日本の鳥百科

監修:柳澤紀夫、(公財)日本鳥類保護連盟
©illustrated by Masayuki Yabuuchi

カイツブリ

カイツブリ

全長 26cm 渡り区分 留鳥/漂鳥
環境 河川・湖沼
茶系/黒系/赤系 季節 春/夏/秋/冬
鳴き声

©℗上田秀雄

音の再生時のお願い

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  • 鳴き声は一例です。鳥によって地方差や個体差があり、また異なるバリエーションで鳴く鳥もいます。
  • スマートフォンの機種によっては、音が聞こえにくい場合があります。

カモの子?もしくはカモの仲間?
いえいえ、まったく関係ないです

全長26cm。夏羽では首は赤茶色、冬羽では黄茶色です。足には各指にみずかきがあり、潜水は大得意で、足だけで泳ぎます。小魚、ザリガニ、エビ類、大きな水生昆虫などを食べています。日本では全国に分布しています。
水ぬるむ春、池や沼や湖で、そこに浮いていたかと思うとアッという間にもぐってしまい、あちらの方でポッカリ浮かびあがる潜水の名手。カモなどと一緒にいると、カモの子供に見られてしまうことがありますが、親鳥です。水草を積み重ねて水面に浮巣をつくり、夏のはじめ、綿毛のようなかわいいヒナを連れて泳いでいます。
琵琶湖の古名は「鳰(にお)の海」で、鳰―カイツブリは昔から知られていたようです。

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