
2023年11月25日(土)
中学生・高校生対象のサントリー美術館の美術部、略して「サン美美術部」の登録メンバー限定の呈茶席を開催いたしました。普段は非公開のお茶室「玄鳥庵」で、講師から茶道の心や茶室でのふるまいについてお話をお聞きしました。また、実際に薄茶とお菓子を楽しみ、自分でお茶を点てる体験をおこないました。この一瞬一瞬を大切にという心や作法を知り、茶席での特別な時間を過ごすことができました。
講師: 河田宗愛氏(裏千家教授)、当館エデュケーター、協力:目黒東籬庵茶道教室、撮影:渕上勝

2023年11月15日(水)
幕末から明治への転換期、混沌とする社会の中で様々な芸術が花開き、芝居を題材とした美術や音楽が多く生まれました。本イベントでは、展示作品の中から邦楽との共通の題材の作品を選び、ナビゲーターのいとうせいこう氏と本展覧会担当学芸員、演奏家によるトーク、邦楽曲の演奏をお楽しみいただきました。
出演:いとうせいこう氏、新内志賀氏、常磐津兼太夫氏ほか
制作協力:独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場)、撮影:渕上勝

2023年11月11日(土)
六本木の美術館をめぐり多様なアートに出会う中高生対象ツアーの第2回を開催しました。国立新美術館、森美術館、サントリー美術館をスタッフと一緒に徒歩で移動しながら、展覧会や美術館のお話を聞き、「3館の共通点と相違点」や「アートってなんだろう?」を考えました。
講師: 当館エデュケーター 企画協力:国立新美術館、森美術館ラーニング 撮影:田山達之

2023年11月5日(日)
「激動の時代 幕末明治の絵師たち」展に関連し、静岡県立美術館館長の木下直之氏による講演会を行いました。展示作品を切り口にしながらも、展覧会ではご紹介しきれなかった幕末明治期の彫刻や生(いき)人形などについて幅広い視点からお話しいただきました。
講師: 木下直之氏(静岡県立美術館館長)

2023年11月3日(金・祝)
文化の日、11月3日の10時から13時にキッズフレンドリーな時間「ファミリータイム」を開催しました。展示室内では、お子様向けの鑑賞支援ツール「わくわくわーくしーと」を使って、スタッフと対話をしながら鑑賞するイベントを実施しました。また、6階ホールでは、クレヨンやシール、紙版画などで葉っぱのかたちの紙をさまざまに装飾して壁に貼り、「みんなの紅葉」を作りました。
撮影:田山達之

2023年8月15日(火)
夏休み恒例、休館日の特別イベント「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」。今年は事前予約制で、小中学生とその保護者対象に無料でさまざまなプログラムを開催しました。ワークシートを手に「虫めづる日本の人々」展を鑑賞したり、ミニ巻物を作ったり。ツアー形式で美術館内を回る「びじゅつかんのひみツアー」や「おしゃべり鑑賞タイム」、昆虫ハンターの牧田習さんによるトークイベントなどを開催しました。期間限定の特設サイトではオンラインプログラムも配信し、たくさんの子どもたちに美術館体験を楽しんでいただきました。
特設ウェブサイトはこちら(終了しました)
撮影:田山達之

2023年8月10日(木)、11日(金)、12日(土)
東京ミッドタウン館内で様々なワークショップを開催する「MIDTOWN SUMMER WORKSHOP」期間中、サントリー美術館では「虫めづる日本の人々」展にちなみ、造形作家の下中菜穂氏による、江戸時代の切り紙「もんきり」で小さな生き物のかたちを作る親子向けワークショップをおこないました。型紙に合わせて紙を切ると、蝶や蜻蛉などの虫に加えて植物などの形ができあがります。お子さまと保護者で協力し合いながら伝統的なデザインをお楽しみいただきました。
講師: 下中菜穂氏 (造形作家)、撮影:田山達之

2023年8月6日(日)
「虫めづる日本の人々」展にちなみ、法政大学名誉教授の田中優子氏による講演会を行いました。日本の伝統と中国や西欧の影響に言及しながら、虫めづる江戸文化についてお話しいただきました。
講師: 田中優子氏(法政大学名誉教授)

2023年8月4日(金)、5日(土)
中学生・高校生対象のサントリー美術館の美術部、略して「サン美美術部」。夏休みの2日間はサントリー美術館内にサン美美術部の「部室」が出現しました。この2日間は、いつも入館無料の中学生に加えて、高校生も無料で入館が可能。ギャラリーツアーや絵巻物のミニレクチャーも開催し、部室ではひと休みしたり、スタッフや部員同士で交流したり、自由にお過ごしいただきました。
撮影:田山達之

2023年5月27日(土)
淡路人形座(※第19回サントリー地域文化賞受賞)は兵庫県南あわじ市に約500年前から伝わっている淡路人形浄瑠璃を継承しています。今回はアートナイト特別プログラムとして、代表的な演目「戎舞」の上演と、ヴァイオリニスト益子侑氏による楽曲に合わせて人形が華麗に舞う「iZA!」を上演しました。更にアートナイト特別企画として、現地で催されているバックステージツアーや大道具返しの映像上映も行い、淡路人形浄瑠璃の魅力をお楽しみいただきました。
出演:淡路人形座 撮影:渕上勝

2023年5月5日(金・祝)
こどもの日にちなみ、10時から13時をキッズフレンドリーな時間と設定した「ファミリータイム」を当館で初めて開催しました。展示室内では、お子様向けの鑑賞支援ツール「わくわくわーくしーと」を使って、スタッフと対話をしながら鑑賞するイベントを実施しました。また、6階ホールでは、ミニワークショップ「みんなのこいのぼりを作ろう!」を行い、紙で様々なこいのぼりを作って飾りました。子どもから大人までどなたでもお楽しみいただける機会となりました。
撮影:田山達之

2023年4月30日(日)
「吹きガラス 妙なるかたち、技の妙」展にちなみ、ガラス工芸史家の井上曉子氏による講演会を行いました。ガラス工芸の歴史に沿いながら、西洋と東アジアのガラスそれぞれの魅力や明治以降の日本の産業としてのガラスについてお話しいただきました。
講師: 井上曉子氏(ガラス工芸史家)

2023年4月23日(日)
中学生・高校生対象のサントリー美術館の美術部、略して「サン美美術部」の第3回目のイベントを開催。今回は出品作品である当館所蔵「藍色ちろり」の技法研究を行った東京藝術大学ガラス造形研究室から、地村洋平氏、吉田謙也氏をゲストに迎え、「吹きガラス」展を担当した学芸員ともに、研究成果についてお話をしていただきました。その後展覧会を鑑賞して、講師やスタッフとコミュニケーションをとりながら自分のおすすめ作品をシートに記入し、発表しあいました。実際にガラス制作や研究に携わっている方の話を直接聞くことで、作品への関心を深める事が出来ました。
講師: 東京藝術大学ガラス造形研究室(地村洋平氏、吉田謙也氏)、当館学芸員、当館エデュケーター 撮影:田山達之氏
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