| 全長 | 22cm | 渡り区分 | 留鳥 |
|---|---|---|---|
| 環境 | 河川・湖沼 | ||
| 色 | 茶系/黒系 | 季節 | 春/夏/秋/冬 |
| 鳴き声 |
©℗上田秀雄 |
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全長22cm。翼開長31cm。体の大きさに較べて翼がかなり短い(シギ類の数字と比較してみてください)ので、渡りはしないというより、できないでしょう。飛ぶ姿も重そうで、直線的に飛行します。体はずんぐりしていて、全身黒褐色、尾は短いです。日本では沖縄など離島を除き、全国で見られています。流れの速い渓流に生息し、滝の裏側など岩の隙間や橋下の隙間、堰の水抜きなどにミズゴケを使用して巣をつくります。「ヴィッ」あるいは「ビィッ」と聞こえる太目の声を出し、腰を上下に振りながら岩の上を移動する姿をよく見ます。カワゲラ、トビケラの仲間など水流の中にすむ、昆虫類や小魚などを餌にしていて、握力は強く、水底を歩いて餌をさがすことができます。そのときには空気の泡が体羽中にあるので、白く見えます。山地に生息しているものは、秋冬には移動するものがいますが、水から離れた場所には出現しません。
/川鴉 なきすぎゆきぬ たぎつ瀬の たちき輝き流る上を 若山牧水/
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