日本の鳥百科

監修:柳澤紀夫、(公財)日本鳥類保護連盟
©illustrated by Masayuki Yabuuchi

コサメビタキ

コサメビタキ

全長 13cm 渡り区分 夏鳥
環境 市街・住宅地/森林
白系/灰系 季節 春/夏/秋
鳴き声

©℗上田秀雄

音の再生時のお願い

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  • 鳴き声は一例です。鳥によって地方差や個体差があり、また異なるバリエーションで鳴く鳥もいます。
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森の中、忙しく動き回る姿は忍者のよう

全長13cm。スズメよりもずっと小さな小鳥です。頭から尾までの体の上面は灰褐色、胸・腹は白色です。体の大きさの割に目が大きめで、可愛らしい顔に見えます。アジア北部の森林と、ヒマラヤ地方に分布しています。日本では夏鳥として北海道から九州の平地から山地の、広葉樹や針広混交林にすんでいます。主に木の横枝の上に椀型の巣をつくりますが、ウメノキゴケなどを貼り付けて見つかりにくい巣にします。細い声で複雑なさえずりをします。この仲間は、枝から飛び上がり空中で飛ぶ虫をくわえて、また元の枝に戻る、という行動をすることから、英語ではflycatcher と呼んでいます。渡りの時期には、市街地の公園などでも見かけます。

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