日本の鳥百科

監修:柳澤紀夫、(公財)日本鳥類保護連盟
©illustrated by Masayuki Yabuuchi

ブッポウソウ

ブッポウソウ

全長 29cm 渡り区分 夏鳥
環境 森林
黒系/赤系/青系/緑系 季節 春/夏/秋
鳴き声

©℗上田秀雄

音の再生時のお願い

音の再生は、野鳥が仲間の鳴き声と間違う恐れがあるため、屋外での再生はご遠慮ください。
音声を聞く場合は、ボリュームを抑えるかイヤホンで聞いてください。 音を消したい場合は、もう一度タップクリックしてください。

  • 鳴き声は一例です。鳥によって地方差や個体差があり、また異なるバリエーションで鳴く鳥もいます。
  • スマートフォンの機種によっては、音が聞こえにくい場合があります。

鮮やかな美しい鳥で、「森の宝石」と呼ばれる
貝殻や甲虫の羽、プルタブなどの光物コレクター

全長29cm。全身緑色でくちばし、足は赤色、飛ぶと翼に青白色の斑が出ます。日本では夏鳥で、本州、四国、九州で繁殖しています。社寺林など大木のある森にすみ、大木にできる樹洞に営巣します。近年は巣箱を架設し、個体の増加をはかっている地方があります。仏教の聖地の森林で観察され、その姿の美しさから、フクロウの仲間のコノハズクが鳴く「ブッポウソウ(仏法僧)」の声の主と間違われ、霊鳥とされていました。昭和初期になって、声の持ち主はコノハズクであることがわかり、コノハズクが声のブッポウソウとなりました。いっぽう姿のブッポウソウは悪声で、ディズニー漫画のドナルドダックにそっくりという人もいます。また、羽色は派手ですが、色に調和性が無く、美しい鳥といわれることは少ないようです。

当サイトの内容、テキスト、画像、音源等の無断転載・無断使用を禁止します。

フリーワードで探す

  • 「日本の鳥百科」内を検索します。
  • ワードの間にスペースを入れてAND検索ができます。

最近チェックした鳥

気になる鳥を見る

「日本の鳥百科」の写真は、「サントリーの愛鳥活動」「サントリー 天然水の森」の現場で撮影したものを中心に構成しています。
写真提供:(公財)日本鳥類保護連盟、野口好博、小山浩幸、柳澤紀夫、小宮輝之 他

鳥を守ることは、
私たちの未来を守ること。
だから、水と生きるサントリーは
愛鳥活動を続けています。

もっと鳥を探そう!