でなんとなく想像して頂けるといいのですが・・・。
3株植えも手入れしましたが枯れている部分が少なかったので見た目には変わらずといった感じです。 気温が高い時期も多かったので4月13日には大分葉が増えてきました。 咲き始めはいつになるでしょうか?楽しみです。
4月28日、5月25日の成長記録
4月28日 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
5月25日 左:3株植え 右:1株植え 10号鉢
4月下旬に咲き始め、5月下旬には満開になりました。冬を越えた株は満開になるのが早いですね。 サンク・エールは再度秋深くまで楽しむために梅雨前に切り戻しても良いかもしれませんが こちらでの記録は今回で終了です。1年間ずっと記録してきましたがいかがでしたでしょうか? 地域によっては冬越しすることが難しい場合もありますが、 一例として栽培の参考にして頂ければ嬉しいです。
サンク・エール(スカエボラ)の特徴

涼しげな色合いの花が放射状に咲き、上品でナチュラルな雰囲気。暑さに強く、夏の花壇にもおすすめ。
サンク・エール(スカエボラ)の育て方のコツ
切り戻しをしなくても花数は安定しますが、株が広がりすぎた場合は軽く整えると見栄えが良くなります。 水切れに注意し、乾燥しすぎないように管理。 肥料は控えめでも育ちますが、液肥を与えると花数が増える傾向があります。
サンク・エールの育て方はこちらから↓
サンク・エール(スカエボラ)の育て方をYouTube動画でチェック
成長記録で紹介した花の品種紹介

アズーロコンパクト(ロベリア)
花色:スカイブルー
10号浅鉢で3株植えと1株植え

ミリオンベル(カリブラコア)
花色:チェリーピンク
10号鉢で3株植えと1株植え

サンク・エール(スカエボラ)
花色:ホワイト
10号鉢で3株植えと1株植え
※5月より植込み開始
アズーロコンパクト | 夏越し容易なロベリア


ミリオンベル | 花がたくさん咲くカリブラコア


サンク・エール | とにかく暑さに強いスカエボラ









