日本の鳥百科

監修:柳澤紀夫、(公財)日本鳥類保護連盟
©illustrated by Masayuki Yabuuchi

コシジロウミツバメ

コシジロウミツバメ

全長 21cm 渡り区分 夏鳥
環境
茶系/白系/黒系 季節 春/夏/秋
鳴き声

©℗上田秀雄

音の再生時のお願い

音の再生は、野鳥が仲間の鳴き声と間違う恐れがあるため、屋外での再生はご遠慮ください。
音声を聞く場合は、ボリュームを抑えるかイヤホンで聞いてください。 音を消したい場合は、もう一度タップクリックしてください。

  • 鳴き声は一例です。鳥によって地方差や個体差があり、また異なるバリエーションで鳴く鳥もいます。
  • スマートフォンの機種によっては、音が聞こえにくい場合があります。

海水面をヒラヒラと 
走るようにして餌探し

全長21cm。体は細めで翼は長い、ウミツバメの仲間。海生の鳥としては小型で、ミズナギドリやアホウドリのグループに入ります。全身がほぼ暗褐色で、上尾筒は白色をし、飛ぶと目立ちます。翼の上面には淡褐色の模様が帯状に現れますが、これはこの仲間特有の模様です。尾は浅い燕尾。


海上でプランクトンを食べ、水面をヒラヒラしながらつまんでいます。北太平洋、北大西洋に広く分布しています。日本では北海道近海の離島で繁殖するものがおり、集団で営巣しています。巣は草の生えている地面に穴を掘り、一卵を産みます。巣への帰島は夜になってからで、夜明け前には島を出ています。繁殖地近くの夜の海上で姿を見られますが、日中沖合で出会うことは稀です。「テッテケテー」とか「トォッ ウッ ククッ クー」と聞こえる声で鳴きます。

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