日本の鳥百科

監修:柳澤紀夫、(公財)日本鳥類保護連盟
©illustrated by Masayuki Yabuuchi

ノゴマ

ノゴマ

全長 15.5㎝ 渡り区分 冬鳥/旅鳥
環境 草地
茶系/白系/黒系/赤系 季節 春/夏/秋/冬
鳴き声

©℗上田秀雄

音の再生時のお願い

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  • 鳴き声は一例です。鳥によって地方差や個体差があり、また異なるバリエーションで鳴く鳥もいます。
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野原にすんでいるコマドリの意 
喉がルビー色の美しい鳥

全長15.5㎝。頭から背、尾、翼の上面は緑がかった褐色で、腹はやや薄くなっています。白い眉斑が目立ちます。オスは喉が赤色、メスは白色ですが、薄く桃色のメスもいます。喉の赤色の周りを灰鼠色で縁取った色のオスもいます。


地鳴きは「ジッ」とか「ジジッ」という声。さえずりは明るく澄んだ声で、早口に「チョロチリ チョロチリ チョロチリー チョロッチリ リリリリ」など。


アジア大陸の北部に分布・繁殖し、冬には東南アジアで越冬しています。日本では北海道に夏鳥として渡来し、山地のハイマツ帯、平地の草地や牧草地、海岸草原、低木林などで繁殖しています。本州以南では主に秋に渡来する旅鳥で、河川敷の草原、丘陵の低木林、草薮などで見られます。昆虫類やその幼虫などの動物食です。近年個体数が減少しています。

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