全長 | 61cm | 渡り区分 | 留鳥/漂鳥 |
---|---|---|---|
環境 | 河川・湖沼/海 | ||
色 | 白系/黒系/赤系/黄系/灰系 | 季節 | 春/夏/秋/冬 |
鳴き声 |
©℗上田秀雄 |
音の再生は、野鳥が仲間の鳴き声と間違う恐れがあるため、屋外での再生はご遠慮ください。
音声を聞く場合は、ボリュームを抑えるかイヤホンで聞いてください。
音を消したい場合は、もう一度タップクリックしてください。
全長61cm、翼を広げると156cmにもなる大形種。背、翼の上面は黒色で、下面は白色。くちばしは橙黄色で大きく、下くちばしの先の方に赤斑があります。巣内の雛は親鳥の赤斑をめざしてくちばしでつつき、餌をねだります。アジア東部のオホーツク海沿岸、カムチャツカ沿岸などに分布・繁殖している、世界的には分布の狭い種です。日本では北海道、東北地方の離島や岩礁などで群れをつくって繁殖していますが、北海道では大きな建物の屋根、河川の中州などに巣をつくっている例があります。最近新潟県での繁殖例が見つかっています。カモメ類は基本魚食です。昼間は漁港や港湾、河口、砂浜海岸などで集まっていることが多く、夜間漁をしている漁船の周りなどに集まって餌をとります。カモメ類の多くは海の鳥と思われていますが、太洋で見られるものはミツユビカモメくらいで、陸地近くに居るものが大部分です。沿岸の鳥と言ってよいでしょう。
当サイトの内容、テキスト、画像、音源等の無断転載・無断使用を禁止します。
「日本の鳥百科」の写真は、「サントリーの愛鳥活動」「サントリー 天然水の森」の現場で撮影したものを中心に構成しています。
写真提供:(公財)日本鳥類保護連盟、野口好博、小山浩幸、柳澤紀夫、小宮輝之 他
鳥を守ることは、
私たちの未来を守ること。
だから、水と生きるサントリーは
愛鳥活動を続けています。
もっと鳥を探そう!