vol.122

2010年09月

宮廷料理のルム

タイの高貴な宮廷料理には、程よい甘さのカリフォルニアの赤ワイン！

調理時間：15分～30分

2010年09月

宮廷料理のルム

写真：澤木　央子

材料（2人分）

  • 海老（殻むいて）　50g
  • にんにく　1片
  • ピーナツ　大さじ3
  • 砂糖　大さじ1
  • 赤パプリカ　適宜
  • 卵黄　1個
  • 豚挽き肉　100g
  • 白胡椒　小さじ1
  • ナンプラー　大さじ1
  • パクチーの葉　適宜
  • 全卵　2個
  • サラダ油

  1. 海老は粗く刻む。にんにくはみじんぎり。

  2. ピーナツは乾煎りして、粗く砕く。赤パプリカは千切り。

  3. フライパンにサラダ油少々とにんにくと白胡椒を入れ、香りが出るまで炒める。

  4. 豚挽き肉と海老を加え炒める。火が通りパラパラになってきたら、調味料を加える。ピーナツを加えさっと炒めたら、火からおろし粗熱をとる。

  5. 別のフライパンを熱し薄く油をひいたら、といた卵に指を広げた状態でつけ、フライパンの上で手を上下左右に振り、ネット状になるように格子に卵をたらす。

  6. 卵に火が通ったらまな板などにのせる。真ん中にパクチーの葉と赤パプリカをのせ、その上に(4)を大さじ1程度のせ、包む。

レシピ：鈴木 都（タイ料理研究家）
タイ・バンコクに5年間在住。タイ王室専属の料理研究家Wandee氏に師事。タイ文部省認定　Wandee Culinary School Certificate 取得。宮廷料理・家庭料理・お菓子など幅広いジャンルのタイ料理を教えるタイ料理教室「カフィアライム」を主宰。

この料理に合うワイン

タイ料理というと激辛のイメージがありますよね。暑い暑いタイで庶民が食欲を増進させて、少しのおかずでたくさんのご飯を食べようと思うと、どうしても激辛になります。でも、宮廷料理は違います。爽やかな香辛料の刺激はありますが、決して激辛ではありません。手間はかかっています。なんせ宮廷料理です。ご馳走（走り回る）の本質どおり、手間は惜しまず掛けています。写真をご覧ください、巻いてある黄色い網網、どうやって作るか判りますか？ 続きを見る