日本の鳥百科

監修:柳澤紀夫、(公財)日本鳥類保護連盟
©illustrated by Masayuki Yabuuchi

タンチョウ

タンチョウ

全長 140cm(オス) 渡り区分 留鳥
環境 河川・湖沼/農耕地/草地
白系/黒系/赤系 季節 春/夏/秋/冬
鳴き声

©℗上田秀雄

音の再生時のお願い

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  • 鳴き声は一例です。鳥によって地方差や個体差があり、また異なるバリエーションで鳴く鳥もいます。
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日本では最大のツル
頭のてっぺんが赤いので 丹(赤)頂

全長140cm、翼開長250cm(いずれもオス)。オスメス同色ですが、体はオスが大きい。全身ほぼ白色で、首と次列・三列風切羽は黒色。頭頂は赤色。幼鳥は、頭から首、背にかけて薄い褐色で、翼の各羽の先端に黒斑があります。「クルルォー」と大きな声で鳴きます。日本では北海道で繁殖し、幕末から明治初期の混乱時期に絶滅も考えられましたが、再発見後、冬期にトウモロコシを給餌することで絶滅を回避することができました。北海道東部の湿原、原野、牧場、湖沼畔などに生息し、繁殖しています。
現在では1500羽を超すほどまでに増加しています。

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