ニュースリリース

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  • No.SBF1323(2022/12/23)

キリン堂とサントリーが協働し「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始

― 関西エリア30店舗を対象にペットボトル「資源」の循環を促進 ―

 サントリー食品インターナショナル株式会社は、株式会社キリン堂(以下、キリン堂)と協働し、キリン堂の関西エリアの店舗を対象に、店頭で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を12月23日(金)より本格始動します。現在キリン堂22店舗の店頭へ回収ボックスを設置済みで、来年春ごろには30店舗への拡大を目指しています。

※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと

●本取り組み実施の背景
サントリーグループは「人と自然と響きあう」という使命を掲げ、ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。
キリン堂は、地域の皆様の「楽・美・健・快(より楽しく、美しく、健康で快適な生活)」を実現する店舗・薬局を目指しています。また、水平リサイクルによる環境負荷の低減を進めていきたいと考えています。今回、「ペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の思いが一致し、このたびの取り組みに至りました。

●本取り組みについて
キリン堂の対象店舗で回収した使用済みペットボトルを、当社の飲料用ペットボトル容器として再生・使用していきます。これによりお客さまのご協力により集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。また、この一連のペットボトル回収は、株式会社アラインのオンラインシステム「Pet BtoB Net」によって、店頭で回収されたペットボトルからプリフォームまでの重量を可視化しトレーサビリティを一元管理します。

〈株式会社キリン堂〉
1955年の創業以来、「未病」というテーマを掲げ、関西地区を中心に398店舗のドラッグストア・調剤薬局チェーンを展開している。地域の皆さまの「楽(らく)・美(び)・健(けん)・快(かい)」(より楽しく、美しく、健康で、快適な生活)をサポートし、健康寿命の延伸のための価値創造を使命とする。

〈株式会社アライン〉
株式会社アライン(代表取締役 遠藤 正浩)はESG/CSV Providerとして、廃棄物・リサイクルガバナンスの構築・運用(一元管理)や、排出物処理コストの合理的削減等を事業活動としている会社。独自のオンラインシステム「Pet BtoB Net」を開発・運営している。

 サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。

 2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を推進していきます。

※2 メカニカルリサイクルとして

※3 協栄産業(株)など4社で共同開発

 

以上

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お問い合わせ先

サントリー食品インターナショナルホームページ http://suntory.jp/sbf/

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