日本の鳥百科

監修:柳澤紀夫、(公財)日本鳥類保護連盟
©illustrated by Masayuki Yabuuchi

ベニヒワ

ベニヒワ

全長 13.5㎝ 渡り区分 冬鳥
環境 農耕地/草地
茶系/白系/黒系/赤系 季節 秋/冬
鳴き声

©℗上田秀雄

音の再生時のお願い

音の再生は、野鳥が仲間の鳴き声と間違う恐れがあるため、屋外での再生はご遠慮ください。
音声を聞く場合は、ボリュームを抑えるかイヤホンで聞いてください。 音を消したい場合は、もう一度タップクリックしてください。

  • 鳴き声は一例です。鳥によって地方差や個体差があり、また異なるバリエーションで鳴く鳥もいます。
  • スマートフォンの機種によっては、音が聞こえにくい場合があります。

冬に群れでやってくる  
赤い額のヒワ

全長13.5㎝。頭から背、翼の上面はうすい褐色で、濃い褐色の縦斑があります。腹など下面は白色で、縦斑もあります。飛んだ時の翼には白線がでます。額には赤斑があり、オスは胸にも赤色があります。ヒワの仲間の小鳥で、赤色・紅色があることからこの名がつきました。


ユーラシア大陸北部、北米大陸北部に広く分布・繁殖していて、冬には亜寒帯から温帯に渡ります。日本では本州中部以北に冬鳥として渡来します。北海道では平地や海岸の草地、本州では主に山の広葉樹林でも見られます。「ジュン ジュン」あるいは「ジューン」などの声で鳴き、マヒワよりも濁った声です。ハンノキ類やカンバ類などの種子、雪から出ている草本類の種子を食べています。渡来数は年によって変化があります。北欧スカンジナビア地方から極東の中国東北部へ渡るなど、南北の渡りルートのみでなく、東西にも渡っていることが標識調査で記録されています。

当サイトの内容、テキスト、画像、音源等の無断転載・無断使用を禁止します。

フリーワードで探す

  • 「日本の鳥百科」内を検索します。
  • ワードの間にスペースを入れてAND検索ができます。

最近チェックした鳥

気になる鳥を見る

「日本の鳥百科」の写真は、「サントリーの愛鳥活動」「サントリー 天然水の森」の現場で撮影したものを中心に構成しています。
写真提供:(公財)日本鳥類保護連盟、野口好博、小山浩幸、柳澤紀夫、小宮輝之 他

鳥を守ることは、
私たちの未来を守ること。
だから、水と生きるサントリーは
愛鳥活動を続けています。

もっと鳥を探そう!