全長 | 20cm | 渡り区分 | 夏鳥 |
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環境 | 市街・住宅地/森林 | ||
色 | 白系/黒系/灰系 | 季節 | 春/夏/秋/冬 |
鳴き声 |
©℗上田秀雄 |
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全長20cm、翼を開くと28cm。頭から背は黒っぽい灰色で、腹側は白色。尾が長いのでほっそりして見えます。アジアの極東部で繁殖する夏鳥で、日本では本州から九州で繁殖し、冬には東南アジアに渡っています。主に昆虫類を食べています。「ヒリヒリン ヒリヒリン」と繰り返しさえずります。飛行中(渡り途中も)よくこの声を出しています。この声の「ききなし」では、山椒を喰ってぴりりと辛いと伝わっています。翼をはばたいては体に付けて止め、はばたいては止める飛び方をしますから、ヒヨドリ同様に波型を描いて飛びます。広葉樹のよく繁った林を好み、高い木の上の方にウメノキゴケなどを使って巣をつくります。
奄美諸島、沖縄諸島、八重山諸島には亜種リュウキュウサンショウクイが林にすんでいますが、顔や腹などが薄いネズミ色をしていますし、鳴き声も少し濁った感じがしています。この亜種リュウキュウサンショウクイの分布が北上の傾向にあって、熊本や鹿児島では冬にも見られるようになりました。
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