- 都内複数の小学校の新1年生などを対象に、「こども気温」対策・日傘の使い方を実践レクチャー -
サントリービバレッジ&フード株式会社は、「GREEN DA・KA・RA」ブランドの熱中症対策啓発活動の一環として、地面の照り返しの影響差などにより、子どもの高さで計測した温度が大人と比較して+7℃程度※1にもなる、子ども特有の暑熱環境を「こども気温」※2と称し、2023年から子どもの熱中症対策に関する啓発活動を行っています。
4年目を迎えた「こども気温」啓発活動では、本活動にご賛同いただいた、子ども向けの日傘も展開する傘・レイングッズメーカーの株式会社小川、および「ビオレ 子どもも使える冷(ひや)タオル」を展開する花王株式会社のスキンケアブランド「ビオレ」と連携し、さらに、官民一体で熱中症予防の声かけの輪を広げる「熱中症予防声かけプロジェクト」(事務局:一般社団法人ジャパンデザイン)との連携のもと、都内複数の小学校において「こども気温 教室」を開催します。本活動は、初めて夏の通学を経験する新1年生を中心に、水分補給を含む熱中症対策を正しく理解し、実践してもらうことを目的に、7月8日(水)より順次開催します。
「こども気温 教室」では、夏の通学やこれからの夏休みに向けて、通学時の熱中症対策としても活用できる「GREEN DA・KA・RA」や日傘、「冷タオル」などの「こども気温 対策アイテム」を贈呈するとともに、子どもの熱中症リスクや、水分補給、日傘を安全に活用するためのポイントなどを学ぶ啓発授業と実践型のレクチャーを行います。
■2026年「こども気温」啓発活動の企画意図について
気象庁によると、2026年5月の平均気温は、統計開始以降2番目に高い暑さを記録し※4、夏の平均気温も全国的に平年よりも高いと予想※5されています。さらに、25年の5~9月の「こども気温」換算での酷暑日は、50日以上もあったということが分かりました※3。「GREEN DA・KA・RA」ブランドでは、近年の猛暑化を受け、水分補給に加えて「暑さから逃げる」行動の重要性にも着目し、熱中症対策の啓発を強化しています。2026年は、「水分補給と日傘」で、夏を耐えるものから楽しめるものへ変えていくことを活動方針に掲げ、4月下旬より、全国複数のレジャー施設で親子おそろいで使える日傘を貸し出し・配布する「おやこひがさ大作戦!」を展開しています。
さらに今回、「こども気温」啓発活動では、日常生活の中でも熱中症リスクへの注意が必要な場面として、「子どもの通学」に着目しました。通学中は、親御さんや先生など、大人の目が行き届きにくく、中でも小学生の下校時間に当たる午後1時頃から午後3時頃は、気温が高く地面の照り返しの影響も強いことで熱中症リスクが高く、実際に熱中症による救急搬送者数が1日のピークになる時間帯でもあります。※6
こうした状況の中で、屋外でも手軽に取り入れやすく、「持ち歩ける日陰」として活用できる日傘は、通学時の熱中症対策を後押しする有効な選択肢の一つです。環境省によると、日傘を活用することで、暑さ指数(WBGT)が1~3℃下がるといわれています※7。一方で、子どもの熱中症対策としての日傘の活用は、まだ十分には広がっていません。実際に、当社が子どもを持つ親を対象に実施した独自調査※8では約8割(79.8%)が「日傘は子どもの熱中症対策に有効だと思う」と回答しましたが、「子どもに日傘を持たせている」と回答した人は2割未満(19.3%)にとどまりました。

子どもに日傘を持たせている親は、「暑さが和らぐ」など日傘の効果を実感している一方で、「子どもに日傘を持たせるという発想がなかった」という声や、「子どもが日傘を使うことに安全面で不安を感じている」といった声もありました。
そこで、当社では、夏本番に向けて、初めて夏の通学を経験する小学校の新1年生を中心に、熱中症対策を正しく理解し、実践してもらうことを目的に、「こども気温 教室」を実施します。本活動では、通学時の熱中症対策として活用できる「こども気温 対策アイテム」の贈呈に加え、子どもの熱中症リスクや対策を学ぶ啓発授業、および実際に日傘を活用し、その効果を体感しながら、安全に使用するためのポイントなどを学ぶ実践型のレクチャーを行います。本活動により、夏の通学やこれからの夏休みに向けて、水分補給と日傘や体を冷やすアイテムなどの活用を通じた熱中症対策の習慣化を図ります。
※1 子どもと大人それぞれの高さでの空気の温度差(輻射[ふくしゃ]熱の影響を含む)を、晴天時・無風・30℃以上の環境下・市販の測器によって日向で計測しました。検証実験の概要・結果については「『こども気温』検証実験について(ニュースリリースNo.SBF1397)」を参照。
※2 気象学上の「気温」の計測方法とは異なりますが、子ども特有の暑熱環境を啓発するという目的において、「こども気温」と表現しています。
※3 酷暑日は最高気温が40℃以上の日。「こども気温」に換算した際に、酷暑日と判断する条件は、最高気温:33℃以上、日照時間:5時間超、天気概況:晴(薄曇り)含む。2025年5~9月(東京)の気温をもとにカウント。
※4 気象庁「日本の5月平均気温偏差の経年変化(1898~2026年)」
※5 気象庁「季節予報 解説資料 向こう3か月の天候の見通し全国 (6月~8月)」
※6 東京消防庁「時間帯別の熱中症による救急搬送人員」(2025年6月~9月)
※7 環境省「日傘の活用推進について~夏の熱ストレスに気をつけて!~」(2019年5月21日)
※8 2026年に当社が行った独自調査「親子の夏の外出と熱中症対策の実態」より。
調査概要および調査結果の詳細は本リリース末尾の参考資料をご参照ください。
■「こども気温 教室」の取り組みについて
本活動にご賛同いただいた、子ども向けの日傘も展開する傘・レイングッズメーカーの株式会社小川、および「ビオレ 子どもも使える冷(ひや)タオル」を展開する花王株式会社のスキンケアブランド「ビオレ」と連携し、さらに、「熱中症予防声かけプロジェクト」との連携のもと、7月8日(水)より、都内複数の小学校にて「こども気温 教室」を順次開催します。
【「こども気温 教室」実施概要】
実施会場:都内複数の小学校※9
・世田谷区立瀬田小学校(東京都世田谷区)
・江戸川区立篠崎第四小学校(東京都江戸川区)
・淑徳小学校(東京都板橋区)
対象:各校の小学校1年生など
授業内容:
①熱中症対策授業
熱中症や「こども気温」、通学時に活用できる暑さ対策などについて説明。
②「こども気温 対策アイテム」の贈呈
「GREEN DA・KA・RA」、「kukka hippo(クッカヒッポ) 子ども日傘」、「ビオレ 子どもも使える冷(ひや)タオル」を贈呈。
③「こども気温 対策アイテム」の実践型レクチャー
日傘を安全に活用するためのポイントなどを学ぶ実践型レクチャーを実施。
贈呈する「こども気温 対策アイテム」:
| GREEN DA・KA・RA (サントリービバレッジ&フード株式会社) | kukka hippo(クッカヒッポ) 子ども日傘 (株式会社小川) | ビオレ 子どもも使える冷タオル (花王株式会社) |
|---|---|---|
| 2012年に発売した、大人から子どもまで安心してお飲みいただける、心とカラダにやさしい水分補給飲料。発売当初より、子どもの熱中症対策啓発に関して積極的に取り組んでいる。 | 「子どもが持ち歩ける木陰」として開発。UVカット率&遮光率99%以上の生地を使用。子どもの視界を確保する透明窓つき。手開き式で、閉じる時に指を挟んで怪我をしないカバーがついた安心設計。 | のせる前の肌温度から、肌温度-3℃が1時間続く※10冷却シート。子どもにもやさしい、ノンアルコール(エタノール無配合)タイプ。長さ46cmで首に結んで固定もできる。 |
|
|
|
|
※9 今後、実施回数や開催校数は増える可能性があります。
※10 30℃の屋外で使用した場合(日向・日陰の休憩含む)。
■主な連携企業・ブランドのご紹介と代表者コメント
【株式会社小川】
1933年創業。日本初のビニール傘の開発をはじめ、幅広い傘・レイングッズを製造・販売している。「あらゆる天気を楽しめる世の中に」をビジョンに掲げ、2014年には男性向け日傘を、2019年にはオリジナルブランド「kukka hippo(クッカヒッポ)」から子ども日傘を開発・販売している。
▼株式会社小川 子ども日傘ブランドページ
https://kodomo-higasa.com/
〈代表取締役・小川恭令(おがわやすのり)さん コメント〉
当社が「子ども日傘」の取り組みを始めたのは、2018年の記録的な猛暑がきっかけでした。暑さが要因となる痛ましいニュースに接し、「傘メーカーとして子どもたちのためにできることはないか」と考える中で、「大人の日傘はあるのに、なぜ子ども用はないのだろう」という疑問が生まれました。そこで私たちは、強い日差しや暑さから子どもたちを守るための商品開発に着手し、2019年に「子ども日傘」を発売しました。発売当初は「子どもに日傘は必要なのか」という声もありましたが、「熱中症から子どもたちを守りたい」という想いのもと、安全面にも配慮しながら改良と提案を継続してまいりました。近年では猛暑が常態化する中、「子ども日傘」は熱中症対策の有効なアイテムとして社会的な認知も広がっています。こども気温プロジェクトを通じて、子どもたちを暑さから守る選択肢の一つとして日傘の活用がさらに広がることを願っています。
【花王株式会社 スキンケアブランド「ビオレ」】
花王のスキンケアブランド「ビオレ」は、花王が掲げる「グローバル・シャープトップ」戦略における中核ブランド。紫外線や大気汚染などの外的ストレスが増す中、同社独自の技術を活かし、日本だけでなくアジア、欧州、米州の市場ニーズに応じた製品を展開している。
▼花王スキンケアブランド「ビオレ 冷タオル」ブランドページ
https://www.kao.co.jp/bioresheets/hiyashi/
〈ヘルスビューティケア事業部門 スキンケア事業部 ブランドダイレクター・小林達郎(こばやしたつろう)さん コメント〉
「ビオレ」は、肌を通じて毎日を快適に、アクティブに過ごせる社会をつくるために取り組んできました。その上で、近年の猛暑の中で、子どもたちが大人よりも厳しい暑熱環境にさらされている「こども気温」という考え方に深く共感し、この取り組みに参加しました。特に通学時は、大人の目が届きにくく、熱中症リスクが高まる時間帯でもあります。子どもたちが自分で身を守る力を身につけることは、これからの社会において非常に重要だと考えています。
今回の「こども気温 教室」では、「ビオレ 子どもも使える冷タオル」を通じて、暑さから体を守る具体的な行動を学ぶきっかけを提供できることを大変嬉しく思います。「冷タオル」は、首元を冷やすことで肌温度を下げ、子どもでも扱いやすい設計にこだわりました。本取り組みを通じて、子どもたちが夏を少しでも快適に楽しく過ごせるよう、そして「暑さから逃げる」行動が自然に身につくよう、微力ながら貢献できればと考えています。
■気象予報士(ウェザーマップ所属)・熱中症予防管理者/指導員 多胡安那さんコメント
新1年生をはじめとする小学生の通学時の熱中症リスクとその熱中症対策について、「こども気温」プロジェクトの監修にもご協力いただいている、株式会社ウェザーマップ所属の気象予報士・熱中症予防管理者/指導員の多胡安那さんよりコメントをいただきました。
◇小学生の下校時間は暑さのピーク
子どもの通学時は親御さんや先生など大人の目が行き届きにくく、適切な熱中症対策をとれていない場合もあると思います。特に小学生の下校時間に当たる午後1時頃から午後3時頃は、一日で最も気温が高い時間と重なり、最も暑い時間帯です。気温が高く、地面の照り返しの影響も強いことから、特に熱中症リスクが高まる時間帯といえるでしょう。35℃超えが当たり前となった昨今において、重いランドセルを背負いながら大人よりも暑い環境にいる子どもたち。特に初めて暑い夏の通学を経験する背が低い小学校1年生にとっては、過酷すぎる状況ではないでしょうか。
◇「暑さから逃げる」ために、水分補給プラスアルファの対策を
親御さんの目やサポートがない中での通学時、命にかかわるような酷暑を乗り切るのは容易なことではありません。こまめな水分補給に加え、日傘などで「暑さから逃げる」などのプラスアルファの対策が必要になってきます。ただ、大人には身近な日傘も、子どもにとってはハードルが高く、安全面などを心配する声もあります。子どもには自動開閉ではなく、ゆっくりと傘を開くことができる手動タイプで、先端が丸い設計の日傘を選ぶなど、日傘の選び方を工夫することで、安全に熱中症対策ができると思います。10分以上、外を歩くときは、外出前に多めに水分補給をしておくことや、屋外で行動をする前に体温を下げておく「プレクーリング」をしておくことが効果的です。たとえば、水温10~15℃程度の水に、手や足を10分程度つける方法があります。また、外に出たら、首元を冷やすタオルやネッククーラーをつけるなど、できる限りの対策をして過ごしてください。
|
【多胡安那さん プロフィール】 |
|
■「こども気温」の熱中症対策啓発活動について ※11 プロジェクトの詳細はサントリー「GREEN DA・KA・RA」「こども気温」プロジェクト公式サイトをご参照ください。 |
■「GREEN DA・KA・RA」ブランドについて
2012年に発売した「GREEN DA・KA・RA」は、大人から子どもまで安心してお飲みいただける、心とカラダにやさしい水分補給飲料として、「GREEN DA・KA・RA」を始めとしたスポーツドリンクや熱中症対策飲料に加え、近年は、「やさしい麦茶」を主軸とするノンカフェイン茶シリーズも含めた、幅広い商品ラインアップを展開しています。
▼「GREEN DA・KA・RA」ホームページ
http://suntory.jp/GREENDAKARA/
■参考資料 独自調査「親子の夏の外出と熱中症対策の実態」について
【調査概要】
・調査期間:2026年2月27日(金)~2026年3月2日(月)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:4歳~小学3年生の子どもを持つ20~49歳の男女400人(男性:200人、女性:200人)
【調査結果】
本リリース本文中で紹介した主な調査結果は以下の通りです。
子どもの熱中症対策について(再掲)

子どもの日傘の活用について
