| 全長 | 10cm | 渡り区分 | 留鳥/漂鳥 |
|---|---|---|---|
| 環境 | 森林 | ||
| 色 | 赤系/黄系/緑系 | 季節 | 春/夏/秋/冬 |
| 鳴き声 |
©℗上田秀雄 |
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全長10cm。日本で見られる鳥の中ではいちばん小さく、体重5グラムほど。全体はうすい緑色をしていて、頭のてっぺんが鮮かな黄色で、菊の花びらが貼りついているようなので、この名があります。たえずせかせかと飛びまわり、目が離せません。日本では冬鳥として渡来している他、北海道や本州の高山帯の針葉樹で繁殖します。平地では冬鳥で、林の中でも針葉樹で餌を探しています。巣は、針葉樹の枝先にコケ類、クモの糸などを使ってつくり、空中から出入りします。
ヨーロッパの小国ルクセンブルグの国鳥で、美しく鳴く鳥が少ない北欧やイギリスでは特に愛されています。ひろくヨーロッパで鳥の王といわれているのは、小さくても「黄金の王冠」をかぶり、凛とした姿が連想を呼ぶのでしょう。
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