ニュースリリース

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  • No.SBF1426(2023/11/1)

九電グループとサントリーが協働し「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始

― 九州電力本店が入居するビルを含む、グループ保有のビル4棟でペットボトル「資源」の循環を促進 ―

 サントリー食品インターナショナル株式会社は、九電グループの株式会社電気ビルと協働し、九州電力本店が入居するビルを含む、グループ保有のビル4棟(福岡市内)で集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を11月1日(水)から開始します。

※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと

●本取り組み実施の背景
サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」をわたしたちの目的に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。
九電グループは、循環型社会の形成に向け、廃棄物の3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進する「廃棄物ゼロエミッション活動」に取り組んでいます。
今回、「ペットボトルを資源として循環させていくことで、持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の思いが一致し、このたびの取り組みに至りました。

●本取り組みについて
九電グループが保有するビル4棟で集められた使用済みペットボトルを当社の飲料用ペットボトル容器として再生・使用することで「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。
本取り組みを機に、従業員およびオフィスビル利用者の方々へ、ポスターを活用した分別啓発も当社と九電グループが協働して実施する予定です。 

〈今回対象となるオフィスビル〉
・電気ビル本館(福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号)
・電気ビル新館(同上)
・電気ビル北館(同上)
・電気ビル共創館(同上)

〈九電グループ〉
九電グループは、事業活動と環境を両立する「環境経営」を推進し、「電源の低・脱炭素化」と「電化の推進」に取り組むとともに、生物多様性の保全や循環型社会の形成に向けた環境負荷低減対策などに取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
https://www.kyuden.co.jp/

 サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。

 2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材等を使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を推進していきます。

※2 メカニカルリサイクルとして

※3 協栄産業(株)など4社で共同開発

以上

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お問い合わせ先

サントリー食品インターナショナルホームページ http://suntory.jp/sbf/

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