「サントリー ウーロン茶」 新TV-CM「焼肉甲子園・スチール」篇　メイキングカット

　サントリー食品インターナショナル（株）は、ロングセラーブランド「サントリー ウーロン茶」のイメージキャラクターに、元プロ野球選手の達川光男さん、江川卓さん、佐々木主浩さん、新庄剛志さんを起用し、新TV-CM「焼肉甲子園・スチール」篇（15秒・30秒・60秒）を、2月25日（火）から全国でオンエアします。

■TV-CMについて
　当社では昨年より、「肉！ときたら、サントリーウーロン茶」というキャッチコピーのもと、「サントリー ウーロン茶」の原点である“健康食中茶”としての価値を改めて訴求しています。この度、“焼肉エンターテインメント”をコンセプトに、かつて甲子園を目指した元高校球児たちが集う新TV-CM「焼肉甲子園・スチール」篇を制作しました。
　達川光男さんはとぼけたボケが売りの盛り上げ役、江川卓さんはユーモアのあるリーダー、佐々木主浩さんは愛すべき大食漢、そして新庄剛志さんは場を華やかにする若手の切り込み隊長という役で登場。「サントリー ウーロン茶」をお供に、楽しく焼肉を食べる4人のコミカルな掛け合いが、甲子園中継さながらの臨場感あふれる実況とダイナミックなカメラワークで描かれます。個性豊かな元高校球児たちが繰り広げる、手に汗握る名（迷？）勝負にご注目ください。
　なお、2月25日（火）から、WEB限定で「あの選手と焼肉対決！肉T当たる！」キャンペーン（「サントリー ウーロン茶」ホームページ http://suntory.jp/oolong/）を実施します。

■CMストーリー（30秒）
　モダンな焼肉レストランにて。野球アニメ「タッチ」の主題歌のラテンバージョンが生演奏で流れる中、「さあ、始まりました、焼肉甲子園！」という実況に続いて、新庄さんがいい食べっぷりで焼肉をほおばります。そして江川さんが、ふと自分が焼いていた肉を見ると、今まさに達川さんから横取りされる寸前。江川さんが慌ててトングを突き出すも間に合わず、そのまま網にぶつかって火花が飛びます。そこに「江川くんの肉を、達川くんがとったぞ」「みごとなスチールです」という実況と解説が入ります。
　おいしそうに食べている達川さんに腹が立った江川さんが、「江川くん、怒ってますねー」と立ち上がって抗議、お互いにぶつかっている最中、ふと何かに気付いた二人。横を向くと、佐々木さんが特大の焼肉を箸で掴んでいます。「あぁ、大きい」「あぁ、あー、入った！」「入りましたね」と、ア然とする2人をよそに、特大の焼肉をペロリと平らげてしまう佐々木さん。
　他の3人は呆然と見送るしかありません。「ここで切り札、ウーロン茶投入！脂をさっぱりカットします！」という実況と、佐々木さんの飲みカットに続いて、プラカードガールが登場。プラカードには「健康成分 ウーロン茶ポリフェノール20％増量」という文字が見えます。ペットボトルから滴る水滴が網の上に落ちると、ジュッと煙が上がり、最後は、「肉！ときたら、サントリーのウーロン茶」という実況をバックに、「サントリー ウーロン茶」を飲む4人のカットで締め括ります。

サントリーウーロン茶 新TV-CM「焼肉甲子園・スチール」篇より

■撮影エピソード
◇高校時代に甲子園で対決した盟友同士の“乱闘シーン”
　達川さんと江川さんが立ち上がって、野球の乱闘シーンさながらに本気でぶつかり合うシーン。撮影前、江川さんが達川さんに対して、「本番中、絶対面白いこと言わないで。笑っちゃうから」と釘を差す場面がありました。ところが、普段は優しい江川さんが、真剣な表情で怒鳴っているのがおかしくてたまらず、演技の途中で吹き出してしまった達川さん。次のテイクでは気を取り直し、「その肉に名前書いとったんか？」などと、乱闘さながらのドスのきいた広島弁で対抗するなど、甲子園でも対戦した高校時代からの盟友二人の迫真の演技が披露されました。

◇バリ島在住の新庄さんをみんなで質問攻めに
　球場などで顔を合わせることはあっても、朝からほぼ丸一日一緒に過ごす機会は少ないだけに、撮影中は焼肉を食べながら、野球談義や近況報告などを行い、会話を弾ませていた4人。座談会でも甲子園の思い出話や独特の野球論が次々と飛び出し、スタッフ一同その豪華な話に聞き入りました。そんな中、現在バリ島在住の新庄さんのプライベートには、全員興味津々といった様子で、すっかり野球の世界から離れている新庄さんの謎めいた日常について、他の3人が質問攻めにする場面もありました。また、新庄さんが撮影後、その足でバリ島行きの飛行機に乗ると聞いた達川さん。事ある毎に「ほら新庄、あと○時間でバリ島に帰れるねー」「早くせんと、新庄が飛行機に乗り遅れるよー」などとネタにして、現場を盛り上げていました。

◇美味い仙台牛に箸が止まらず
　1週間に1回は食べに行く焼肉を、1ヶ月以上我慢して、この日に備えてきたという達川さん。「こりゃサイコーにうまい！ なんぼでもイケる！」と言いながら、OKが出た後も一人だけテーブルに残り、夢中で食べ続ける場面がありました。一方、「いつも通り、朝食を食べてきちゃったんですよね」と豪快に笑いながら、本番では15cm以上はある特大ロース肉を、立て続けに平らげるなど、「大魔神」のニックネームにふさわしい大食漢ぶりで現場を沸かせていた佐々木さん。ちなみに、今回の撮影で使われたお肉は、佐々木さんの地元・仙台牛で、全部で80kg分用意したお肉は、すべて出演者とエキストラの皆さん、そして、スタッフの胃袋へと消えました。

◇「焼肉甲子園」の名にふさわしい劇的なフィナーレ
　「焼肉甲子園」出場に当たり、「先発の僕とキャッチャー（達川さん）、抑え（佐々木さん）、四番バッター（新庄さん）が揃っているので、ぜひ勝ちゲームで終わりたい」と、並々ならぬ意気込みを語っていた江川さん。その言葉通り、「サントリー ウーロン茶」の飲みカットでは、本番中にチューチュー音を立てて飲んでいた達川さんに、「笑っちゃうからやめて」と3人から一斉に笑いがおきたり、決めポーズが一人だけ笑顔で、真っ白な歯がキラリと光る新庄さんに「なに歯出してんだよ～」と、佐々木さんがツッコミを入れたり、4人の息ぴったりのチームワークで撮影は順調に進みました。最後のOKテイクではそれぞれの顔の向き、腕の高さ、ボトルの傾き具合、飲むタイミングなどもバッチリ決まると、「こんなにキレイに揃うことってあるの？ やっぱりこの4人は良いチームや」と、達川さんも自画自賛。焼肉甲子園という晴れ舞台にふさわしい最高のフィナーレとなりました。

■出演者プロフィール

◇達川 光男（たつかわ　みつお）
　1955年7月13日、広島県出身。1973年の広島商業高校時代、春のセンバツ準優勝、夏の甲子園優勝。東洋大学を経て、1978年、ドラフト4位で広島東洋カープに入団。正捕手として、チームを3度の日本一に導く。1992年の現役引退後、福岡ダイエーホークス（現・福岡ソフトバンクホークス）のコーチ、広島東洋カープの監督を務め、2003年、阪神タイガースのバッテリーコーチとして、18年ぶりの優勝に貢献。2014年、中日ドラゴンズのバッテリーコーチに就任。

◇江川 卓（えがわ　すぐる）
　1955年5月25日、福島県出身。作新学院高校在学中からエースとして活躍。1973年の第45回選抜大会では、達川光男所属の広島商業に準決勝で敗れるも、ノーヒットノーラン9回、完全試合2回など数々の高校記録を塗り変え、「怪物」と呼ばれた。法政大学を経て、1979年、読売ジャイアンツに入団。在籍9年間で、MVP1回、最多勝2回、最優秀防御率1回、ベストナイン2回などの好成績を残した。1987年の現役引退後は、野球評論家、コメンテーターとして活躍している。

◇佐々木 主浩（ささき　かずひろ）
　1968年2月22日、宮城県出身。東北高校2年の夏から、エースとして3季連続甲子園に出場し、3年の春夏はベスト8に進出。東北福祉大学を経て、1990年、大洋ホエールズ（現・横浜DeNAベイスターズ）にドラフト1位で入団し、「大魔神」のニックネームで絶対的守護神として活躍。2000年、米・メジャーリーグのシアトル・マリナーズに移籍し、2005年の現役引退までに、日米通算381セーブをマーク。2014年1月、日米での功績が認められ、野球殿堂入りを果たした。

◇新庄 剛志（しんじょう　つよし）
　1972年1月28日、福岡県出身。1990年、西日本短期大学付属高等学校から、ドラフト5位で阪神タイガースに入団。11年間プレーした後、2000年12月、日本人初の野手FA選手として、米・メジャーリーグに挑戦。2003年までの3シーズン、ニューヨーク・メッツ、サンフランシスコ・ジャイアンツで活躍する。2004年、北海道日本ハムファイターズに入団。44年ぶりの日本一に貢献し、2006年に現役を引退。現在はバリ島に在住し、モトクロスのプロを目指して活動中。

■CM概要